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カテゴリ:乗り鉄記
こんばんは☆
11月度の更新です。 先日、和歌山電鐡の貴志川線を訪問してきました。 沿線住民団体の活動、そして新会社移行後の取り組みが注目されている、この路線 地方ローカル線について調査したことある私にとって、一度は行ってみたい場所でした。 この日は、和歌山駅周辺で昼食(和歌山ラーメン)をとった後 和歌山駅の隣の田中口駅より初乗車 わか電2275F『たま電車』@田中口 posted by (C)よう☆ 来たのは、『たま電車』の愛称で親しまれている2275F。 終点の貴志駅の駅長を勤めている、猫の“たま”をモチーフにした車両 駅の時刻表には、ちゃんと充当される車両まで記載されているので あらかじめ予想出来てはいたのですが、遠方から訪れる者にとっては嬉しい事です。 車内には、“たま”のイラストや照明、車端部には図書館コーナーまで設置されていました。 月曜日の昼下がりとあって、乗客はそこまで多くなかったのですが、、、 途中の本社・車庫所在地である伊太祁曽駅から団体(?)客が乗り込んできて大賑わいでした。 これは、鉄道会社側が終点貴志駅への訪問の際に、伊太祁曽駅周辺の駐車場を利用して“パーク&ライド”観光を推奨しているのもあります。 そして、貴志駅では、多くの訪問客が『たま電車』を待ち構えていました。 旧来定型的にイメージされていた「鉄ヲタ」とは異なっている層が主に。 男性よりも、女性のほうが多かったかもしれない。 駅長の姿、そしてこの変わった電車を見るために新規鉄道ファンを取り込めているのが伝わってきました。 貴志駅 posted by (C)よう☆ 今年8月に改装された貴志駅の駅舎も、たま駅長をモチーフにしています。 JR九州の車両デザインでおなじみの水戸岡さんのデザインです。 (水戸岡さんは、わか電の他、経営母体にあたる両備グループ・岡山電気軌道の車両デザイン顧問でもあります) わか電2273F@貴志 posted by (C)よう☆ 30分後の列車にて貴志駅を後にしました。 ここでの利用は旧南海色の車両。 一旦、伊太祁曽駅で下車。 わか電2276F『おもちゃ電車』@伊太祁曽 posted by (C)よう☆ 次の列車が、伊太祁曽駅始発だったのですが、ちょうど『おもちゃ電車』2276Fが充当。 車内に、いろいろなおもちゃの展示や、「ガチャガチャ」まで置いてあります。 わか電『おもちゃ電車』車内 posted by (C)よう☆ 車内も、じっくり観察できました。 ちなみに、南海色の車両のほかにもう1編成『いちご電車』という編成も存在しているのですが、この日は終日車庫留置の運用でした・・・ 『おもちゃ電車』で和歌山駅へ到着すると、多くの高校生が列車の到着を待っていました。 区間運転の列車が走るのも、この高校生の利用の便をはかったもの。 観光客だけでなく、なにより地元の住民の利用が存続の大きな力になっています。 「ありがとう、もっと、ずっと、貴志川線」をキャッチフレーズにした貴志川線の活動が 「乗って残そう広見線」をキャッチフレーズにする、広見線新可児~御嵩間など 他地区の存続問題を抱える沿線にとっては、大きな影響力を持っているようです。 貴志川線の未来を“つくる”会結成5周年横断幕@田中口 posted by (C)よう☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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