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カテゴリ:日々の雑ネタ
次号の締め切りまでまだ日はあるし、余裕があるはずの編集部ですが、何名かはすでにテンションが高まっております。そのうちのひとり、吉田です。またしてもオーストラリアネタで恐縮ですが、シドニーでのエピソードをひとつ……なんて書きながら、自分でもだいぶウザくなってきました。豪州話はこれで最後にしようと思います。
約1週間にわたった豪州取材の最終日、 僕はシドニーにある『オーストラリアンMCN』編集部を訪ねました。「マスターバイク2006」(7月号掲載)では、オセアニア地区代表を務めた有力二輪雑誌です。 で、編集部のあるフロアに入るやいなや、 元気いっぱいに叫びました。 「ハ~イ!」 ところが、反応は… 僕のすべてを否定するかのような、シカトでした……。 あまりに無反応なので、 「誰かひとりくらい返事しろよ!」と言って、 撮ったのが、これ。 振り向いてくれたのは、本誌のマスターバイク記事にも出てた、アレックスです。 日本からはるばる来たのに、みんな冷てぇーなぁ。 一体、どうなってんだ? …と思いながら、チーフ・エディター、ケンの部屋に入ると、 彼もちょっと変。心なしかそわそわしていました。 「どうしたの?」 「じつは締め切りなんだよ…」 「……」 すべてを理解するに至ったのは、言うまでもありません……。 さて、「締め切り」と言えば、発売日があるかぎり、必ず来るものです。で、近づいてくればくるほど、編集部内は緊迫します、普通は。そして、結果として、沈黙が空間を支配したりもします。それは、本誌編集部も同じようなものです。 その日の僕は、 「なんて空気の読めないヤツなんだ」 と思われたに違いありません……。 最後にケンと記念写真を撮って、僕はサクッと編集部を去りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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