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-白色の毎日-

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とにかく本を語る-文章ノ羅列其ノ壱-


 フリースペース活用計画第一弾。

 栄えある一発目は暇つぶしの王様、古くから情報の保存形式として使われている『書物』について語ります。

 と言っても書物に関する豆知識や、その在り方、存在価値などの小難しいことは抜いておきます。あくまでも私が『書物』に持つものを出すだけですので、あしからず。

 というわけでテーマは書物ですが、伝記や参考書などはジャンル入りしていなく、ほとんどが漫画や小説のことを主体においております。

 私の周りにはゲームやアニメ、玩具や電子機器などよりも圧倒的に本の方が多い。
 
 もちろん学校の使わなくなった教科書やら、授業で使う辞書なんかもありますが、部屋に散らばっている目に見える範囲の本は漫画にライトノベルばかりで、それの種類もごたごた。

 まず本棚にある本。そこにあると言うことは、もはや暇つぶしにも読まないような、飽きてしまった本たちです。長編漫画やシリーズ物のラノベが詰まっております。

 入っている物を見ると、「鋼の錬金術師」や「ミスターフルスイング」、「ハヤテのごとく」などの雑誌は違えど「少年向け漫画」として描かれている本ばかり。

 こういったものは、一度読んでしまうと展開が分かってて詰まらなかったりして、そのまま埃被って古本屋行きみたいな感じですね。読み直すことはほとんどなし。

 中には、売るのにも捨てるのにも少し反発がある「カードキャプターさくら」のような「少女向け漫画」、「魔王、始めました」のような「オタ向け小説」もあります。

 もはや買う気力もないのでこれ以上増えないのがせめてもの救いでしょうか。

 逆に、すぐ横に放ってあるような書物といえば、「トライガン・マキシマム」や「ソフルイーター」、「荒川アンダーザブリッジ」などの現在はまっていて、読み返せば暇つぶしになるものばかり。

 これらは時期や気分で変わってくるので、あまり正確な情報は流せません。つまり時期ネタなのですね。前は「レイブ」とか「とある魔術の禁書目録」とか様々なタイトルの四コマ漫画なんかが置いてあった気がします。


 よく友人間や知人間で話題に上げられるのが、「どんなジャンルの本が好きか」です。

 私も例に漏れず、雑食ではなく好んで買っていく漫画や小説があります。こういうジャンルが合う奴が友人ないし親友になるんですよね。類は友を呼ぶ、みたいな。

 日記でも二回三回は言ってると思いますが、私の好きな物のほとんどが「血がドバドバでるアクションもの」だったり、「ギャグが織り交ぜられたハートフルコメディ」だったり。大抵がこの二種類に酷似したものでしょう。

 血がドバドバの代表格と言えるものが、「真月譚月姫」。

 型月の「月姫」が原作で、作者は佐々木少年先生です。言ってはなんですが、原作者より絵がすっきり綺麗で私はこちらの方が好きです。志貴の狂人ぶりやネロ・カオスの繰り出す六百六十六の獣達の造型、アルクや先輩、秋葉に琥珀に翡翠にとヒロイン達の美貌も二割、三割増しになってると思います。さっちんも抜かしてはいけませんね。

 も一つ代表格と言えば、私は所有してないのですが友人が持っている、「ヘルシング」もお気に入り。

 上の「月姫」と同じく、吸血鬼を主役にした話で主人公「アーカード」の最強ぶりは高感度高し。絵の方はぐちゃぐちゃでわからない時もありますが、あまりある迫力のシーンのおかげで帳消し。

 他のキャラも魅力的で、セラスやインテグラ、そして私内では高感度MAXの狂人神父アレクサンド・アンデルセン。台詞なんかも最高だったりします。見敵必殺(サーチ・アンド・デストロイ)と叫ぶインテグラ嬢がまた好きです。

 「マスター!命令を!」
 「見敵必殺(サーチ・アンド・デストロイ)!見敵必殺だ!」

 こういう台詞回しは他にも見かけたので好きなのがあり、多分「終わりのクロニクル」だと思いますが、「進軍せよ!進軍せよ!進軍せよ、だ!(アヘッド!アヘッド!ゴーアヘッドだ!)」というのがありました。

 
 逆にそういうのに縁が遠い、ハートフルコメディものの代表格というと、私の中では「げんしけん」ではないでしょうか。

 こういうほんわかものは、ストーリーだけでなくキャラの個性が戦闘物より出てると思います。てかキャラで勝負しなきゃなにで勝負するのだ。

 基本的にギャグものは「面白いネタ」があれば成立すると思います。でもそれだけじゃなく、「こういう奴がこういうことをする」というのが加わればまさに鬼に金棒だと思うのです。

 つまり「げんしけん」で説明すると、荻上が笹原と斑目の絡みを妄想するシーンがありましたが、荻上があのことを妄想するといったことももちろん面白いのですが、「笹原」が「斑目」とくんずほぐれつ的なことをしそうになる・・・。

 横道にそれた感がしますが、まとめると「キャラが引き立てば相乗効果でギャグがより一層面白くなる」ということですね。だから戦闘物ではない漫画の方が、存分に明確にはっきりとキャラの個性が見えると思うのです。


 漫画や小説の趣味・・・・というのにはもちろん個人の意見が入っているわけなのですが。それは個人の作品に対する感想にも言えることです。

 私は時折、友人と「どれが面白くて、どれが詰まらないか」といった雑談をするのですが、どうにも噛み合わない部分があり、その度頭に血が上るといったことがあります。好きな本を「詰まらない」といわれると、喧嘩で殴られるよりかなりガクンときます。

 作品に対する評価というのは人それぞれで、そのせいで孤立してしまったり、逆に仲間を増やすことだってできます。「感受性の違い」を良い方に捉えるか、悪い方に捉えるか。それが問題ですね。

 私は「悪い」ものではないと思うのですが、どちらかといえば「邪魔」と思ってしまうときがあります。自分勝手なのですが、やはり自分が好きな作品は色んな人に褒めて絶賛して欲しいです。それでも否定されたときは、感受性の違いが邪魔になったりまします。

 でもま、反対に「必要」になったりするのですがね。


 長々と、本当に長々と語りました。日記では無理な量です。

 まとめてしまうと、本と言うのは確かに人生を面白くしてくれるが、その楽しみ方は個人で違っており、けして一つだけではない。

 自分なりの考えで本を二倍にも三倍にも面白くして欲しいわけですね。私は。なんてったって、本は人生最大の娯楽ですからね。

 
 ・・・・・・。本当にこんな事言えていたのだろうか?
 


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