2024/05/18(土)14:20
Brett Andersonの本領発揮「Death Songbook」
これ、4月の半ばくらいに出てオーダーしたのに、届いたのが昨日という。いったいなぜ1ヶ月もかかったのか…おとなしくオフィシャルに頼んでおけばよかった…と思いましたが、まあ、届いたので善しとしましょう。
こちらの「Death Songbook」は、健常者と障がい者で組織されたParaorchestraが、Brett Andersonことブレ兄さん(私が勝手にそう呼んでる)とコラボしたものです。全曲で兄さんがヴォーカル取っていますが、Nadine ShahやGwennoという女性アーティストも一緒に歌っています。Nadine Shahの声が素敵です。
曲目はカヴァーがメインで、このチョイスが良い。というのもSuede率高めだから。
1. The Killing Moon : Echo & The Bunnymen
2. Unsung : Brett Anderson
3. Holes : Mercury Rev
4. Nightporter : Japan
5. She Still Leads Me On : Suede
6. Wonderful Life : Black
7. The Next Life : Suede
8. He's Dead : Suede
9. Enjoy The Silence : Depeche Mode
10. The End Of The World : Skeeter Davis
11. My Death : David Bowie
12. Brutal Lover : Brett Anderson, Charles Hazelwood
youtubeで最初に公開されたのは、エコバニの「Killing Moon」のカヴァー。Mercury Revの「HOLES」が次に公開されたんだったかな?この2曲で「もう買う!」となりました。オリジナルと聴き比べてみると、どっちもいいですね。兄さんVerはもちろん好きです。
Suedeのカヴァーも、Paraorchestraの演奏になるとまた雰囲気が違って面白いですね。He’s Deadの気だるい感じはParaorchestraのもかなりいい!
私は「Wonderful Life」を全然知らなかったんですが、これで聴いてみて、メロディが本当に胸に刺さるなあと思いました。歌詞も切なくて…兄さんが歌うのにぴったりだと。
JapanにDepeche Mode、David Bowieと、Brett Andersonが歌うのにふさわしい曲をチョイスしたってことなのでしょうか。どれもがダークでセクシーで、ため息ばかりついてしまいます。
兄さんの違った一面が垣間見られて、とても興味深い一枚です。これは、夜にじっくり聴きたい一枚ですね。