☆メルシー日記☆

娘が私の枕元に立った日、息子は私の叫び声を聞いたそうです。
（完全に寝ぼけて、ほんとに幽霊だと思いました。金縛りの映画見たあとだったからかな？）><；

ゴキブリでも出たのかと思ったら、娘がｷﾞｬｰｷﾞｬｰ叫びながら部屋に入ってきたそうで、
「あの子、ものすごかったで。びっくりした。ワシもあの頃の気持ちはあんなんやったんかな？でも、あんなｷﾞｬｰｷﾞｬｰ言わへんかったよな？」と息子。

「う～ん、あんなすごくないけど、黙れ！消えろ！うっと～しぃんじゃ！って言ってはったなぁ～壁にも穴開けはったなぁ～」
と私が言うと、
「ひひひ」と笑っておりました。

壁の穴も、カッと衝動的にあけたのかと思ってたら、拳に服をぐるぐる巻いて、「エイッ」とあけたと、話してくれました。

部屋の模様替えをして、ちょうどベッドの横に穴がきたから、中身がﾎﾞﾛﾎﾞﾛ出てきて困るといいます。

穴をふさごうという気もなさそうで、思春期の象徴のように、そのまま放置されています。

息子は最近の娘の様子を通して、自分の中学時代を思い出すようです。

娘が遅くまで携帯をやっているので、「ちょっと預かろうか」と取り上げたと時も、

「ワシもゲーム取り上げられたよなぁ」と息子。

「ほんまやなぁ。隠しては見つけ出して、取り上げて怒って、また隠して・・・何やったんやろうなぁ・・・」と私。

「ほんまやなぁ・・・」と息子。

そして娘に、

「ワシが言うのもなんやけど、ちゃんと勉強しぃや。勉強できるのは幸せなんやで。」と、言います。

渦中の時の気持ちも思い出しつつ、兄として、とても心配で気になるようです。

昨日、息子は、好きなバンドの新しいアルバムを買ってきて、「今のワシの事知ってるみたいな曲や」といいました。


透明でいようと僕は誓うけど

「これが探していた自分らしさか？」というループ

今日がまた　昨日の焼き直し

明日からは　明日こそはと　誓えども

明日はまた　今日の焼き増し

くり返し　くり返し　になっても　またくり返す

そんな気持ちなんだ・・・そりゃそうだろうな・・・息子の気持ちを思って、涙が出ました