知的障害児てつくんのははの日記

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• 仲良く寝てます。

  電話日本語の授業を午後８時にしていたひとが午後９時３０分にしてくれと言われた。ちょうど子供たちが寝る時間だったのでどうしようか、と思ったが、そうすることにした。てつくんのめがねを直しに行って遅くなったうえに、ちょっとドラマを見ていると、洗物を終わると９時２０分だった。部屋に行くともうてつ君は寝ていた。そのまま子供たちに「１０分だけ講義するから寝といてね。」と言ってｐｃのある部屋に行く。授業を終わって９時４０分、部屋に戻ってみると３人で一つの布団をかけて仲良く並んで寝ていた。てつくんはまだ私が布団もかけてあげていなかったのに、ちゃんとてつ君に布団をかけてあげ、その布団に二人がてつ君の横に入って寝ていた。かわいくて微笑んでしまった。親がいなければいないなりに仲良くちゃんとすることをできるんだな、とちょっと感心した。

  2006年05月09日

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• 雨の日が嬉しいこの頃です。

  雨の日は心もしんみりして憂鬱なのだが、最近の雨はとても嬉しい。というのはお父さんもお母さんも農作業をお休みされるからである。家の中が休みという雰囲気なのでそれだけで家の中が平和なのである。おおおばあさんはもう水も飲めなくなった。そんな状態でもう２週間過ぎた。一日中寝ておられる。最後を見届けようと２番目の娘さんがずっと泊まっておられたが、待ちきれずに２週間目に一度家に帰ってくると帰られた。お見舞いに来てくれた人たちは、まだ自分で寝返りをうてるぐらいだから、もう少しかかる、という。ずっと寝ておられるので、本当に手はかからないが、やせこけているおおおばあさんを見ると、早くあの世にいけたほうが楽なのでは、と思ってしまう。お父さんが「大変な仕事をしたとき、死ぬほど大変だったって言うだろう。それだけ死ぬことはたいへんなことだから、そういう言葉があるんだろうな。」なんて言っていた。生まれてくるのも大変なことだが、あの世に旅立つのも大変なことなんだなあと、最近感じている。てつくんは最近めがねを壊す癖がついて、２日に一度ずつ眼鏡屋さんに直しに行っている。ただで直してくれるだけに余計申し訳なくて、だんなに「今日はあなたが行ってよ。」なんて二人で交代に行っている。最近忙しくててつ君に手がかけられないことに対する、てつ君の無意識の訴えなんだろうなあ、なんて思いつつ。

  2006年05月06日

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• てつ君に妹がもう一人？

  久しぶりに遊びに来たおにいちゃんの友達が言った。「ところで新しく妹ができたのか？｣みんなその言葉を聴いて笑ってしまった。この子はお父さんの妹さんがおおおばあちゃんのためにずっと泊まってくれているのだが、そのおばさんが連れてきている孫である。とても人懐こくておにいちゃんとも妹ともよく遊ぶ。その姿を見るとてつ君にもう一人妹がいてもいいなあ、なんてちょっと欲が出てきちゃったりする。が、公園に連れて行くとやはりてつ君を見ていないといけないので、この子を見ることができない。やっぱり現実はだめだよなあ、と思った。でも妹がこの子と一緒に寝ている姿を見ると、心の隅に未練が残ったりするよなあ。

  2006年04月29日

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• てつ君と遠足に行って来ました。

  水曜日はてつ君の保育園の遠足だった。てつくんは今、年少組みにいるのだが、このクラスは１８人の園児がいて、その中に障害児が３人いる。一人は難聴で言葉がでていないが理解はよく、先生の話も聞けるのだが、急に走り出したり精神的にも少し障害があるようである。もうひとりも言葉が出ておらず理解はあるが自分の思うとおりにならないとすねたり、行きたいところに走って行ってしまったり、精神障害がありそうだ。担任の先生と補助の先生、そして私ともう一人の障害児のお母さんとでこの１８人を見ることになった。バスで一時間、ソウル大公園に到着、すぐ象の曲芸を見た。てつくんは喜んでいたが、そこまで曲芸には反応できず、流れている音楽に反応していた。でも象にえさのにんじんをあげることができた。お弁当を食べるときは一人でちゃんとお弁当を食べていた。のりまきの中身だけを出して食べていたが、手を出さずに先生とお母さんとでお弁当を食べていると、いつの間にかちゃんとお弁当が空になっていた。上出来！上出来！それからはライオン、トラ、さる、いぬ、やぎ、いろんな動物を見ながら回った。小さな遊戯のある場所で少し遊んで帰ろうとすると、園児が一人いない！残りの園児を座らせて先生一人が探しに行った。５ふんぐらいで探すことができてほっと一息。と気を抜いた瞬間、障害児の子がいない。見渡すと走っていく後姿が見えた。バスに乗ってほっとした。障害児３人を含む１８人の年少組みを見るのはやはりたいへんなことである。去年は１６人で障害児２人、それも一人はダウンでみんなと行動できる子だったので先生２人と私だけでも十分だったが、今回はなかなか大変だった。それでも一日息抜きをして帰ってこれた。たまにはいいよなあ。こういう息抜きも。

  2006年04月28日

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• 親戚と陶磁器祭りに行ってきました。

  毎週泊まりの親戚が入れ替わり立ち代りいて、平日は近くに住んでいるお見舞い客がいて、接待をするものなかなか大変であるが、子供たちは大喜びである。ひさしぶりに遠くのいとこがおばあちゃんと一緒に来て、お兄ちゃんは大喜び。陶磁器祭りがちょうど始まったので少しだけそれに行ってきた。うちの子供たち３人、お父さんの妹さんふたり、そしてそれぞれが孫を一人ずつ連れてきて私も入れて８人、になるとちょっとした団体になった。それでも小さな遊戯があるところで遊んでいるときはよかったが、陶磁器祭りの会場に行くとさすがに人が多くて７人をまとめて歩くのはなかなか大変だった。はぐれたら探すのも一苦労するので一人一人から目が離せなかった。遊戯で遊んで、簡単に見学して家に帰ってきたが、短い時間だったがいい時間が持てた。おおおばちゃんはもう水しか飲めないが、人は水だけでもかなり生命を維持できる。きっと天から定められた日までにまだまだたくさんの人が来てくれる事だろう。接待は大変だが、人に会えるのは嬉しいことである。

  2006年04月23日

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• 近況

  久しぶりに楽天を開いた。最近、中間試験が近くて、午前中にだんながｐｃに向かって試験の資料を作っている。私の唯一の楽天の時間は午前中なのに、pcに向かえなくて最近は欲求不満～！である。おおおばあちゃんはおかゆをどろどろにしたものも、もう食べられなくなった。もう長くはないだろう。一日中寝ておられる。だから手がかかることは一切ないのだが、何もして上げられないのが、逆に胸が痛い。久しぶりに訪ねてくるお客さんもいて、おおおばあちゃんはお客さんを見るとほのかに微笑を浮かべる。そして手をしっかり握り締めてはまた眠りに入られる。この１ヶ月でいろんなお客さんが訪ねてきてくれた。おおおばあちゃんの手をとって涙を浮かべる人、昔話をはじめる人、さまざまだが、ありがたいことである。(とはわかっているが、接待をするほうはたいへんであ～る。お客さんの接待が最後のおおおばあちゃん孝行なのかもしれない。)週末は泊まりのお客がよくくるので、てつくんは週末はほったらかし。おかげで日曜日はめがねをふたつとも足を折ってくれた。こんなの直してくれるかな、と思いつつ眼鏡屋さんに持っていくと、快く直してくれてほっと一息。治療でいつも会うお母さんの中で苦手なお母さんがいる。悪い人ではないのだが、人の話を聞くより自己主張のほうが多いお母さんである。なぜか週３回のうち２回もこのお母さんと同じ時間帯である。この前そのお母さんに説教をされた。私はいつもすっぴんなのだが、「女性はちゃんと化粧をして身だしなみをきちんとしておかないとだんなに申し訳ないじゃないか」と散々言われる。もっともの発言であるゆえに何も言えなかった。ここで以前の私なら心がひねくれていただろうが、その発言を聞きながら、今の私は（今日はこのことを楽天に書かなくちゃ）なんて思いつつ心の中で笑っていた。そしてこの発言を天の声だと思い、次の日からはちゃんと化粧をすることにした。（まあ、意地でもありますね）以上、近況でした。まただんなが代われと後ろでわめいています！！

  2006年04月19日

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• てつくんの保育園で遠足の予行演習がありました。

  市内から車で5分のところに山全体が公園になっていて、貯水池もある市民のための公園があるのだが、てつくんたちは4月末の遠足の練習として2時間そこに行って遊んできた。てつくんのクラスは年少組みで今年はてつくんを合わせて障害児が3人。一人は言葉が出ていないだけで、人との相互関係はよくできていて、そんなに手がかからないのだが、もう一人はお母さんの出産のため、今週から登園、すぐ走り出していくので先生も手を焼いている。てつくんは足が不自由なのでどうしても手をつないであげる人が必要なので、先生から、手伝ってほしい、と要請があった。久しぶりの散歩だーと思い、うきうき。お菓子とジュースをてつくんに持たせないといけなかったのだが、私が後から行くから持っていこう、とかばんに入れなかった。が、その日は市場の日だった。9時代にある電話での授業を済ませて、市場にお母さんを送っていき、その足で公園に行けばばっちり、と思っていた。それが先生が朝、電話してくれたのだが、なかなか電話がつながらず、私が忙しいと判断し、臨時の先生に2時間だけお願いしたらしく、今日は来なくても大丈夫です、と連絡が入った。あー、行きたかったんだけどなあ。新しいクラスでのてつくんの様子やお友達も見たかったなあ。去年は遠足に2回ついていって、クラスのお友達とは顔見知りになった。それもてつくんにはよかったような気がした。それにしても今年はどうしてこんなに忙しいんだろう！！楽天を開く時間が無くて、欲求不満になりそうだ！

  2006年04月13日

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• てつくんの先生との面談

  とても楽しみにしていたてつくんの先生との面談。実は朝まで覚えていたのに、昼食の時、会社から仕事の電話がかかってきて、すっかり面談のことが頭からすっとんでしまった。思い出したのはだんなの電話をとってから。急に仕事が入ってだんなにお迎えをお願いしたのだが、「おい、今日は面談だって先生が言ってるぞ。」と保育園からだんなが電話してくれた。慌ててだんなに帰ってきてもらい、その足で保育園に。１時半から２時半まであった面談の時間が３０分になってしまった。情けない。先生は特殊の先生ではないが、とても熱心な先生で、逆に私にいろいろ聞きたくて、質問を沢山準備しておられた。そして結論的には保育園でも自立に向けて横で助けながらしつけていくので、家でも身辺の自立をがんばって躾けて言ってほしい、ということだった。前の特殊の先生が保育園を辞められて、ちょっと私も気を抜いていたのは確かである。あまりの熱心さにこちらもがんばっていかなければ、と思わされる面談であった。それにしてもこの物忘れのひどさ、なんとかならないかしら！？？？

  2006年04月10日

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• インターネットができなくて、久しぶりの近況報告の日記。

  書きたいことが、たくさんあるのに、時間の余裕が無い上にケーブルの工事の人が線を間違えて工事したらしく、水曜日の夜からインターネットの接続ができなくなった。結局インターネットができるようになったのは土曜日の朝。日本語を教えた生徒にメールを打たなければならず、昼間はそれに追われた。土曜日なので子供たちもみんないて、なかなか思うようにできず、楽天は開くこともできなかった。真夜中に習慣で目が覚める。目が覚めたのだから、ちょっと楽天に、と開くとテナント中。あー、まただー。せっかく起きたから、ワードで日記を書いている。明日の朝一番で、日記に上げよう。父母の会は隣の市が福祉が進んでいる市で、そこの特殊学校に通っている子たちもいて、その特殊学級の中に父母の会があって、うちの市の支部もあることがわかった。正式に登録されているということで、その父母の会に今のセンターの父母、そして障害児を預かってくれる施設の父母、が登録して、この会を大きく盛り上げていこう、ということになった。会があるだけで、今までは何の活動もしておらず、一度集まっただけだったと言う。近くの大きな市に治療に通っているお母さんが、そこの父母の会の活動なども教えてくれた。そこではかなり活動して、道に働きかけて、特殊学校を小学校、中学校、高校、そして社会に出るときの職業訓練所、そして就職できる作業所まで作ったそうだ。水曜日に集まったセンターの父母たちはみんな父母の会を希望していた人たちで、１２人が集まったのだが、今まで考えていたことがたくさんあったようで、活発に意見をかわした。来週の火曜日もう一度集まり、いろんな機関の障害児の父母に呼びかけるように作業をする話し合いをし、正式に５月の初めに父母を集めて会を持ち、活動を開始しようということになった。うちの市は人口２０万弱。大きな市から比べたら市の予算も少ないため、大きなことはできなくても、まず福祉会館から申請していこう、という意見が多かった。いろんなお母さんたちとも近くなることができて嬉しかった。とても希望を感じ、私も一緒に活動して行こう、と思った。おおおばあちゃんの様子は一進一退。体がもう行かれる準備をしているようである。日本語は３月は生徒が２人から月末に４人に増え、まだ授業数が少なく、８千円の講師料。少な～かったが、今は生徒が６人。４月はちょっと増えるかな。でもいい経験になっていて、日本語を教えるのに少しずつ自身がついてきた。手術があるため、本格的にはできないが、手術が終わったら本格的に日本語を教えていきたい。てつくんのことも面談のこと、先生のこと、治療でのこと、かきたいことがたくさんあったが、月曜日にゆっくり書こう。

  2006年04月08日

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• ついに待っていた父母の会が発足することになりました！

  治療センターでの父母教育の時、何人かのお母さんたちと‘父母の会が必要だだ’と言う話をしたが、先頭に立つ人がいなくてそのままだった。昨日、センターの掲示板を見てびっくり。明日、父母の会発足のためにまず志しある人で集まりましょう、とあった。－ああ、また大おばあちゃんのお見舞いにお客さんが来ました。続きはあとで。

  2006年04月05日

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• 失敗しちゃいました。

  日曜日の早朝、今日は新聞配達の無い日なのだが、早く寝ただんなが夜中に目が覚めたようで、テレビをつけたため、その音で目が覚めてしまった。目が覚めたんだからと、楽天を開いてちょっと日記を書いていろんな人の日記を回っていると、時間切れ、テナントの時間になってページが開かなくなり、また布団の中に。次に起きたのはだんなの「今日はお父さんが観光に行く日なのに、早く起きないと｣と言う一言で。時計を見るともう７時半。やばい！！お母さんが準備してくれてもうすでに食べられるようになっていた。おおおばあちゃんのむすめさん２人も来ておられるのに、大失敗。｢目覚ましが鳴らなくて｣なんて言い訳をしながら食卓に着いた。最近は朝食をお母さんが準備してくださり、新聞配達が終わった後は一眠りさせてもらっているのだが、そのためか気持ちがゆるんでいたのだろう。でもみなさん、大きな心で許してくださるから余計に申し訳なかったりした。おおおばあちゃん、やはり一進一退である。食べられないのでなかなか以前のようには回復は難しそうである。でも意識はしっかりされたり、ぼやけたりで、誰もこれからを予想できない状態である。村の日帰り旅行にお母さんが行かれなかったため、村の人におおおばあちゃんが大変であることが公になった。これから人の出入りがもっと多くなってくるだろう。気をひきしめなくちゃ、と書いているうちに村の人たちがお見舞いに来た。さあ、何を出そうか。

  2006年04月03日

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• 先生との面談

  月曜日は妹の保育園の先生と、そして金曜日はてつくんの保育園の先生との面談が合った。妹の保育園の先生は面接の資料にするから、とアンケートをくださっていたのだが、保育園に向かう道でそのことを思い出したが後の祭り、アンケートもなしで面談に向かう。先生は妹を見ながら、自分が悪いところを指摘されると表情が変わり、すねることがある、ことを指摘してくださった。この先生は結構経験もある先生で、一年の始めに子供たちを見ながら、この一年でこの子のここを直してあげよう、ということが先に目に付くのだそうだ。そしてそれに対しはじめから目をつぶらないで真剣につきあっていくので、学期のはじめはぶつかることも多いが、今まで一年終わるときには子供も親もみんな感謝してくれるので、今までその方針でやってきたそうだ。それから今までの自分の経験などを聞かせてくれた。とても熱心な先生であることを感じる。今の保育園がとても小さな保育園で、年長さんと年中さんが一クラスになっていて、年長さんは女の子２人、男の子２人しかいない。来年通う小学校はマンモス学校で一クラス４５人のクラスが８組ぐらいある学校。こんな小さな保育園で家庭的に暮らして急に大集団の中に入れるかな、とちょっと心配したが、先生が妹は性格的に無難な性格なので、要領よくやっていけるだろう、と言ってくださった。妹はこの保育園で３年目、先生がころころ代わったが、面談をしてくださった先生はこの先生が始めてで、年長さんでいい先生に受け持ってもらったことを感じ心強かった。さて、てつくんの面談はどうだったのか、長くなるから明日書こうっと。

  2006年04月01日

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• 大おばあちゃんが少し回復の兆しが見えてきました。

  おおおばあちゃんはやはり強かった。こんなに食べられなくてやせてしまったら、もう難しいのでは、と言う日が数日続いたのだが、水をほしがるようになり、そして次の日からはどろどろのおかゆも食べられるようになった。食べられるようになるとやはり意識もはっきりしてきて、自分でおしっこをできたり、廊下まで這って出てみたり、少しずつ回復してきた。さすがはおおおばあちゃん、回復が早い。しかし本当に子供のようで、｢もう食べない、食べない｣とだだをこねる。でもお母さんが｢食べないとあの世に行っちゃうよ｣とだだっこをなだめるようにしながら食べさすと、それでも食べられる。人は年を取ると子供のようになる、と言うが、本当にそうである。今回、おおおばあちゃんが危なくなり、もしかして、と言うことを考えると、いろんなことを思った。確かにいけずなおおおばあちゃん、でも、今、あの世に行ってしまうと、結局、自分自身がおおおばあちゃんに対して易しくしてあげていないという負い目ばかりが残るなあ、と思った。やることはやっているが、心の中ではやはりいけず直ばあちゃんを許せないで居る自分がいる。でも今回、生きておられる間に自分の心の中にあるものを清算しておかないと後悔するなあ、と感じた。おおおばあちゃん、以前のように自分で食べたいものを食べ、自分の行きたい部屋に行けるぐらいに回復してほしいなあ。

  2006年04月01日

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• てつくんがちゃんと写真に写っています。

  保育園のホームページができた。そして先生がたくさん写真を載せてくださっていた。今まではてつくんが先生に捕まえられて、無理やり撮った写真ばかりだったが、今日の写真は同じクラスのみんなとちゃんと写真が撮れていてびっくりした。それにしてもやはり年少組みさんは幼いなあ。一年で成長して来年は年長組みに行けたらなあ。

  2006年03月29日

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• お兄ちゃんのゲーム機が返ってきました。

  お兄ちゃんのゲーム機が帰ってきた。友達の家の改装が終わってすぐに探して持ってきてくれたようである。お兄ちゃんは学校から帰ってくるなり、おじいちゃんに「ほら、ちゃんと返ってきたでしょう！」と自慢げに言っていた。友達がちゃんと持ってきてくれたことがとても嬉しかったようだ。おじいちゃんが、もう帰ってこないぞ、とさんざん言っていたので、かなり気になっていたようだ。私も嬉しかった。さっそく最初に貸した友達のお父さんに電話をしようとすると、お兄ちゃんが自分がすると言う。電話を聞いていると、友達に「お父さんに心配してくれてありがとう、無事返って来たと伝えておいてほしい。」と言っていた。一件落着。私も、そして家族みんなが嬉しい出来事だった。そして何よりてつくんが一番喜んで、ゲーム、ゲームと早速要求していた。ご飯を食べてゲームを渡すと大喜びだった。これからはゲーム機の貸し借りをしないように、お兄ちゃんと約束をした。それにしてもお兄ちゃん、いい経験をしたなあ。

  2006年03月28日

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• てつくん、めがねの留めを噛み千切らないで！！

  おおおばあちゃんがかなり弱ってきた。もう長くはなさそうである。それで週末にはおおおばあちゃんの娘さん２人とお父さんの弟のお嫁さんが来られた。誕生日のように盛大に料理を作ることはないけれども、やはりおばちゃんたちが来るとなると、少し料理を作らないといけない。ゆえに週末もばたばたした。おおおばあちゃんが食べられず、そしてついにおしめのお世話になることになり、だんだんそちらに家族中が神経を使うようになり、さらにお客さんたちもこれから多くなってくる中、冬場にてつくんに沢山手を掛けてあげられていたのが、急に手を掛けられなくなってか、てつくん、めがねの留めのゴムを噛み千切る悪い癖がでてきた。数日でストックしてあったゴムを全部噛み千切ってしまった。ああ、これ、一対が１００円するのに、こんなに噛み千切ってもらっては困ると、ここは最後の手段と手のひらを棒でぱちんとたたいて言い聞かせる。だが、てつくんもお母さんにかまってもらえないストレスから噛んじゃうのに、ストレスの解消もせずにたたいても効果がないかもしれないなあ、と後で公開。やはりその後も噛んでしまった。おおおばあちゃんに手がかかり、お客さんが来て忙しかったとしても、ちょこちょこかまうようにしないとなあ。妹もストレスなのか、お菓子に異常に執着している。棚の上に除けてあったお菓子をこっそり取って隠れて食べていたのを私に見つかってしまう。私はおにいちゃんが来て食べよう、と言ったのに一人で食べている妹を見て激怒！したが、落ち着いて、妹に何がどう悪かったのか納得させて手のひらをたたく。まあ、家族中が過敏になっているのは確かである。こういうときだからこそ心に余裕を持たないとなあ。

  2006年03月27日

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• 帰ってくるかな？ゲーム機

  お兄ちゃんがよくゲーム機をある友達に貸していた。そして２，３日すると帰ってきていた。よく家に出入りする子でその子に貸すときは大目に見ていた。てつくんがこのゲーム機がお気に入りで、友達に貸すと、てつくんにはそれが理解できないので、一日中「ゲーム機しよう｣と言うので貸さないように、と言っていたのだが、また貸してしまったらしい。が、いつもは帰ってきていたゲーム機が数日経っても帰ってこない。だんだんおじいちゃんが腹が立ってきて、その子の家に取りに行く、と言い出した。子供たちのことなので子供たちに解決させよう、と思っていたのだが、その子が遊びに来たときに聞くと、その子が他の友達に貸してしまった様で、自分がその子に連絡して受け取ってくる、と言う。私は明日には帰ってくるだろうと思っていたが、次の日も帰ってこなかった。それでその子の家に電話すると、友達の家が修理中で、家の荷物をみんな箱に詰めてしまっていて、ゲーム機がどこにあるのか、修理が終わって荷物を解いてみないと分からないのだと言う。そしてその子のお父さんが電話を代わられた。お父さんが、ゲーム機を返してもらう役をなぜうちの子に頼むのか、と聞いてきたので、息子さんが股貸しをした、と言うことを伝え、うちの子もゲーム機を学校に持って行ったこと、貸すなというのに貸したことを家で叱ったことを伝えた。そして股貸しをするのはいいことではないので、息子さんにもその旨を家で伝えてほしいと言うと、その子のお父さんは納得して、自分がもう一度その友達の家に電話をかけておくと言われた。この子のお父さんは、近くのアパートの中にある教会の牧師さんである。事情が分かっていただけたので、ちょっと待って見ないと分からないが、おじいちゃんは｢もう帰ってこないだろう｣と確信をしている。警戒心の強い昔の方なのでしかたのないことだが。まあ、子供たちにとっていい勉強になったのかもしれない。さて、日本のおじいちゃんのプレゼントであるこのゲーム機は帰ってくるだろうか！！？？

  2006年03月24日

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• 遊び治療の先生のコメント

  遊び治療の先生が代わって３ヶ月目。人見知りをするてつくんはいつもながら最初は先生とぎこちなかったが、ようやく慣れてきたようだ。先生の中にもいろんなタイプがあって、前の先生は先生のペースに巻き込んでどんどん新しい遊びをさせていくタイプだったが、今の先生は全く逆のタイプである。てつくんの好きなようにさせてじっくりてつくんの行動を観察しながらてつくんをしっかり理解していくタイプである。前の先生と余りにも違いすぎてそのギャップに私も最初はとまどった。しかし３ヶ月たった今、先生はしっかりてつくんの心をつかみ、てつくん自らが先生の前でいろんな遊びができるようになってきた。そして先生が３ヶ月の間観察してきたコメントを言ってくださった。　－てつくんは記憶力がとてもよく、言葉の理解も随分進んでいてほとんど聞き取って理解しているようである。ただ、心を開くのがかなり時間がかかるようで、それが人との相互関係ができない原因のひとつでもあるだろう。そして視力が弱いこと、体の動きに不便さがあること、が心を開きにくい原因でもあるだろう。警戒心があるゆえに受け入れられないことに接すると自分の世界の中で自分を守ってしまうのだろう。だから自分の世界に入ってしまう時、接してあげてその中から現実に引き戻してあげたり、いろんな環境に接しながら、いろんなことに慣れることが必要だと思う。－おおまかにこんなことをおっしゃられた。いろんな先生を通して、てつくんを理解できるのはありがたいことである。これからも手術まで、この先生と遊び治療の中でてつくんがたくさん成長するといいなあ。

  2006年03月22日

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• お灸の先生のところに行って来ました。

  日曜日、お灸の先生のところに行ってきた。その先生はどんな不治の病でもお灸によって治してしまう先生のようで、だんなのお兄さんが知り合いに紹介してもらったようで、手術の前に是非一度行ってみる様に、とずっと言われていた。お灸で自閉症が治るとは思えなかったが、治るかもしれないから行ってみろと言われて行かないわけにもいかず、もし行ってお灸をしてみようと言われたらどうしよう、と思いながら行って来た。先生は「脳性麻痺の子供は、自分が治りたい、そしてそのためにお灸を耐えてしないといけない、と言う意思があれば、治る」と言われた。しかし、自閉症の子は２人ほどやってみたが効果がなかったと言われた。お灸は自分が治りたいという意思がないと、その熱さに耐えられないし、また、そうして治りたいという意思がないと効かないのだそうだ。ということで、てつくんには評価が無いという決断になった。私はちょっとほっとした。なぜならこの先生のするお灸はすさまじいからである。２センチぐらいの大きいお灸を同じところに１日２０個、そして１００～２００個ぐらいしないといけないのである。そしてそこから膿がたくさんでてくるのだが、それが沢山出てきて悪いものが一緒に出て行くのだそうだ。だからお灸をするときは相当熱くて痛いようだ。そしてその後膿が出る期間もその部分がかなり痛いらしい。こんなものをてつくんがどうやって受けられるだろうか、と、とても心配していたのである。その先生は、本人が体が少しでも動きやすくなるほうが楽になるだろうから、手術を受ければいい、とまでおっしゃってくださった。これですっきりした。もし手術を受けないで他の方法があるのなら、とやはり心では思ってしまうものである。お兄さんがまた、結構強い方で、絶対治るというような言い方をしておられたので、余計心が揺れていた。家族みんな、手術をすることにやっと決意が固まった。やれやれである。おおおばあちゃんが、お母さんが帰ってこられて緊張の糸が切れたのだが、あまりにも切れすぎた。何も食べられなくなった。そして金曜日には大便を失敗してしまい、小も２，３回失敗してしまった。土曜日には点滴を受けに行ったのだが、一向に回復しない。それでもお母さんが無理やりご飯を食べさせておられるので、まだなんとかもっている。本当に精神的にぷっつりと切れてしまったような状態である。このままだとそんなに長くないかもしれない。でも気の強いおおおばあちゃんのことだから、回復してくださるだろうと信じているのだが。お母さんが帰ってこられるとやはり、掃除を後回しにしてちょっと日記を書いてから、というのはできなくなってしまった。何か言われるわけではないのだが、自分の心がそうなのだから不思議なものである。

  2006年03月21日

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• 緊張の糸が切れてしまった大おばあちゃん

  昨日の夕食の時、大おばあちゃんが一口食べてそれから夕食を食べない。「おばあちゃん、ご飯食べないと｣と言うと｢食べた｣と言う。結局お母さんが食べさせてあげた。そして今朝も朝食の時2，3口しか食べられない。食欲がないというよりなんかボーっとしている感じである。結局今朝もおかあさんが食べさせてあげた。大おばあちゃん、お母さんが帰ってきてから様子がおかしい。小さな子供になったようである。家族がみんなで｢これはおおおばあちゃんもお母さんの居ない間気を張っていたんだねえ。緊張の糸が切れてしまったみたいだねえ。｣と言い合った。お母さんがいらっしゃられない間はこんな姿は一度も無かった。おおおばあちゃんとしてはきっとおばあちゃんなりにお母さんの居ない間、しっかりしなきゃと気を張っておられたようだ。まあ、きっと数日で元に戻られるだろうから、数日間はお母さんにあまえられてもいいかな。それにしても若い頃はかなり嫁いびりをしたおおおばあちゃんなのに、今ではお母さんが居ないとだめなのだから、人間、不思議なものである。

  2006年03月17日

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• お母さんが帰ってこられました。

  お母さんと、迎えにいった私たち夫婦は夜中の１１時半に家に着いた。その時てつくんがもこっと起き上がったのだが、てつくん、おばあさんがわからないようで、人見知りして、おばあさんのところに連れて行くと、おじいさんのほうに逃げていっておじいさんに抱っこしていた。まあ、これも成長なのかな。おおおばあちゃんはお母さんを見るなり、うおんうおん泣き出した。「もう死んでしまったのかと思った。」と。年をとると人恋しくなるんだなあと、見ているほうもちょっとうるっときたりした。お兄ちゃんと妹は朝起きておばあちゃんと対面、妹はすごく会いたかった、と言いながらすりよっていた。アメリカのお菓子や髪飾り、サッカーボールとバスケットボールと言う不思議なお土産に二人とも大満足をしていた。家族が減る時は寂しいが、こうして戻ってこられるとやはり賑やかで嬉しいものである。アメリカの妹が妊娠をしている。１０月の出産の時にはまたアメリカにいかれる忙しいお母さんである。

  2006年03月16日

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• 立って名前が言えた？

  ３月新学期にはいって、てつくんは留年のようにまた年少組みでがんばっている。まあ、園の都合で仕方の無いことなのだが。特殊の先生がてつくんの組の担任になり、てつくんを合わせて３人の障害児には一人の補助の先生がついてくれている。今日お迎えに行ったとき、補助の先生がほめてくださった。「出席をとるとき、先生に名前を呼ばれた子は‘はい、先生。ハンソル組みのだれだれです。」と立って答えるらしい。それがてつくんが数日前から立って名前を言うようになったという。そして今日はこの長い一言をきちんと先生の助けなしに言えたという。見ていない私は信じられず、本当かなあ、なんて思ったが、先生の目を見ると本当らしい。年少組みの留年ももしかしたらよかったのかもしれない。このまま３年遅らせてこの子達と小学校に普通に行けるかなあ、なんてすぐ思ってしまうのが親の欲である。まあ、先のことはまた後で考えるとして、とにかく嬉しい先生の褒め言葉だった。今日の夜８時にお母さんが帰ってこられる。６時にはだんなと空港に向かって出発しないといけないのに、こんなことをしている私である。最後の羽伸ばし！この冬はお母さん不在のために本当に羽を伸ばさせてもらったなあ。と言うか手抜きをしたなあ！明日からは気を張らないと！それにしてもお母さんの帰ってくる前のお掃除、これも手抜きになってこの日を迎えてしまった！まあ、いいか。

  2006年03月15日

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• 妹とお菓子作り

  朝食を食べるとき、いつも朝の１５分間の子供番組に当たる。そしてその子供番組で子供たちが簡単な料理を作るコーナーがある。妹がいつもそれを見ながら「今度うちでも作ろうね。」といつも言うが、寒い間は暖房の無い台所は寒くて一緒に作れなかった。まだ１箱あまっているさつまいも。毎日少しずつ食べているが、土曜日の子供番組でさつまいもをふかして皮を麦、つぶしてそれを丸めて小麦粉、卵、パン粉をつけて揚げていた。暖かくなったし、休みだから妹と挑戦することに。さつまいもをつぶして小麦粉と砂糖を少し混ぜて小麦粉の中に落としてあげると、妹が小麦粉をつけてきれいに真ん丸くしてくれた。私がそれを卵とパン粉をつけて揚げる。結構たくさんあったのに、妹は根気よく最後まで手伝ってくれた。さて、お味のほうは？実は私としてはそんなに美味でもなかった。さつまいもはやはりてんぷらのほうがおいしいなあ、なんて思いつつ食べていたが、子供たちは大喜び。全て平らげてくれた。そして日曜日。さつまいものつぶしたのがあまっていたので、ホットケーキの粉と混ぜてさつまいもホットケーキに。お味は？これもいまいちだった。しかし子供たちは友達も含めて大喜びで食べてくれたから嬉しいものである。夕食の準備をしていると遅れてきた友達が「おばちゃん、もうホットケーキは作らないの？」と言う。材料が余っていたので、焼いてあげると「僕のお母さんの作ったホットケーキよりおいしい」なんていいながら食べてくれた。はっきり言って、普通のホットケーキより味は劣った。しかしお母さんが作ったというのが微妙な調味料なのかもしれない。dongiri-corocoroさんのように器用だったら、いつも作ってあげるんだけどなあ。

  2006年03月12日

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• 音楽治療で

  音楽先生のある日。今日の音楽の先生のコメントは「歌もまねして覚えて歌えるし、太鼓もリズムに合わせて上手にたたけるようになってきたのですが、歌に合わせて動作をするのは難しいようです。」だった。あたま、かた、ひざ、ぽんの歌の韓国版を歌いながら、手をあたま、かた、ひざに当てていく遊びをしたのだが、まねをしないそうだ。３月の保育園からの課題で、ジャンケンポンを教えてみるのがあった。その時も開くと紙、握ると石、指をふたつだすとはさみと教えて、これなあに、と言うとちゃんといえるのだが、手を握って石にして、と言ってもできない。というかやらない。まねができないわけではないのだろうが、まねしようとしない。言葉のまねはとても上手で、意味が理解できているかは別として英語でも日本語でも韓国語でも聞いたとおり覚えてまねするのだが、動作はまねできない。しない。先週は二つの太鼓を右手、左手、交互にたたくのは難しいようだ、と言われた。そこでばろんさんの日記を思い出した。この子達はふたつの違うことを同時にするのが難しいこと。そしててつくんは手はそこまで不自由ではないのだが、やはり麻痺があるのは確かである。そして自分の自信ないこと、苦手なことはやらないてつくん、さてどうやってジェスチャーを教えたらいいのかなあ？？？

  2006年03月11日

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• 暖かくなってきました。

  やっと暖かくなってきた。そこで朝てつくんの保育園のバスが来るところまで運動のために歩いていくのを再開した。（寒い間は車で行って待ってました）昼間も治療の無い日は保育園から帰ってきて散歩をするようにしているのだが、暖かくなったこともあるのか、歩く機会が多くなったからか、冬よりかかとをつけて歩けるようになった。（とはいっても背中を支えてあげないといけませんが）保育園で‘大きな栗の木下で’の韓国語の歌を習ったようで、よく歌うのだが、その音に合わせて‘かかとをつけて～かかとをつけて’と歌いながら歩いていく。靭帯がひきつってどうしても歩き方がまえのめりになるので、かばんをわざと押さえて腰から上の上体がまっすぐになるようにして、ゆっくり歩いていく。かかとが着いてるジャン、これなら努力すればいけるかも、なんて思っちゃうのが親心である。手術が決まっていながらも、その時の大変さを考えるとそう思ってしまう。背中を支えなければかかとをつけられないこと自体が、手術が必要な理由なんだろうけど。ただ、花冷えで日曜日にはまたマイナス６度まで冷え込むとか。暖かくなってから寒くなると、寒さを余計に感じるような気がする。早くもう少し暖かくなってほしいなあ。

  2006年03月10日

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• 美術治療の写真です。今日はすごいぞ！

  今、美術治療から帰ってきました。今日も絵の具でさんざん遊んだようです！

  2006年03月09日

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• おこづかい

  お兄ちゃんはもう３年生。そしてお兄ちゃんの学校に通う子供たちはアパートの子供たちが多く、両親が夫婦で共働きである子供が多い。それゆえに子供たちに結構お金を持たせている両親が多い。お兄ちゃんに今までは月曜日から金曜日まで毎日３０円ずつおこづかいをあげていたが、子供の経済のしつけの番組を何気なく見ていたら、毎日少しずつおこづかいをあげるのは、買い食いの癖をつけてしまうようなものだと言っていた。そして週にいくら、と決め、渡す時に無条件、一定額を貯金もさせ、買うものの目標を決めさせて、貯金が目標に到達したら、それを買わせてあげるようにして、お小遣いを通して貯金の経験もさせていくこと、と言っていた。なるほどと思い先週から実行。２００円のうち、その場で５０円は貯金をすることに。すると先週はあまったと３０円も貯金。そして今週の５０円とあわせて早くも１３０円たまった。お兄ちゃんの買いたいものは３８０円のものらしい。しかし、今日、事件発生。お兄ちゃんがテコンドーに持っていくお金２００円を落としてしまったらしい。罰悪そうにしているお兄ちゃんに「自分のお金があるんだから、それを持っていくしかないね。７０円はお母さんが特別出してあげるわ。」と言うとお兄ちゃんもしぶしぶうなずく。せっかく１３０円たまっていたのに、また０円である。まあ、いい経験かなと思いそうした。お金を落としても怒られてそれで終わりよりいい経験をしたのかもしれない。結構、韓国の男性は経済観念の弱い人が多い。情に任せて我知らず使ってしまう人が多い。小さいうちからお金が大切なものであることを教えてあげたい。かといってあまりにもがめつくなってもいけないし、何にしても子供の教育は難しいものだなあ。

  2006年03月09日

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• あねごってドラマ知ってますか？

  電話日本語講師を初めて今現在生徒は２人。会社はすごく先生が足りないんだ～！と言っていたわりには仕事が入ってこない。はったりだったのかしら？まあ、私としては初めに２人ぐらいからゆっくり丁寧に教えられるのもまあ、いいかなあ、なんて思いつつやっている。その生徒の一人が２５歳の独身女性。声がとてもかわいい人である。その人が日本のあねごと言うドラマをダウンして見ているのだが、とてもおもしろいと言っていた。ｐｃであねごの公式ページを見てみたのだが、なんかかなり複雑そうなドラマのような。見たことある人いますか？いたら感想を一言お願いします！日本語を教えるにはやはり日本のドラマで何がはやっているのかぐらい、知ってないとだめかな！？そういう情報にうといてつの母である。日記の中からそういう日記を書いているｈｐを探してみるのが、情報収集の早道かな！？

  2006年03月07日

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• 太鼓の上手なてつくん

  音楽治療に通ってもう1年6ヶ月たつ。最初は部屋の中にいることもできず、当然授業にもならなかったが、最近は先生の指示にもかなり従えるようになり、ちゃんと学習もできているようだ。音楽治療の先生が最近はほとんど授業の態度をほめてくれていたが、授業の様子を見れるわけではないので、その言葉がピンと来ていなかった。てつくんにあさられるのでお兄ちゃんの学用品は今まで私が管理していたのだが、もう3年生。自分で管理できるような空間を作ってあげたい、というとおじいちゃんが本棚のとってに硬いゴムをつけてくれ、てつくんには空けられないようにしてくれた。ただ妹は開ける事ができ、妹がこれは、とばかりにお兄ちゃんの太鼓を出してきてどんどんしていた。それを見て、てつくん、音楽治療で太鼓も上手にたたいていると先生が行っていたので、たたかしてみることに。するとまあ、上手にたたくこと。歌にあわせて１小節に２回ずつ、たたく。そして１段目の最後にはちゃんと１泊休んでいる。音楽治療を始めた頃、家でも楽器をやってみようと、太鼓やトライアングル、タンバリンを一緒にたたいてみたが、たたきもしなかった。それが１年６ヶ月の学習の末、拍子に合わせてたたけるようになるとは、びっくりしてしまった。妹はまだ拍子を知らなくて、歌詞の言葉数どおりにたたいている。妹よりてつくんのほうが上手くできることがひとつできた。おじいちゃんもお父さんもびっくりしていた。おじいちゃんもお父さんも治療のことをそんなに理解しているわけではなく、行くのに少しためらいを感じる思いもあったが、今日は治療の成果を披露できて嬉しかった。

  2006年03月06日

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• お兄ちゃんのお友達

  お兄ちゃんが3年生になって、だんだんうちに遊びに来る友達の数も増えてきた。村の中で今年1年生になった子と一緒に行ってあげるようになってからその子も毎日遊びに来るようになったし、2年生の友達、3年生の友達と一人ずつ増えていき、毎日誰かは遊びに来ている。最近の子供たちはどうしてもｐｃで遊んでしまう。のでうちでは1時間と制限しているのだが、ｐｃで遊んでいる時はてつくんがそこで一緒にｐｃを見てくれるから、自然と子守になり、ちょっと助かる。土曜日もお兄ちゃんたちがｐｃで遊んでいる横でずっとｐｃを喜んでみてくれて、私は久しぶりに台所の大掃除ができて大助かり。毎日1時間はｐｃで遊ぶことを許してちょっとてつくんを見てもらっちゃおっと。

  2006年03月05日

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• 美術治療、そしてお兄ちゃんの始業式

  毎週木曜日は美術治療の日。先週はズボンもパンツもぬれてしまったので、昨日はエプロン、腕のカバー、着替えのズボンまで持っていった。が、残念、カメラを忘れてしまった。センターに入るなり、てつくん、「絵の具遊び｣と独り言を言っていた。絵の具が気に入っているようだ。終わって美術治療の戸が開く。あー、今日もすごい！いつもながら口の周り、袖、ズボン、エプロンは絵の具だらけだった。教室に入るなり、てつくんが先生に｢絵の具遊び｣と言ったようで、少し新聞を破ったり、それを丸めて投げたりして遊んだ後、いつものように絵の具で遊ばせてもらったようだ。絵の具を見ると大きなトレイに足をつけようとするので、靴下を脱いで、足ではんこ遊びをしたり、てのひらではんこ遊びをしたりしたようだ。てつくんは必ず口で確かめるところがあり、いつも口が絵の具だらけになる。それでも絵の具遊びに慣れ、楽しくなったようで、昨日は独り言や自分の世界に入ってしまうことも少なく、一緒に楽しく遊べたそうだ。てつくんが喜ぶ治療なので、母としても連れて行くのがたのしい。ただその後の洗濯がたいへんだが。てつくんのお兄ちゃん、始業式だった。もう3年生。早いものだ。保育園の時の友達、テコンドーの友達など、顔見知りがたくさんいたようで、喜んで帰ってきた。そして二日目の今日から給食が始まり、授業も5時間授業だとか。冬休み、春休みが長かったから、最初は余裕を持って、なんていうのがない。即授業である。これが違和感を感じるのは私が日本の教育を受けてきたからなのかなあ？

  2006年03月03日

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• 鼻水がじゅるじゅるのてつくん

  2月の中旬ぐらいはひどくは無いけれど、子供たちみんな風邪による兆円のようで、便がゆるかったのだが、暖かくなって、朝と昼の温度差が大きくなり、今度はお兄ちゃんと妹はのどの風邪を引いた。お兄ちゃんは喘息の気があり、風邪を引くとのどがひゅーひゅーいうようになるので、すぐ病院に。薬を飲むとすぐ良くなった。が、てつくんはみんなが風邪を引くと必ず鼻が出るようになる。鼻水だけなのでほっておいたらだんだんひどくなってきて寝るときも鼻が詰まって寝ずらそうになってきたので、病院に。小さい頃から病院通いの多かったてつくんは大の病院嫌い。病院の前に行くだけで、いつもビービー言い出すので今日もそうだろうな、と思っていたら、今日は病院の前に行っても泣かない。「体重を測ってください」と言われて体重計に立たせても泣かない。そしてお医者さんの前に行っても自分で「あーん」としていた。鼻を吸引するときもじっとしていてとても楽に診察を終わることができた。この一年でてつくんも成長したなあ、と感じだ。保育園に通うことでかなり状況把握して我慢することができるようになったと思う。3月6日からはまた新しいお友達と新しい学期がはじまる。保育園の事情からもうひとつ年下のお友達と一緒になる。そして障害児のお友達も2人新しく入ってくる。今までは特殊の先生がてつくんの専属のように着いてくれていたが、これからはそうはいかなくなる。てつくんも新しい環境でまた成長することだろう！

  2006年03月01日

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• 遅刻の結果

  土曜日のてつくんの保育園のオリエンテーションに遅れていったてつの母。園長先生の長い話も省略できて良かったなんて思っていたら、落とし穴があった。月曜日、今日のバスの時間は古い時間なのか、新しい時間なのかわからず園に電話する。すると｢お母さん、今週は先生たちが新学期の準備のため、春休みですよ。オリエンテーションで聞きませんでしたか？｣あらー、今週はてつくん、休みだったんだ！それにしても電話を掛けたおかげで休みだとわかってよかった。掛けてなかったらバスを待つところで待ちぼうけだったなあ。１週間のお休み、私の自由は制限されるなあ。でも３/１まではおにいちゃんも春休み。てつくんも一人よりはよかったかな。

  2006年02月27日

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• 大衆浴場にて

  久しぶりにてつくんと妹を連れて大衆浴場に行ってきた。てつくんが妹より小さいので、二人とも｢保育園児です｣で今は通るのでありがたい。てつくんの年だと女風呂には入れないだろうが、これも体格が小さいゆえにまだ入れるのでありがたい。でも今年一杯だろうな、と思いつつお風呂に入る。女風呂には大きなたらいが用意してくれている。小さい子供たちを連れてくるお母さんもいるので、小さい子をそのたらいにいれて遊ばせながらお風呂に入れるようにという配慮である。てつくんにはそのたらいは小さくてやっと入れるぐらいだが、その中で大人しく水遊びをしてくれるので、やりやすい。ありがたいたらいだ。が、二人を頭を洗って、体も洗って、韓国ならではのあかすりをすると、もうへとへと。自分は適当に済ませて出る。来年からはてつくんはだんなに担当してもらいたいなあ。男風呂にもたらいがあるといいのになあ。

  2006年02月26日

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• 特別な誕生日

  今日は私の誕生日である。が、昨日から知らない振りをして過ごそう、と決めていた。お母さんがいらっしゃらないので、きっと覚えている人はいないだろうし、朝から自分のためにご馳走を作るのもめんどくさかったからである。が、朝、新聞配達から帰ってくるといいにおいが。まさか、と思って台所に行ってみると、作りたてのわかめスープ（韓国は誕生日の朝はわかめスープなんです）、プルコギ、塩さばを焼いたもの、があった。まさか、と思ったらだんなが４時から起きて作ってくれたとのこと。感動してしまった！！！たまにはお母さんがいないのもいいことだよなあ。今までだんながわかめスープを作ってくれたことは無かったもんなあ。おかげで誕生日らしく朝ごはんを食べられた。そして土曜日なのでいつものようにてつくんのリハビリに行き、足を温めているてつくんの横で私もちょっと横になっていると、急に思い出した。今日はてつくんの保育園で新年度のオリエンテーションの日だったよなあ～～～！ちょっと早めに切り上げてもらって保育園に大急ぎ。すると全体のオリエンテーションはすでに終わっていて、各部屋ごとにオリエンテーションをしていた。一年通っているので先生とも顔見知り、緊張することも無く、退屈な全体のオリエンテーションも受けずにすみ、逆に遅く行ってよかったような気もした。一番最初にてつくんを教えてくれた特殊の先生に「今日でお別れですね。｣と言われ、初めて気がついた。あんなによくしてもらったのに、何も準備して来なかった。まだ引越しされてないのでチャンスはあるが、どうやって感謝の気持ちを表すのがいいのだろうか？？？急には思いつかないなあ。そして午後は妹の保育園でオリエンテーションのはずだった。が、行ってみると誰もいない。聞くと参加できる父母が少ないと言うことで、中止になったそうだ。いつもながら期待をはずしてくれる保育園だ。ちゃんと連絡ぐらいしてほしい！！今日はなんか気ぜわしい一日だった。でもオリエンテーションも終わり、３月２日からはもう新学期だ！なんか新鮮さを感じた一日だった。

  2006年02月25日

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• 美術治療で指摘されたこと

  美術治療の日。今日も絵の具を使ったり、小麦粉を使ったり、かなり自由にさせてもらったようだ。てつくんは絵の具のトレイに足を入れたがったので、先生が足を入れてあげ、足の型をつけたり、手の型をつけたりしたそうだ。授業の中で、マカロニを使ったそうで、マカロニを見ててつくんは「ドウナツ」と言って、その後ドウナツに関連する内容を独り言を言っていたらしい。先生が「言葉の出る子達は、遊び方がわからないと一人で頭の中で言葉で遊んでしまうので、自分の世界に入って遊んでいる時は、お母さんが言葉を現実と結びつけたりしながら、自分の世界でなく現実の中で遊べるようにしてあげてください。」と言われた。私はなるほど、と思いながらだんなにこのことを言うと「そんなことわかってることじゃないか。だからどうすればいいかが問題じゃないか。」と言った。確かに。自分の世界の中で遊んでしまう、人との相互関係を好まない、ということはわかっていることで、それをどうすればよいかがわからなくて治療に通っているわけで・・・・・・・・。だんなの一言でなんか思考がストップしてしまった。確かにだんなはてつくんと遊んであげる時、「爆弾」なんていいながら笑わせて遊んであげる。実はこれが一番いい治療方法なのかもしれない。自分の世界に入ってしまうこの子達。それが悪いわけではないのであろう。ただそれだけに浸ってしまったり、人との関係を持たなければならない場面、公の場、などでその場に入れずに自分の世界の中だけで居たのではだめなのであろう。とにかくかかわってあげる時間、回数を多くしながら、人との接し方、それが楽しいこと、自立、習慣、場をわきまえることなど、を感じさせてあげる必要があるんだろうなあ、と今、日記を書きながら頭の中を整理しているてつの母であった。最近お兄ちゃんがてつくんとよくかかわってくれるようになってきた。てつくんがゲーム機をほしくてお兄ちゃんの後をついて回るからだが。逆に良く遊んであげていた妹は最近、自分の遊びを邪魔されるのが嫌でてつくんをいじめてしまう。まあ、兄弟にもいろんな時期があるんだろうなあ。

  2006年02月24日

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• ニュースの好きなてつくん

  てつくんはニュースが好きである。ニュースが始まる時にはテレビの前でニュースの最初の音楽を待っている。そして最初の短い音楽が終わってアナウンサーが「アンニョンハシムニカ（挨拶）」というと、てつくんは待ってましたと言うようにけらけら笑う。そして朝のニュースの時は画面の右隅に小さく、地域の名前と現在の温度が出て、それが次々と変わっていく。それをおじいちゃんが教えてくれ、地名を覚えた。地名が変わるたびに口に出して読んでは喜んでいる。今では順番も覚えてしまって、先に字幕が出る前にてつくんが地名を言っている。そして主要ニュースが終わって、地方のニュースが出てくる時、左の隅に地名が出るのだが、その時も地名を見て喜んでいる。そんなてつくんを見て、家族みんなが不思議がりながらもすごいなあ、と感心していたりする。今日はまた美術治療。今日はすごい写真が取れるかな？

  2006年02月23日

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• お散歩の途中で

  やっと春の気配が漂ってきた。朝も零下でなくなり、昼間は８度にまでなり、今までの寒さがウソのような陽気である。久しぶりに近くのスーパーまでてつくんと妹とお散歩に出かけた。出かける前におしっこをしたのだが、行く途中でも「おしっこ行こ｣と言い、帰るときは何度もおしっこをせがんだ。行く途中にもう一度、帰るときもう一度おしっこをさせたのだが、ずっと「おしっこ行こ｣は続く。うんこをしたいのかなあ？家に帰って、かばんを置くとお兄ちゃんが「てつくん、うんこしたみたい。においがする。｣とｐｃの部屋から叫ぶ。一足遅かった。すぐに家に入ると同時におまるに座ればできていたのに！失敗。本当にうんこがしたかったようだ。やはり自分でうんこが出る時はわかっていて、場所によって我慢しているようだ。これならちゃんと言えるようになるのも、もう少しかな！？初めての電話での日本語の授業。とても緊張した。準備していたことはできたけど、自分自身に余裕が無いというのが、私自身よくわかる。生徒さんもきっと感じているだろうなあ。会社の人は「面白ければ続きますよ。」なんて言われたけど、日本語を面白く教えるなんて、どうすればいいんだろう？？？頭の硬いてつの母はちょっと悩んじゃう。

  2006年02月21日

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• 生徒が一人決まりました。

  電話を取り付けたと言うことで、早速会社から生徒に電話を掛けてレベルチェックをするように要請が来た。電話日本語を通して日本語を習いたいと電話がかかってきた人に、簡単な日本語で質問をして、どの程度聞き取れて、話せるか、チェックするのである。２５歳の女の人で、声からしてとてもかわいくて若くて意欲を持って日本語を学びたいと思っている人だった。６ヶ月習ったと言っていたが、聞き取りは全くできず、でも自分が言いたいことは自分が知っている単語と文章で話すことができた。チェックの結果を会社に報告、会社がその人に電話して、先生の印象や時間帯などを聞いて、始めるかどうか、具体的なことを決めてくれるのだが、この人が私にお願いする、と言ってくれたようで、学生一人決定。時間が６時と言うのが気になるが、若い女の人だし、初級レベルなので教えやすいと思うので、引き受けることにした。初めての学生をゲットして、気分よく週末を迎えられた。そして土曜日は市民会館に韓国の伝統民話のアニメ版が来るということで、お兄ちゃんと妹を連れて見に行った。アニメが迫力があり、飽きないように動物がしゃべったり、いろんな工夫がされていて、９０分と言う長いアニメだったが、最後まで見れた。最初は伝統民話と聞いて、辞めようか、と思っていたお兄ちゃんも、来てよかったと言ってくれて私も満足。てつくんを見てくれたおじいちゃん、だんなに感謝だった。会館を出たところで綿菓子を売っていて、ねだられる。中でポップコーンを買ってあげなかったので、これぐらいは、と買ってあげると、あの食いしん坊の妹がおいしくない、と少ししか食べなかった。あの妹でもおいしくないお菓子があるのか、とびっくりしながら、お兄ちゃんと私が妹の分を平らげた。写真は会館の前で撮りました。

  2006年02月19日

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• インターネット電話

  電話での日本語講師をするために、私の住んでいるところは地方なのでインターネット電話を設置しないといけない。インターネット電話だと、一定の金額でかける場所にかかわらず無制限にかけられるようだ。（とは言っても、あまり沢山掛けすぎると切られるようですが）昨日電話機が来て、だんなに設置してもらったが、それが上手く行かない。だんなとああでもない、こうでもない、と言いつつ、そしてサービスセンターに電話を掛けつつ、結局だめだった。が、実は電話番号を地域の番号から押さないといけなかったのに、押してなかったからだった。なんとも無知な。市内電話だから電話番号だけ押していた私のミスだった。（携帯を持ってませんから。）これだけで２人とも疲れ果ててだんなは「おまえには縁が無い仕事なんだよ。辞めとき｣と言われて腹が立ったり、う～ん、新しいことを始めるということは難しいものである。さて、仕事はいつ入ってくるかな？

  2006年02月17日

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• 美術治療の先生は鋭いなあ。

  今日も大きなお兄ちゃんと一緒に美術治療だった。粘土の土と水で遊んだようだ。最初は絵の具、次は小麦粉、今日は粘土の土、といろんな材料を使って感覚を楽しむことが、自分と言うものを認識する一番の方法だそうだ。そしてそれによって、自分、自分以外の世界、と言う認識も出て来るそうだ。そして今日はてつくんが粘土の土の入った水の中に足をつけたがったそうだ。そこで先生は靴下を脱がして足を入れてあげたようだ。が、てつくんが、水の中で水遊びをしてしまった。先生がダメと言っても辞めなかったのでしかたなく、椅子に座らせて、反省したらまた遊びの中に入るように先生が言ったようだ。遊びの中に入ろうとする気配は無く、椅子に座って独り言ばかり言っていたようで、もう一度先生が誘ってまた一緒に遊んだようだ。先生が「てつくんは自分の世界の中で遊ぶことで自分を守ろうとするところがあるから、積極的に自分の中に入らないように、関係を持ってあげないといけないようですね。｣と言われた。ズバリ！てつくんを見抜いている。最近ようやく私もいろんな先生を通して、また治療を通して、てつくんの最大の弱点は自分の世界に入るということだということがわかってきたところだが、この先生は３回にしてすでにそのことを理解されていた。さすがだなあ！！！さて、この先生、これからこの弱点をどう治療していってくれるだろうか？美術治療の後のてつくんの姿がいつもすごいので、今日は写真を撮労、と意気込んでいたら、今日は土が白かったのであまり目立たなかったなあ。

  2006年02月16日

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• てつくんの排泄のその後

  てつくんはおしっこは秋までは自分で廊下においてあるおまるの前に行ってしていたが、下着を着るようになってからは、自分で脱ぐのが難しくなり、私が近くにいたら言いに来るようになった。まあ、暖かくなったらおしっこは大丈夫になると思うのだが、問題はうんこである。数日前、なあくんが座ってできた日記を見て、私も機会を見計らっていたら、てつくんがテレビの前でうんこの姿勢になった。今だ、と思い座らせようとするともうすでにおしりから顔を出していた。今日は成功だな、と思い座らせて待っていたのだが、出ない！嫌がるてつくんを「１００まで数えようね｣と一緒に数えたのだが出ない。結局根負け。けれどもそれから出たのは数時間後であった。タイミングというものは難しいものだ。不思議なのは保育園に通い始めてもうすぐ１年なのだが（韓国は３月が入園式）保育園でうんこを失敗したことは１度しかない。というかうんこを保育園でやったことがないのである。緊張するからなのか、その面で先生を困らせることがなかったから、それはよかったが、うんこのしつけ、まだまだ卒業は先のようである。韓国も日本の影響を受けて同じくバレンタイン！てつくんの治療の帰りにチョコを買って帰って、「みんな、チョコレート食べよ！」と言うと、お兄ちゃんは友達のところに遊びに行ったようで留守、そして妹は大おばあちゃんの部屋で寝ていた。みんな揃ってからと思い、チョコレートを出すのを辞めるとてつくんが私を追いかけながら「チョコレート、チョコレート」と催促してきた。「後でみんなで食べようね」と言うと「うあ～ん」と泣いていたが、面白いテレビをつけてあげて一件落着。夕ご飯の後、おじいちゃん、大おばあちゃんも一緒に食べた。大おばあちゃん、昔はチョコなんて絶対食べない人だったのに、昨日はもらったかけらをちびちび全部食べていた。お年よりはちょっとぼけてくるのもいいことかもしれない。

  2006年02月15日

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• 面接に行ってきました。

  電話での日本語講師の仕事の面接に行ってきた。講師が足りないらしく、是非お願いしますという感じだった。ただ、かなり講師自身の責任の大きい仕事だった。いかに生徒さんに日本語の勉強を楽しんでやってもらうか、そして有意義だと感じてもらい、長く続けてもらうか、これは講師の１０分の電話の内容にかかっている。教材はあるが、それだけをするのではなく、臨機応変に生徒に合わせてフリートーキングをしていかないといけないようだ。頭が硬い私にはちょっと苦手な仕事のような気もする。でも家でできること、実力さえあれば、生徒はたくさんもらえること、午後の時間はてつくんの治療にいけることを思うと、今できる一番いい仕事だと思う。そんなにたくさん日本語を教えたことが無いので、ちょっと勉強の必要がありそうだ。不安はあるが、まあ、何でも成せば成る！はじめて見ないとわからないものなので、思い切ってはじめてみようと思う。

  2006年02月14日

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• 電話での日本語教師

  新聞配達をしていると、お金に欲が出てくるものである。もう少し稼ぎたい、私自身も経済活動をもう少ししたい、という思いがわいてきて、アルバイト、パートを探していた。朝９時から１時なんていう都合のいいパートが無くて、翻訳や日本語教師のようなフリーライターでしか、仕事が無いかなあ、とインターネットを探していて、電話日本語教師の募集に出会った。電話で一人一日１０分教材どおりに教えたらいいようだ。１０人ぐらい教えて３万円だから、ちょっと安いけど、午後のてつくんの治療は今が時だと思うので、この程度のパートで我慢かな。月曜日に面接。ちょっと緊張するなあ。

  2006年02月11日

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• 美術治療

  ２回目の美術治療だった。お兄ちゃんと一緒にやるということはわかったようで、二人とも今日は違和感なく教室に入っていった。自由に水や絵の具で遊ばせてもらえるのだから、好きになるはずだ。今日も終わって出てきた時は、二人とも顔も服も白い粉だらけであった。また楽しく遊んだようである。水の中に小麦粉を入れてそれを練ったようなのだが、抵抗なく触って遊べたそうだ。お兄ちゃんは余り言葉の出ていない子で、言葉がなかったようだが、てつくんは小麦粉を見て、「わあ、雪だ」とか、自分の頭の中のイメージの中からしきりに独り言を言っていたようだ。そしててつくんは指示されたことをするというより、自分の世界に入ってしまって独り言を言ったり、触ったりしていたそうだ。自分の世界に入ってしまわないように、先生がしきりに声賭けをしてくださったそうだ。家でも一人の世界に入って、一人で遊んでいる時、そばに寄っていって、感じることやその時の感情などを一緒に言葉にしてあげ、遊んであげるようにしてみてください、と言われた。わかっていたことだが、一人の世界に入っていても、静かに遊んでくれていれば、どうしてもほっておいてしまっていた。これからはそういう時、一言ずつでも、回数を多く、かかわっていくよう、心がけていこうと思った。てつくんが一人っ子でなくて良かったと思う。お兄ちゃんや妹が面白い遊びをしていると、その横で一緒に見たりしているからである。てつくんは１対１の学習より、人との交流をさせることが必要のようだ。

  2006年02月09日

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• てつくんの長所、短所

  遊び治療のある日だった。今回の先生はてつくんを自由にさせて、よく観察する先生である。いろいろ遊ばせて見た結果、昨日「てつくんは本当に記憶力がいいです。｣と言われた。ただ、記憶力はいいのだが、パターンの中でしか遊べないこと。パターンを崩すと受け入れなくて、独り言を言ったり、対応しなかったりする。このパターンが長所でもあり、短所でもあるといわれた。記憶力が良くて、パターンはすぐ覚えてしまう。遊ぶ時の会話までパターンを覚えてしまう。よって学習ができるということなのだが、パターンから少しでも外れてしまうと、心を閉ざしてしまうので、これが弱点にもなる。難しいところだ。先生はいろんな遊びをしながら、少しずつこのパターンから外れても、たいおうできるように、練習していくと言われた。学習はできるが、応用ができない。これをどう克服していけばいいのだろうか。生活の中でもパターンになっていることを、少し変えてやってみるとかして、パターンから外れても対応できる応用力をつけていけばいいのかな！？

  2006年02月08日

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• 恋愛バトンー後記ー

  昨日の日記を見て、みんなてつの母がまじめだと思われただろう。しかしこの真面目がくせものだった。いつも心のどこかに満たされない思いがあった。この真面目さから抜けたかった。血液型がＢ型の私には特にこの真面目さが耐えられなかった。学生時代も何かを求めて、中国語を勉強してみたり、卒業旅行は友達と中国に行ってみたりした。そんな私がだんなと出会ってしまった。だんなとは初めからフィーリングが合った。そして自分の殻からいつも抜け出したいと思っていたてつの母は、この出会いしかないと思った。こんな自分がいたのか、と思うほど積極的に毎日手紙を書き、電話をした。そんな中で韓国語を覚えていった。両方の両親に挨拶に行く。うちでは反対されていたものの日本語が少しでき、韓国の礼儀正しさを身につけただんなを両親も気に入ってくれた。そして今のてつの母がいる。韓国という国柄が私の性格には合っていた。大変なこともあるが、後悔はしていない。きっと韓国という地に縁があったのだろう。いずれは韓国と日本の架け橋になれたら、なんて思っている。恋愛バトルに書かれている理想像はまさしくだんなである。（火いていてそう思った）理想が高すぎて、今はまだそれに向かって走っていないので、だらだらと食べていけるだけの生活しているが、いずれは大きい仕事をしてくれると信じている（！？？）

  2006年02月07日

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• 恋愛バトン

  私は普通バトンを受けないほうなのですが（回せないので）、大好きなのほほんおかんさんが指名してくださったので、ちょっと遊んでみようと思います。１．恋人にする条件で、最も大切なことは何ですか？*フィーリング２．非現実的でも結構なので自分の理想のパートナーを最大限に表現してください*（もしだんながいなかったらと考えて）一緒にいやすい人、気を使　　　　　わない人、私がどじをしても大声で笑って済ましてくれる人３．異性と付き合いたいとき、どのようにアプローチしますか？*とにかくきっかけを作って話しかける。（学生の頃は片思いだけで何もしなかったもんなあ。）４．恋人と喧嘩したとき、どのように仲直りしますか ?*ごめんねメールを送る。５．恋人が泣いているとき、どう対処しますか？*その場では声を掛けられそうもないなあ。時間差でおいしいものを持ってたずねて行ってさりげなく慰労するかなあ。６．本当に大好きな恋人が浮気したとき、どう対処しますか？*切れてしまう。直接爆発して相手の反応を見る。（相手の気持ちがどちらにあるのか。）７．夜、好きな異性から迫られた時、自分がその日ものすごくイケてない下着をつけていても受け入れますか？ちょっと考えるかも！？？？８．相手はSかMかどちらがいいですか？？？？？？９．幼い子供に、赤ちゃんはどうやって生まれるのかと聞かれたらどう答えますか？お父さんとお母さんが結婚したら神様が授けてくださるんだよ。１０．愛があればお金はなくても良いと思いますか？働かない人は愛があってもだめ！！！まじめに働いて、裕福ではなくても家族で楽しめて、社会にも少しずつでも貢献できるのがいいなあ。１１．最後に、　貴方が幸せになってほしいと思う５人に質問を回してください 。私のｈｐを読んでくれている人は限られているので、私が回さなくても他から回るでしょう。きっと。だめですねえ。答えながらもだんなのことが頭から離れないので、上手く答えられませんでした。一途なてつの母です。だんなさま、一生懸命働いてくださいね。それだけが願いです！！

  2006年02月06日

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• 妹とお風呂

  妹とどういうデートをしようか、と考えつつ、結局、お風呂になった。女性同士はやはり肌のふれあいが一番！前回、てつくんをだんなはまだお風呂に連れて行けないとわかり、今回は連れて行こうと思ったのだが、てつくんが今下痢気味で、今回はお休み。妹と二人でデートになったのである。妹の目当てはお風呂が終わってから飲むジュース。お風呂上りのジュースは大人でもおいしいもんなあ。だが、それだけが嬉しいだけで、妹はお風呂嫌い。特に髪を伸ばしたがるくせに髪を洗うのが嫌い。しかしシャンプーハットを買ってあげない母。今日も嫌がる妹の頭にジャバーンとお湯をかける。ちょっといじわるかな？お湯の中も怖い妹。ジュースでつって、少し体を浮くように持ち上げてあげる。お兄ちゃんとてつくんは水大好きなのだが、妹は好きだけど怖がり。いつ泳げるようになるかなあ。お風呂上りの一杯はやはり最高だった。これもデートである！？？？

  2006年02月06日

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• てつくん、ｐｃで遊ぶ

  子供たちはみんなｐｃが好きだが、てつくんも大好きである。そこでｐｃを使って文字や認知などの勉強をできれば、と思っていた。しかし実際に幼児用のプログラムはマウスを使うもので、このマウスがてつくんにはまだ難しく、諦めていた。数日前特殊の先生と話していて、ふとｐｃの話が出て、このことを言うと、先生が「じゃあ、キーボードを使う練習をさせてみたらどうでしょうか？｣と言われた。なるほど、お兄ちゃんがキーボードの練習をしている時、横で楽しそうに見ていた。そして誰もいない時はキーボードに書かれてある文字を見て、喜んでいることがあった。それならお兄ちゃんがしていたようにキーボード練習用のプログラムをさせてみよう、と思いやらせてみた。喜んで画面に出てきたとおり文字を押してみるのだが、キーボードを指で押したらすぐ指をあげないといけないのだが、それができない。ゆっくり押してしまうので、文字がたくさん出てしまい、普通のキーボード練習用のプログラムは無理だった。もっと幼い子が面白くできるプログラムはないかがんばって探したところ、とてもいいのがあった。本当に年少の子がｐｃに触れ合う練習をするようなプログラムでキーボードを長く押していても、大丈夫。そして４つの文字の練習が３回繰り返されると、人形が踊ってくれる。「オー、イェィ｣なんていいながら。てつくんもこれにとりつかれてしまった。私がｐｃの前に座ると、「練習しよ」と言ってやってくる。画面を見て、出てきた文字を確認して、それをキーボードで探して、正確に押す、と言う作業をしないといけないので、目と手の連結、指の運動、いい作業治療になる。ただ韓国語は母音と子音を押して初めて一つの文字になるので、まだ単語を入力できたりするにはかなりの段階がある。今は子音４つ、母音４つの練習中。そして子音が結構似ているので、母音は認識しやすいのだが、子音はてつくんにとって区別が難しいよう。それでも、まだ文字を書くのは難しいてつくんにとって、ｐｃで喜んで文字の練習ができるのはいいことである。いいプログラムに出会えてよかった。３ヶ月で５００円なので価格もお気に入り！今はまだ無料の体験コースで楽しんでいるが。

  2006年02月05日

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