うたのおけいこ 短歌の領分

2021/09/27(月)06:11

坂本野原  月を見て特に思いはなけれどもただ明るくてまろしと思う

うたのおけいこ(669)

坂本野原 月を見て特に思いはなけれどもただ明るくてまろしと思う 十五夜の丑三つ時に月見ればわが身ひとつのこの世であった 衛星にすぎない月がこれほどの意味を持つとは脳の不可思議 秋の夜にお月さまだと大はしゃぎしていた娘いまもほがらか 北野さきに心酔したるわが妻は娘三人リケジョにしたり 理系なら食いっぱぐれはないのよと文系われは一言もなし

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