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自衛隊初 PAC3配備 『北の脅威』でなし崩し
2007.03.31 東京新聞 (記事略) 最近では朝日新聞よりもゆんゆんしている東京新聞(中日新聞)ですが、今回のPAC3配備でもやってくれました。全文引用すると無駄に長いので、一部引用して突っ込みを入れようと思います。
攻撃のタイミングを教えてくれる敵がいるならば、実にアジア的やさしさに満ち溢れた敵ですね。まぁ、ネタはともかくとして、防御兵器を配備すると「逆に標的になる」と主張される方々がいるのですが、とっても疑問。攻撃対象となる蓋然性の高いと予測される場所にPAC3を配備する訳であって、その逆ではないのです。
当時はテポドン2が発射されると予測されていたので、レーダーの角度を上方に設定していました。短距離ミサイルが多数発射されるとは想定されていないため、結果的にレーダーに捉えられなかっただけです。詳しくはココ参照。
日本にとっての脅威はノドン級の弾道ミサイルです。いつのまに北朝鮮はノドンに搭載可能なMIRV弾頭を開発したのでしょうか? 幸いなことに立命館大の藤岡惇教授(米国経済論)の懸念するような情報は確認されておりません。
はいはい中国と北朝鮮の軍事力はきれいな軍事力@NPO法人「ピースデポ」の梅林宏道代表 MDと核施設防御は別問題なので一緒に語らないでくださいね。
・・・ここ数年、防衛予算が微減傾向にあるという事実をご存知ないのでしょうか? 個人的にはMDに偏重した予算で自衛隊の装備・編成に不都合が生じていることを懸念しています。仮にMD関連予算が防衛費と別枠であれば、この記事も的外れではなくなるのですが、真に残念なことにそうではありません。
まさか藤岡惇教授(米国経済論)はエニアックやコロッサスをご存知ない? 軍事技術からのスピンオフという意味であれば、カーナビも電子レンジもコンピューターも半導体も似たり寄ったりなんですが。 弄ってくださいといわんばかりの記事でしたが、まさかネタでやっている訳でもあるまいし、どうやってここまでのクオリティを醸し出すのか・・・。似たような内容で北海道新聞の社説もネタにしようと思いましたが、内容的に被るのと電波レベルが落ちるため止めておきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/03/31 02:27:41 PM
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