カテゴリ:音楽
先週の土曜日(10/14)、知り合いからチケットをもらったので、浜渦理代ローズ・サロン・コンサート『アンサンブル・アルモニュー・エトワル』を聴きに行ってきました。
今回は歌は無く、演奏のみ。浜渦さんのピアノと『アンサンブル・アルモニュー・エトワル』の管楽器の演奏でした。 今年はモーツァルト生誕250周年なので、こちらもモーツァルト特集。歌が無いのも寂しい気がするけど、ハーモニーだけを追うのも良いもんだね。 ♪♪♪ PROGRAM ♪♪♪ ◇鳥の歌:パルムグレン ◆セレナーデ ハ短調 K.388 :モーツァルト 第一楽章 Allegro 第二楽章 Andante 第三楽章 Menuetto in canone 第四楽章 Allgro ◇ソナタの楽章 ト短調 :モーツァルト ◆オペラ「魔笛」より :ヨーゼフ・ハイデンライヒ編曲 序曲 わたしは鳥刺し〈パパゲーノのアリア〉 何という美しい絵姿だろう〈タミーノのアリア〉 フム、フム、フム〈パパゲーノ、タミーノ、侍女〉 恋を知るほどの殿方には〈パミーナ、パパゲーノ〉 イシス、オシリスの神よ、願わくば〈ザラストロ、合唱〉 これはどうしたことでしょう?〈侍女〉 恋をすりゃ誰でも嬉しいよ〈モノスタトス〉 恋人か女房があれば良いが〈パパゲーノのアリア〉 お前はわしのものとなるか?〈パパゲーノ、パパゲーナ〉 ♪♪♪ 出演者 ♪♪♪ アンサンブル・アルモニュー・エトワル オーボエ大島弥州夫、佛田明希子 クラリネット 佐藤和宏、古賀喜比古 ファゴット 片寄伸也、江畑晴子 ホルン 永武靖子、岩井理沙子 前半はセレナーデで、癒しの効果抜群。管楽器だから煩いかなと思ってたけど、気持ちよく眠りにつく事ができました(^_^;) 後半はオペラ「魔笛」。魔笛ってフルで聴いた事が無いんだけど、ファンタジーだったのね。漢字の響きとドイツ語の歌にもっと重々しいものだと思っていました。 認識を新たにしたなあ。 浜渦さんのご主人が急遽、解説をしてくださって、実際に歌っている方だけに分かり易くてユーモアたっぷり。演奏聴いてるだけよりも楽しかったです。 管楽器だけということもあって、選曲がテンポよく、軽快で、愉快な曲が多かった。 「魔笛」は世界観が広くって、日本のヤマタの大蛇伝説に始り、タミーノやパミーナはアフガン辺りの名前。ザラストロが信仰しているのはイシス、オシリスの神(ナイル信仰)といろんな要素が詰まっているそう。庶民向けにスペクタクル性を持たせた結果かな。 お話の内容は詳しくは公式ホームページを見てもらうとして、プログラムに関するところだけ簡単に説明します。 タミーノ王子が大蛇に襲われているところを3人の侍女が救出。そこにパパゲーノが登場し、自分がやっつけたと嘘をついて得意になる。 夜の女王の娘パミーナ姫の絵姿を見たタミーノ王子は一目惚れ。 タミーノ王子は夜の女王に頼まれて、パパゲーノをお供にザラストロに捕らえられているパミーナ姫を助けに向かう。 タミーノには魔法の笛(魔笛)が、パパゲーノには魔法の鈴が渡される。 パミーナもタミーノに恋をする。モノスタトスもパパゲーノもやってられないなって感じ。 パパゲーノにはパパゲーナが与えられてめでたしめでたし。 悪役だと思われてたザラストロも実際は高僧で、夜の女王こそ悪だったというどんでん返し。 最後は太陽が夜に打ち勝ったと高らかに宣言して、おしまい。ちゃんちゃん! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.25 18:11:01
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