2007/04/26(木)14:49
PS2「タイトーメモリーズ」シリーズ・その22「ウォリアーブレード」
タイトーメモリーズシリーズの個別レビュー、その第22弾は、
メモリーズ2・下巻の「ウォリアーブレード」。
オリジナル登場は1992年。剣と魔法の世界が舞台のアクションゲームである。
「ラスタンサーガ」シリーズの第3弾という位置づけとなっており、
タイトル画面にもちゃんと「ラスタンサーガ・エピソード3」という
副題が書かれている。
ちなみにこのオリジナルは、ダライアス2と同様に2つのモニタを
横に並べてつなげた2画面表示となっている。
操作キャラは、主人公ラスタンを始めとする3人のキャラの中から選ぶ。
8方向レバーで移動。攻撃とジャンプの2つボタンを使用する。
敵キャラに囲まれてしまった時は、レバーをガチャガチャすることにより、
「レバガチャパワー」で吹き飛ばすこともできるが、その際、
少々バイタリティを消費してしまうので注意が必要。
ゲーム自体は、よくありがちなワラワラと出てくる敵を倒して
先に進んでいくという「敵ワラ・アクションゲーム」。
しかし、ステージによっては、強制スクロールで馬に乗って戦ったり、
急な下り坂を駆け抜けながらの戦いがあったりなど、
ゲーム展開に変化を持たせている。
見た目にも、2画面使用というだけあってキャラクタが大きく
描かれていて迫力があり、なかなか楽しめるデキとなっている。
さて、その「画面表示」だが、このメモリーズでも2画面使用のオリジナルに倣い、
その画面比率(横縦比=8:3)に応じた表示をしているため、
どうしてもゲーム画面の上下に空きが生じてしまう。
なので、メモリーズでは、設定変更で横縦比を4:3にし、
1画面全てをゲーム画面で埋めることもできる。
しかし、それは1画面用の「別モードのゲーム」というワケではなく、
ただ単にオリジナルの画面を「縦2倍に引き伸ばしただけ」のものなので、
迫力はそれなりに出るものの、不自然なほど縦に細長い表示になってしまうのである。
それを見て、昔テレビで「トラック野郎」なんかの映画が、
タイトル部分だけは映画の画面を全てテレビ画面内に収めるために、
強引に縦に引き伸ばして放送されていたことを、ふと思い出してしまった・・・
というのは、全くの余談である(笑)。
「タイトーメモリーズ2・下巻」
[メーカー]タイトー
[機種]プレイステーション2
[発売日]2007年3月29日
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