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ASAKOのおうち

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2006.04.17
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カテゴリ:英語講師として
明日いよいよ英語教室再開です。

おととしの11月30日に教室を閉めて以来、実に1年半ぶり・・。
手術を受ける前のおととし12月初旬、通ってくれていた子供たちやお母様たちには
「また手術のあと、再開のことについては考えたいと思います、
でも、とりあえずどうなるかわからないので、一旦閉めさせていただきます。」
とお話はしたものの、実はもうきっと二度とやれることはないだろうと、
すべての英語教室グッズを衣装ケース6箱に封印し、一番開けることの少ない、
目に触れることの少ないクローゼットにしまいこんでいました。

手術が成功し、再発転移の心配はほぼなし!と先生から言われ、普通の生活に戻っても
なんとなく不安が残っていて、すぐに再開する気持ちにはなれず、
主人が退職し独立して事務所を立ち上げ、そのお手伝いを微力ながらすることになり、
生活のパターンがガラリとかわってしまって、ますます英語教室のことは考えられなく
なっていました。それをいいわけにしていた部分もあったかもしれません・・。

そんなのらりくらりと過ごしていた去年の秋に、ご近所ママ友でもあり、
元生徒さんのお母さんでもある方から、「もう英語教室をするつもりはない?
もしAsaちゃんの自宅で・・というのが無理なら、私の自宅でやってもらうのでは
どうかしら?前に一緒のクラスでやっていた子達も他には行かずにいるんだけど・・」
とお話がありました。

そのときの私は、教室を突然閉めてしまったことへの罪悪感と、自分への自信喪失
(健康であり続けることへの自信、周囲の人たちに心配をかけないで済む自信、
かつてのようなエネルギーで英語教室にかける自信などなどの喪失感)で、
ただただなんとなく過ごしている毎日でした。

そんな私に、きっとこんな風に声をかけてくれるのにも、彼女もすごく気を使い、
心配し、そして勇気もいったことでしょうに、話してくれました。

そして年明けに英語セミナーに久しぶりに出席したときに、
何人もの英語講師の先輩方に再会し、たくさんの励ましいただきました。
言葉には書ききれないほど、勇気をいただきました。

3月中は娘の卒園やら二人の娘のバレエの発表会でバタバタしており、なかなか
具体的なプランや準備ができずにいました。
入学式が済んでからも早帰りやらお迎えやらで時間が細切れ状態で結局、
英語教室グッズを封印からといたのは、レッスン間近になってからでした。
1年半のあいだ、意識的にあけないようにしていたクローゼットを開け、
衣装ケースを取り出し、封印をといたときは、知らないうちに涙が溢れて、
声出して泣いてしまいました・・。
大人になってから声を出してなくなんてはじめてで、告知を受けたときも、
英語教室を閉めたときも、英語グッズを封印したときも、涙は溢れはしたけれど、
声を出して泣くなんてことはありませんでした。
私はきっとつらいことや悲しいことではあまり泣かないけれど、
嬉しいときには抑えられないんだろうなあ・・。

もう二度とこのふたを開けることはできないだろうと思っていたので、
それが嬉しくて、そして、中身を一つ一つ取り出すたびに、あのころの
英語を教えることへの熱い思いが思い出されて・・。
こんなにも情熱を傾けていたんだなあ・・。
一生懸命というよりは必死だったんだなあ・・。
また戻ってこられたんだなあ・・。
長い長い時間がかかったなあ・・。
ここまでたどり着くのに、本当にいろいろ回り道したんだあ・・。
きっといろいろな方に心配をたくさんかけてしまったんだなあ・・。
いろんな思いが溢れてきました。

そして明日来てくれる子供たちの顔が次々に浮かんで、
胸がいっぱいになってしまいました。
前日の夜はドキドキ、わくわくして、初めての遠足ような気持ちで
なかなか寝付くことができませんでした。





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Last updated  2006.04.19 06:50:21
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Asaちゃん@ お久しぶりです~!! セコセコまちこちゃんさん コメントあり…

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