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2007/03/31
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テーマ:ニュース(99509)
カテゴリ:カテゴリ未分類
自衛隊初 PAC3配備 『北の脅威』でなし崩し
2007.03.31 東京新聞 
(記事略)

最近では朝日新聞よりもゆんゆんしている東京新聞(中日新聞)ですが、今回のPAC3配備でもやってくれました。全文引用すると無駄に長いので、一部引用して突っ込みを入れようと思います。

>「事前に発射が知らされず、命中しても破片がバラバラと住民に降ってくる。逆に『敵』の攻撃の標的となり、危険性は増すばかり。住民不在の安全保障だ」

攻撃のタイミングを教えてくれる敵がいるならば、実にアジア的やさしさに満ち溢れた敵ですね。まぁ、ネタはともかくとして、防御兵器を配備すると「逆に標的になる」と主張される方々がいるのですが、とっても疑問。攻撃対象となる蓋然性の高いと予測される場所にPAC3を配備する訳であって、その逆ではないのです。

>実際、青森県の空自車力分屯基地に配備された米軍のXバンドレーダーは角度を米本土防衛用に上方に設定しており、昨年七月に北朝鮮が撃った七発のミサイルは捉(とら)えられなかった。

当時はテポドン2が発射されると予測されていたので、レーダーの角度を上方に設定していました。短距離ミサイルが多数発射されるとは想定されていないため、結果的にレーダーに捉えられなかっただけです。詳しくはココ参照。

>「現在、日米共同で配備しているPAC3や海上配備型迎撃ミサイルSM3は『破れ傘』。空中で各方向に分離する現在のミサイル弾頭すべてには対処できない。守る対象は首都中枢や米軍基地に限られる。

日本にとっての脅威はノドン級の弾道ミサイルです。いつのまに北朝鮮はノドンに搭載可能なMIRV弾頭を開発したのでしょうか? 幸いなことに立命館大の藤岡惇教授(米国経済論)の懸念するような情報は確認されておりません。

>「国際社会では兵器に防衛、攻撃の区別はつけられないのが常識。兵器は配備の文脈で解釈される。中国、北朝鮮は米軍包囲網の脅威にさらされていると感じている。日本のPAC3は彼らの反撃を許さない包囲の一部を構成しており、専守防衛とはほど遠い。それ以前に日本海周辺には韓国、北朝鮮を含め、七十基の原子炉が集中する。戦火が上がれば、MDも核の破局を防ぐことはできない」

はいはい中国と北朝鮮の軍事力はきれいな軍事力@NPO法人「ピースデポ」の梅林宏道代表
MDと核施設防御は別問題なので一緒に語らないでくださいね。

>こうした国防族の狙いに従い、新年度予算でMD関連予算は過去最高の千八百二十六億円(前年度比で一・三倍)に上った。当然、これを日本の軍需産業は歓迎する。関係者の一人は「MDは際限なく、永遠にカネのなる木」と漏らす。

・・・ここ数年、防衛予算が微減傾向にあるという事実をご存知ないのでしょうか? 個人的にはMDに偏重した予算で自衛隊の装備・編成に不都合が生じていることを懸念しています。仮にMD関連予算が防衛費と別枠であれば、この記事も的外れではなくなるのですが、真に残念なことにそうではありません。

>「カーナビや電子レンジは軍事から出てきた技術だが、日本が誇った半導体やコンピューターは商業開発の産物。軍事とは別の道で日本の技術力は世界を先導できる」

まさか藤岡惇教授(米国経済論)はエニアックやコロッサスをご存知ない? 軍事技術からのスピンオフという意味であれば、カーナビも電子レンジもコンピューターも半導体も似たり寄ったりなんですが。


弄ってくださいといわんばかりの記事でしたが、まさかネタでやっている訳でもあるまいし、どうやってここまでのクオリティを醸し出すのか・・・。似たような内容で北海道新聞の社説もネタにしようと思いましたが、内容的に被るのと電波レベルが落ちるため止めておきます。





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Last updated  2007/03/31 02:27:41 PM
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