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テーマ:サッカーあれこれ(20135)
カテゴリ:イラン代表
ブンデスリーガから久しぶりに嬉しいNewsが届いた。 まずはドイツU-21代表でテヘラン生まれのアシュカン・デジャガーが決めた。こぼれだまを左足で鋭いシュートを古巣ヘルタ・ベルリンのゴールに突き刺した。これがヴォルフスブルグ移籍後の初ゴールで、見事にフェリックス・マガトの期待に応えた。その後も再三にわたる両足の鋭いシュートと攻撃性でヴォルフスブルグの攻撃を牽引。試合は敗戦を喫したがマガトは「彼のキャリアはまだ始まったばかりだが、素晴らしいタレントだ。彼はよく練習しここ2試合で素晴らしい活躍を見せてくれた」と絶賛した。アリ・キャリミに失望した指揮官の期待に応え続けることができるだろうか。 一方、絶不調をかこったハシェミアンも古巣のネットを陥れた。ここまで出場機会に恵まれなかった背番号16は70分に投入されると、そのわずか1分後巧みなポジションどりで左からのセンタリングをフリーで頭で叩き込む。彼にしては珍しく咆哮を放ち、いつもの死んだ兄に捧げる天を指すパフォーマンスも忘れて喜びを爆発させた。この一撃で好調の古巣相手に逆転をおさめ、試合後は元チームメイトとの旧交を温めた。イラン代表では、アジアカップでの失敗から世代交代が叫ばれているが、まだまだ彼の力は必要になるだろう。その為にもガレノイは正しい起用法で彼を生かす必要がある。 そして3発目は2部のオスナブルクの10番、アレキサンダー・ヌーリがボルシアMGに対して、得意の左足で意地の一点をもぎ取った。マガトにはブレーメン時代には評価されなかったが2部で奮闘し評価を高めている。 さらにフランクフルトのマハダヴィキアも敗戦ながらフル出場を果たし アミール・シャプールザデも久々に先発し80分間プレーしている。キアやハシェミアンをHSVで起用したパーゲルスドルフのもと2部で力を養い、昇格の原動力となり信頼を獲得した。 実はヌーリとデジャガーはカップ戦で対戦したこともある。どちらもイラン代表入りへの噂が絶えないが、デジャガーはドイツのU-21代表で10番を背負うタレントだけにドイツもそうやすやすとは彼を手放さないだろう。さらに今季の活躍次第では皮肉にもその可能性は高まりそうだ。シャプールザデにいたっては既にイランB代表で優勝を果たした西アジア選手権でプレーしており、右サイドでスピーディなプレーを披露しただけにA代表入りの可能性が最も高い。前述したように結果を残せなかったチームメッリにとって彼らが新たな可能性であることは確かだ。そして意地を見せたベテランのハシェミアンやマハダヴィキアもそう簡単に彼らの新たな力にポジション譲るつもりは無いはずだ。どちらにせよ今季もドイツのイラン人から目が離せそうに無い。 ゴール、ハイライト動画 ヌーリのゴールはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.05 19:13:30
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