2006/06/09(金)20:32
ヤマハFJR1300AS試乗
ここ2週間、原付スクーターからスーパースポーツ、はては1900ccのクルーザーまで
国産メーカーのバイクを30車種近く乗りに乗った小口です。
いやあ、勉強になったし、楽しかったです。
ウキキーっと、まさに<調子に乗って>乗りすぎて、ちょっと腰痛気味ですが。
今日はそのなかから1台
ヤマハFJR1300AS
そうです。皆さんご存知の
クラッチレバーのないツアラーです。
ヤマハ電子制御シフト(YCC-S)が、本来ライダーが行なうクラッチ操作を、
すべて自動化してくれているワケですね、コレは。
変速は、普通のバイクと同様にシフトペダルで行なうか、
もしくは左ハンドル部にあるレバー「パドルスイッチ」で行ないます。
普段、フォルツァのマニュアルモードに慣れ親しんでいる私は、
迷わずパドルスイッチでの変速を選択。人差し指でシフトアップ、親指でシフトダウン、てな要領です。
さて走りだします。
クラッチレバーを操作しないこと以外は、普通のギヤ付きバイクと同じ感覚で加速。
ニュートラルから1速に入れると「ガチャコン」なんて手ごたえもありますよ。
コーナー手前の減速でシフトダウン。このときにクラッチを切ってスロットルをあおって
エンジン回転数を合わせて……な~んて必要はありません。
左手と左足がフリーな分、コーナーリングに集中できるワケです(というほどの
スルドイ走りはできませんけどね)。
それよりなにより、正直言ってココだけのハナシ、
私にとっては苦手で面倒くさい操作から解放されるのがウレシイです。
いやはやラクチンにスポーティ走行を楽しめるってな感じ。
スポーツバイクに乗りたいけど、クラッチワークがどうも……という人にはオススメ。
クラッチレバー付きのFJR1300Aもあります。いわゆる「MTとAT」のどちらも選択できるバイクなのです。
もっと詳しくお知りになりたい方、
現在発売中の本誌7月号に掲載している
辻 司さんの試乗インプレッション&開発者インタビューをご覧になってください