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2014/07/15(火)00:44

海賊とよばれた男 百田尚樹 東日本大震災3年と80日

読書(271)

図書館で借りた本。 海賊とよばれた男(上) 百田尚樹著 海賊とよばれた男(下) さすが構成作家さんの本。ハラハラ、ドキドキ、ワクワクしながら、夢中になって読んだ。 出光興産の創業者、出光 佐三氏の生涯を綴ってある。 出光氏は大学の大先輩やったんや。 なんで「海賊」なんやろうと思うた。 明治44年(1911)25歳のときに門司で油販売店を始めたものの、赤字続き。 大正の初めに、ポンポン船などの漁船に軽油を売ることを考えるけど、販売エリアの制限があった。 手漕ぎの伝馬船に一斗缶を積んで関門海峡の海の上でやりとりすることで、商売を広げていった。 それで「海賊」と呼ばれ同業者から恐れられるようになったそうや。 この「海賊」の活躍は、国内に止まらず、イランの石油を輸入する日章丸の活躍につながっていく。 同じ著者の「永遠の0」の主人公、宮部久蔵も出てくる。上海の航空基地でゼロ戦闘機を操縦していた若い航空兵「宮部」と出会う場面を入れてはる。 ほんまにすごい人やと思うた。 出光美術館によく足を運んでるけど、これからはさらに作品の見方が変わりそうや。  

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