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旅に病んで夢は枯野をかけ廻る

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MATSUN 146

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さて、アルテ・マイスターに行ってみましょう。

  • 161.jpg
  • 162.jpg


撮影は禁止でしたので、以下の写真はカタログより抜粋します。


まずは、ラファエロの「システィーナのマドンナ」。
入館してすぐの部屋の正面に据えられております。
2人のかわいらしい天使たちでも有名ですね。大きな絵画です。

  • 529ラファエロ システィーナのマドンナ.jpg


続いて、ティツィアーノ。聖書から題材をとった「貢ぎの銭」。

  • 527ティツィアーノ貢の銭.jpg


メッシーナ「聖セバスティアヌスの殉教」。

  • 528メッシーナ聖セバスティアヌスの殉教.jpg


ルーベンス「酔っぱらいのヘラクレス」「レダと白鳥」「噴水のさばで手紙を受け取るバテシバ」。

  • 532ルーベンス酔っぱらいのヘラクレス.jpg
  • 533ルーベンスレダと白鳥.jpg
  • 532-1ルーベンス噴水のそばで手紙を受け取るバテシバ.jpg


続いてレンブラント「放蕩息子の帰還」「鷲に捕われのガニュメデス」「赤い花を持つサスキア」。

  • 534レンブランド放蕩息子の帰還.jpg
  • 535レンブランド鷲に捕らわれたガニュメデス.jpg
  • 534-1レンブラント赤い花を持つサスキア.jpg


そして、フェルメール「窓辺で手紙を読む少女」と「取り持ち女」。
この美術館に収蔵されているフェルメールを鑑賞するためにドレスデンに来ました。
「取り持ち女」は、初めての鑑賞です。

  • 536フェルメール 窓辺で手紙を読む少女.jpg
  • 537フェルメール取り持ち女.jpg


二つの絵は、別々の部屋でわかれて展示されています。
「取り持ち女」は1656年、「窓辺で手紙を読む少女」は1657年と、1年違いで描かれて
いますが、印象が随分と違うものですね。
もちろん大きさが違い、「取り持ち女」は非常に大きな絵ですが、それ以上に、
題材が醸し出す雰囲気が全く違い、絵の表情にも表れています。
どうもフェルメールというと、窓辺、光、陰影、という言葉を使って印象を述べることが
多いと思いますが、静かな印象で陰影が印象深い「窓辺で手紙を読む少女」と異なり、
「取り持ち女」は喧噪、猥雑、活気など、ほかの作品には出てこない言葉が似あいます。
居酒屋や娼家での風景も多くの画家が描いているようですが、「取り持ち女」もなかなか良いですね。


デューラー「ベルンハルド フォン・レーゼンの肖像画」。
デューラー晩年の作ですね。

  • 538デューラーベルンハルトフォンレーゼンの肖像.jpg


ムリリョ「聖母子」とエル・グレコ「盲人の癒し」、スペインで活躍した2人の絵です。

  • 540ミリーリョ聖母子.jpg
  • 541エルグレコ盲人の癒し.jpg


リオタール「チョコレートの少女」。

  • 542リオタールチョコレートの少女.jpg


ジョルジョーネ「眠れるヴィーナス」。


  • 543ジョルジョーネ眠れるビーナス.jpg


ほかにも、ピントリッキオ「ある少年の肖像画」、フランシスコ・デル・コッサ「受胎告知」、
ボッティチェリ「聖ゼノビウスの生涯の4つの場面」など、素晴らしい絵画が満載で、
非常に満足しました。










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Last updated  2013.05.20 17:25:18
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