方言というもの。
あきぶ~ちゃんから頂いた、京水菜の種から、ようやっと収穫時期が来ました。葉の伸び悩みは否めないけど、でも辛味のある味の濃い水菜に育ってくれました。ゴチになります、ありがとう!!日本って小さい国なのに、地方地方によってたくさんの方言があるよね。私は青森出身だから、東北弁という事になるけど一口に東北弁と言っても地域によって様々。青森、秋田、岩手、宮城、山形、福島とよ~く考えたら、それぞれの県によって特有の方言があるし。青森と言うと、一般的には津軽弁というイメージが強いかもしれない。でもその津軽弁にしたって、青森市内の津軽弁と県西地方の鯵ヶ沢や木造方面とでは、やはり微妙に違うようで。。。私は県南地方の三沢。県南地方は他には八戸や十和田辺りも含まれる。だから”南部弁”と現地では呼ぶ。(そう、青森だからって、津軽弁だけじゃないのだ)その南部弁にしたって、私ら三沢&十和田グループから言わせると、八戸の南部弁はイントネーションがウチラと違ってる。イントネーションの上がり下がりが忙しい(笑)。そうだよね、志乃ちゃん???でも八戸の南部弁が、本来の南部藩の地方文化を引き継いでる本家本元と言えるのかも・・・ちょうど一年前の今頃・・・三沢祭りにて ちなみに。三沢は県内でもわりと言葉がキレイな事で知られている?!これって、目糞が鼻糞を笑うようなモノ?!津軽地方の人も”三沢の人は、言葉があまり訛っていない”と言うよ?(浜通りのあんちゃん、ねぇちゃん、じさま、ばさまは別として。。。市内の人達ね。ちなみに私は生粋の浜っ子)きっとそれは、自衛隊やら原燃関係の、他県の人達が多く住んでいる土地柄と言うのもあるのでは・・・と志乃ちゃんと分析した。湘南と言えばサザンに代表されるようなポップスのイメージじゃなく、「津軽海峡冬景色」や「みちのく一人旅」のような暗めの演歌がピッタリの青森地方。「よいさ、よいさ、よいさ、よ~いさ~のせ~、あ、ヤレヤレ~」 ついでに言えば、同じ青森県内でも津軽と南部とでは、そりゃ~~~”砂糖と塩”くらいの?大きな違いがある。私達南部人には、正直言って津軽弁には理解不可能な単語がいっぱいあるのよ。しかも早口で、アグレッシブで、単語も分からないと来てるから津軽地方に行くと、喋っている事を理解しようとするだけで大変な労力なのだ。でもね、弘前に親しくなった友人家族が出来て行き来するようになってからは、私の津軽弁のレベルもかなり上達?!そして気づいた事は、津軽弁はとっても熱い津軽衆の人情を表すかのような、ソウルフルな方言で愛着も出てくるんだな、これが。その辺の、津軽衆と南部衆の私なりの分析は過去に書いたフリーページのこちらでどうぞ。津軽衆&南部衆県内人なら納得できる事あるかも?!山車運行の休憩時間に、ぺロリ・・・そうやって考えると、私はバイリンガル(2ヶ国語を操れる人)ならぬ、トリリンガル(3ヶ国語を操れる人)って事になるんじゃ?!だってよ、日本語(標準語)、東北弁、そして英語と。・・・ま、その中でも英語だけは伸び悩んでいる感じも強いけど?これからは履歴書にも”トリリンガル”と堂々と書こうか?!関西弁は数ある方言の中でも、一番一般的に普及、あるいは理解されている方言と言えるのでは?!第2の標準語と言っても過言じゃないかもしれない。まぁ、お笑い芸人の功労もあろうかと思うけど、でもよくよく考えてみると、関西弁って聞いてて理解出来ない単語と言うのは、あまりないよね?つまり会話の軸となる、名詞や動詞自体は標準語の域から出ることなく、接続語や語尾に関西弁の特徴が出ると言うか。”~~~やねん”とか、”そやから~~~ねんの”などとと言うように。とても軽快なテンポで、聞いてても楽しい感じ。そこへ行くと、東北弁・・・・接続語や語尾以外に、もう単語自体が全く別物にすり替わっちゃってるから他県の方々からすれば、理解困難のゾーン。例えば。「へなが」(背中)、「後ろこんど」(頭の後部)、「しねから」(身体)、「あぐど」(かかと)、などなど。津軽弁の「どんず」(お尻)、「けやぐ」(親友)、なんかも、もはや県外人には外国語にしか聴こえないのでは?!ちょいと、例をば。「いやぁ~~、昨日は雪がすごく降ったね~。あんまり大雪だったから、ウチの犬ももう喜んじゃって家の前を駆けずり回ってすごかったのよ。」これを南部弁で言うと・・・・「やんや、昨日だばゆぎ、すんげ、降ったじゃ~。やだらドガゆぎだったすけ、わほの犬もよ、すんげぇよろごんでまって、はぁ、家のめぇ、はっけまってまってよ、ふんでがったじゃ~」ってな感じでございますか?!(笑)。これが津軽弁だと。「いや、まぁ~んず きなだばユギたげ降ったなぁ~↓。あんまし のっつど 降ったはんで、おいの犬も喜んでまってえのめ~ はっけりまわってまって のれ すげしたんずや!!」あるいは、最後の文章は「えのめ~ わっつど はっけりまわって のれ かつくつねしたんずや!!」とも言えるらしい。 これは南部人の私には無理があるので、バリバリ津軽衆の友人に通訳?してもらいました、ハイ。ね?すごいでしょ?絶対、理解不可能でしょ?ついでに書くと・・・・南部地方の、年寄り達が初対面の方と話す時や、道を聞かれたりしてかしこまった言い方をする時に使うのが”~~~ほんだなす”(そうですね)。語尾に、”~~なす”と付くと、お年寄り層の丁寧語になるのだ。もし青森の県南地方に行って、お年寄りにこんな風に話されたら、それは相手がこちらに敬意を払っていると心した方が良いかも?!そうやって考えると、TVのニュースや新聞を標準語で理解し、ローカルでは方言で会話してたウチのお祖父ちゃん、お祖母ちゃん(共にもう亡くなった)は立派なバイリンガルだったと言えるのでは?!いや~~~、島国ニッポン、奥が深いね~~~(笑)。みなさんの地方の、これは!というような方言ってありますかね?いっつも来てけで、どうもなぁ。ポチっと押してってけねべが?!人気Blogランキングへ ↓↓