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さ行

「ショーシャンクの空に」

原作 スティーブン・キング
監督・脚本 フランク・ダラボン
出演 ティム・ロビンス(アンディー)
   モーガン・フリーマン(レッド)


妻とその愛人を殺害した罪で逮捕された 大銀行の副頭取アンディー。
彼は無実を訴えながらも、終身刑となり、ショーシャンク刑務所に入れられる。
人権など何処にも無く 思うに任せぬ刑務所暮らしの中にあって、
自分らしさを見失わないアンディー。。。
そして、同じ囚人仲間で調達屋をしているレッドとの友情。
長く続く刑務所暮らしであったが、19年後 アンディーは・・・。


「人の心の中には 誰にも奪えないものがある。・・・・それは 希望。」

今まで、何度 この映画を見たかなぁ。。。
人間の心の強さ・豊かさ、そして 自由の大切さを描いたこの映画は、
間違いなく、私の好きな映画トップ5の中に入る一作です。
どの映画が第何位か、なかなか決められないしっぽだけど、
限りなく限りなく一位に近い一作かな。。。



「戦場のピアニスト」

原作 ウワディスワフ・シュピルマン
監督 ロマン・ポランスキー
脚本 ロナルド・ハーウッド
主演 エイドリアン・ブロディ(ウワディク)


1939年、ナチス・ドイツが侵攻してきたポーランドのワルシャワ。
ユダヤ系ポーランド人のウワディク(ウワディスワス・シュピルマン)は
ラジオ局でピアニストとして働いていた。
しかし、ナチスが町を占拠したことにより、
変わっていくウワディクたちシュピルマン一家の生活。
一家はゲットー(ユダヤ人居住区)に強制移住させられ、
やがては 収容所へと向かう列車に乗せられることになる。
だが、すんでのところで たったひとり助けられたウワディク。
彼の前には 生き残るための過酷な日々が待っていた。。。

絶え間ない寒さと空腹に耐え 生き延びようとする主人公。
一方で、虫けらのように殺され捨てられていく多くの命。。。
主人公が激した表情も見せず 、ただひたすらに逃げ、隠れ、生きる姿に
人間というものの弱さと強さの両方を感じてしまったわ。
ピアノを弾くことなど望めない環境にあって、
指を動かし演奏することを想像する主人公が とっても切なかったです。

アカデミー賞の監督賞・主演男優賞など、幾つかの賞を受賞した この作品は
実在したポーランドの名ピアニスト、W・シュピルマンの回想録を元に作られたもの。
あまりにも軽く扱われる命と廃墟と化したワルシャワの町が辛いけど、
歴史の事実を忘れないために、
そして、その歴史は私たち人間が作ってきたものだということを忘れないために、
できれば見てもらいたい映画なんだけどなぁ。


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