２児のおかん、シェイプビートXを買う。

娘はひらがなが楽しいお年頃。
みるみるうちにおぼえていく。
天才だ。
何をおっしゃる。
間違いなく天才だ。

ばぁばに買ってもらったひらがなボードで
ひらがなの問題に夢中になっている。

「あ」を押してね。

と言われ、「あ」を押すと　ぴんぽーん♪

正解がここ最近やたら増えてきた。
ついこないだまでざんねん～連発だったのに。
大げさにほめて一緒に喜びすぎたのか。
ひらがなを覚えると同時に
そのおもちゃの操作も巧妙になってきた。
分からないひらがなが出てくると
問題モードを解除し、もう一度問題モードにしなおしている。
とにかく、不正解になりたくないようだ。

私はニコニコしながら
問題モードを解除できるボタンのあたりをかくし、
娘の応援に徹してみた。

すると、分からない問題が出てきても解除できない。
でもほめてもらいたい。
ざんねん～という音声を響かせたくない。
すると、指の傷を見せ、ここが痛いの。と言い出した。
大丈夫。と言うと、また正解を探すふり。
でも分からない。
またまた指の傷を見せ、痛いない。と言い出す。
そうね。痛くないね。と言うと、また正解を探すふり。
やっぱり分からない。
すると、ニッコリほほえみながら「こんにちは♪」
問題と一切関係ないボタンをおして、遊び始めた。
なんじゃそれ。

最後には眠いと言い出し、スイッチを切った。
と思うと、またスイッチを入れる。
そして何事もなかったかのように、また問題モードを始める。

今度は分からなくなったら眠い作戦に出始める。
かけひきを覚えるくらいなら、ひらがな覚えなさい。


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