ロッキーとライズの静音化をする効率的な場所を紹介します。
ROCKY(ロッキー)静音化に終わり無し… まあ、マフラーを交換しておいて静音化も何も無いと思うのですが、心地良いマフラー音とうるさいだけのエンジン音は違う訳で、ロッキーの場合は3気筒エンジン。 最近小型車で増えてきているのですが、ピストンとシャフトの関係でか振動が大きいです。 振動も大きいのでエンジン音も大きくなるのですが、1.5L以下の車では増えて来ています。 開始前の騒音を測ってないうえ、1年間くらい色々な場所を静音化してきた結果ですが、効果があった!と言える部分と良く判らない部分もあったと感じますね。 お金と時間が掛かるカスタムですので、効率的に行なえば時間もお金も無駄にならないと思うので少し紹介しましょう♪ 【注意】 正確な校正のされた測定器ではありません。 スマホのアプリですのであくまでも参考値です。 校正の取れた騒音測定器と比べても大きな違いはありませんでした。 ただし、アプリで変動を押えながら計測が無かったので測定値がピコピコ変化して少しわかりにくかった感じもしますが、その辺は適当で…。 確か、デッドニング・静音化前は70dbくらいだったと思う車内の騒音ですが、材料約5万円と10時間程費やした結果、以外と静かになりました。 何故かというと、知合いのライズに乗る機会があるのですが明らかに僕のロッキーの方が静かです。 興味ない人なので一切、何もしていないライズなのですが、アイドリングも走行時も別の車と思えます。 エンジンで走行中のプリウス50前期より静かに感じます。 ダイハツ、トヨタと言う時点で同じではありませんし、乗る位置も運転席と助手席での違いもあるかもしれませんが乗せて貰う度に苦労が報われた感じがしてます。(助手席でコッソリとほくそ笑む…) では、購入した材料を紹介しておきます。 但し、都度購入してたのでザックリとした概算です。 <制振材> レジェットレックス。静音材の定番。 振動があって響く部分に貼って振動を防止します。 端材とかを買ったのですが、たぶん50cm×1.5m程度を使用。 アルミテープ(厚め) 50mm幅 ×20m <防音材> エプトシーラー EC-110 10ミリ厚 2.5m2 エプトシーラー 686P 5ミリ厚 3.0m2 10ミリ圧 2.0m2 シンサレート 1.5m2 吸音スポンジ 30cm×30cm×5cm程度 × 20枚程度 吸音塗料E140 2本 施工方法は、特別ではありません。 振動がありそうな鉄板に制振材を貼ります。 その上からエプトシーラーを貼り付けました。 エプトシーラーはビビリ音防止に純正でも使われる材料で厚みがあっても押しつけると縮むので、あとで内装が戻らないと言う事がありません。 スポンジの気泡が独立しているので防水性と防音姓も高いという訳です。 コツは制振をした場所で空洞があるような部分を、静音材で埋めるイメージです。 ロッキーの静音で体感が大きかった順に部分説明。(第1位) リアドアのデッドニング。 静音では無く音質向上に行なって、内部に吸音スポンジ。 アルミテープで蓋をして、その上から全面にエプトシーラーの5㎜厚を全面に貼り付けます。 (大きな隙間にはスポンジ) エプトシーラー5㎜厚みなら、内装パネルが密着する部分にも干渉するように貼り付けてビビリ・音漏れを防止出来ます。 とにかく借り合わせしながら全面を蓋をするようにします。(第2位) リアのピラー&リアフェンダー内側。 リアのタイヤハウス上側が室内から静音出来ます。 特に運転席側はマフラーの排気音が響くので効果的。 室内に聞こえてくるフジツボサウンドが、さらに低音になったように感じました。 各所に静音、その上からエプトシーラーを貼り付けます。 空洞が大きいので、吸音スポンジも貼り付けておくと良いです。 リアのウィンドウ、リアシート周辺の空洞を塞ぐようにデッドニングして空間を埋めるように吸音材を敷き詰めます。 とにかく空洞が大きいので多くの吸音材が必要です。(第3位) リアのトランク下側。 制振材、シンサレートを使い、全面に5㎜のエプトシーラーで全面を覆うようにします。 リアシート下も鉄板が向きだしですのでついでに押し込むようにして覆うようにしましょう。(第4位) フロントドアのデッドニング。 リアと同じように施工します。 音質向上目的でしたが、静音にも繋がりました。(第5位) リアシート下部分。 鉄板にシートが密着してるように感じますが、鉄板一枚で車体下の燃料タンクですし、運転者の耳に近いエリアで効果あると思います。 制振材の上からエプトシーラーを使います。 リアトランク側方向にも鉄板がありますので、全面を覆うようにが大事です。(第6位) センターパネル内部 サイドブレーキ周辺、シフト周辺を分解すると、空間があります。 前側の足下エアコン吹出し口周辺も空洞があるので、吸音スポンジを積めるように設置。 ついでに内張の中側にエプトシーラー10㎜を貼り付けます。(第7位)運転席、助手席のフロントタイヤ内側。 内装パネルを取り外して、その内装パネルの中側に吸音材を貼り付けます。 (EVなどでは追加されてます)(第8位)インパネ周辺の内部&エンジン隔壁 内装をバラすのは面倒なので、ダッシュボードとナビパネル、メータカバーを外します。 懐中電灯で照らしながら鉄板には制振材、吸音材を詰め込みながらエプトシーラーを貼り付けていきます。 内部に響く音を吸音材で吸音させるので、スポンジを曲げて押し込んで固定するイメージ。 注意点は配線、カプラー周辺は避ける事。 エンジン隔壁にはフェルトが使われてますのでその上からエプトシーラーで防音します。 細かくではなく、合わせて切るようにして全面を覆うようにします。 無理矢理押し込むでは無く隙間にスポンジを凹ませながら押し込む感じで隙間を埋めます。 結構な数が入ると思います。 注意:配線に負荷を掛けないように押し込むこと。(第9位) リアタイヤハウス リアタイヤハウス上は空洞になっているので、静音効果2位ですが外からもスプレー型静音材を吹き付けました。 エーモン製品ではなく、E-140製品がおすすめです。(第10位) センターピラー部分センターピラーを分解すると意外と空洞があります。 静音材吸音材、内装にエプトシーラーを貼りますが、シートベルトに干渉しないように注意しましょう。(第11位) エンジンルーム 両側フェンダー部。 ロッキーの場合、エンジンルームの両サイドがフェンダー内部が内装側まで繋がってます。 高級車などは壁があったりもしますがありません。 EVでは、隔壁ウレタンが追加されているらしいので効果ありそうですね。 僕は壁では無く、フェンダー側にエプトシーラーEC110を貼り付けました。 塗れても給水なしで耐熱性の高い材料ですが、どれほど効果があるのかは不明。(第12位)エンジンルーム ボンネット側 EVでは室内側に遮音材が追加されているようです。僕はボンネットに施工。 純正カバーの中にエプトシーラーEC110(耐熱型)を施工。カバーを戻すので見た目に変化はありません。 色々頑張ってみて、アイドリング(1000回転/分)で45~55デシベル。 夜間、静かな場所で回転数が安定して、エアコン無し状態で50dbくらいです。 正直、ちょこちょこ作業したので、それごとでは大きく体感できませんが積み重ねると大きな違いです。 静音化は小さな積み重ねが大事なようですね。マフラー音が低音化しましたし、実家の50プリウスよりも静かに感じてきたのでもう終りですかね~。 バラして始めると元に戻すのも大変になりますので、材料は多めに購入しましょう。僕は、けち臭いので足りなくなり、何度もバラしたり組立たりを繰り返しました。