ゲーム雑記

さて、東京旅日記、今回が最終回です。
果たして、「衝撃の事件」とは？・・・どうぞ！


9月14日、東京2日目。
今日は、北海道から私の地元での親友が1日遅れで到着するので、
羽田空港に東京の友人と私の2人で迎えに行く予定である。
実は、本来ならこの親友と一緒に私も上京する予定だったのだが、
格安航空券が予約いっぱいでとれなかったため、日程をこじ空けて
1日早く上京する形になっていたのである。

迎えに行った後は、3人で色々楽しい時間を過ごす予定。
「やっぱり『酒』は欠かせないよね」と、東京の友人は
クルマも持っているのだが、途中みんなで飲めるようにと、
電車で迎えに行くことにした。

お昼過ぎ、友人宅を出発。
最寄の地下鉄の駅まで歩いていく。

すると・・・


友人宅を出て数十メートル歩いた所で、腰に「違和感」が。

「おや？」と思う間もなく、そこから2歩ばかりで・・・


「！！！！！・・・・・うぅぅぅっ・・・・・・」



特に重い物を持ち上げたワケでもなく、ただ歩いていた
だけなのに、腰に激痛が走り、その場にうずくまってしまった。
しかも、痛くて一歩も動けない。

前を歩いていた友人も、びっくりして駆け寄ってきた。


「ギックリ腰・・・か！？」

うずくまること数分、まだ強い痛みはあるもののなんとか
立ち上がることはできたので、一旦友人宅に引き返す。

座っていればなんとか大丈夫そうなので、予定を変更して
クルマで迎えに行くことにした。

その後、羽田で上京してきた親友と合流し3人となったが、
飲み会は私の腰の状態を考え、店は止めて東京の友人宅で
やろうということになった。


さて、夜になり、じゃそろそろ皆で飲もうか、と酒などを
買い込んで友人宅に到着した。
しかし・・・私の腰は全然ダメだった。
羽田に行く前より痛みがひどくなっており、そのあまりの痛さに
クルマの座席から微動だにすることができなくなっていたのである。

そしてその結果・・・


私は、地元北海道から遠く離れた東京の地で
「救急車」に乗ることとなってしまったのである。


病院での診察の結果は「急性ヘルニア」ではないか、とのこと。
断定できないのは、ヘルニアを断定するのに必要なMRIという診療機器が
夜間救急では使用できないため。
ただ、レントゲンでは特に骨のズレも見られず、
深刻な状況ではないので、問題は「痛み」だけ。
とりあえず、痛み止めの薬を出すので、必要があれば北海道に帰ってから
再び病院に行って下さいとのことであった。

2人の友人は、救急車に乗るときからずっと付き添ってくれていた。
腰が痛くて何もできない私のかわりに荷物を持ってくれたり、
清算をしてくれたりと、色々やってくれたのである。
ありがたかったのと同時に、せっかくの東京での楽しい時間を
潰してしまって、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

病院での痛み止めも効いてきたのか、ゆっくりながら歩くことも
できるようになったので、友人宅に戻ることにした。
最悪「入院」ということも考えていた友人たちも、
「帰れる」ということを知り、ほっと一安心。


明けて、9月15日、東京3日目。
この日は3人で埼玉に行く予定だったのだが、腰に不安のある私は
友人宅のご厚意で「安静にしててもいいですよ」ということになり、
友人2人のみが行くこととなった。

私はこの日1日中、友人宅で、トイレに立つとき以外はじっと1箇所に
座ったままテレビやマンガを見て過ごしたのである。


そして翌日9月16日、親友に付き添われるような形で、
一緒に北海道へと帰ったのである・・・。


「東京旅日記」・完



・・・さて、東京旅日記、いかがでしたでしょうか。
まさか、あんなことが起ころうとは、体験した私自身も
ビックリでした（汗）。

ちなみに、現在では、腰に気を遣ってはいるものの、
いたって普通に生活していますので、ご安心を。

今回の旅、私自身としては、あくまでも東京の友人に会いにいくのが
「メイン」でしたし、1日目に色々と一人でまわってるので、
「せっかく東京に来たのに・・・」という「残念感」は
ほとんどなかったですね。
あと、旅先で地元のテレビを観るのも結構好きなので、
安静にしていた日、1日中テレビを観ていたのも
全然苦ではありませんでした。

ただ、友人や友人のお家の方に多大な心配と迷惑を
かけてしまったのは、本当に申し訳なく思いました。
これからも長く付き合っていくであろう仲ですから、
その中で何らかの形で恩返しできればと思います。

あと、幸いだったのは、財布に保険証が入っていたため、
医療費が比較的安く済んだこと。
「旅先では保険証が必要」ということを痛感しましたね。
皆さんも、くれぐれもご注意を！


以上、「東京旅日記」でした！


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