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こんばんは、吉田です。
仕事柄、これまでいろんな方々の話を聞いてきましたが、最近ふと…ある開発者の言葉を思い出しました。以下、当時の取材メモからの抜粋です。 「それだったら、『なんでもあり』にして、タンク容量だけ決めようよ、と。燃料を何リットルというふうに決めて、それでいわゆる燃費をしっかり守りながら、なんでもあり。そうすれば、いろんなメーカーが参入してきて、いろんな種類のバイクが入ってきて、それでもって平等に走れるようなレースになるかもしれない。同じようなスピードで。見てるほうも、もうとにかく音を聞いてるだけで、メーカーがわかってしまうとか…、いろんな楽しみがあると思うのよ。バラエティに富むと思う。その結果、例えば、V6のエンジンが出来て、130kgのバイクが出来るかもしれない。そうすれば、回転数上げても重量が軽いぶんだけガソリン食わないかもしれない。もしくは、単気筒にしてものすごい細身にして、軽くして燃費もよくして、それでもしかしたらいい勝負ができるかもしれない。わかんないわけですよ……。だから、馬力の勝負じゃなくて燃費の勝負になる可能性があるし…、もちろん燃料タンクが何リットルというのによるけどね……。15リットルくらいにして、45分のレースやろうよ、と。そのためには排気量無制限、気筒数…関係ない、重さも関係ない。唯一、燃費、と。面白いと思わないですか?」 モトGPのレギュレーションについての提案です。当時、スペースの都合で記事化できなかったくだりです。 面白いルールだなと、そのとき僕は思いましたね。 もうすぐ2012年の戦いが始まります……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年01月13日 20時08分12秒
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