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第一日目はまずまずのできだった。
本命のバカラが取れたのだから。 第二日目は小物はすべて予定より安く取れたが、大物のマイセン人形は予算よりウ~ンとあがってしまい、残念ながら取れなかった。前日ファックスで骨董屋さんにこのリミットではとても無理だから、もう少しリミットを上げて欲しい、とお願いした。で、リミットを600ユーロあげてもらった。それでもこちらのリミットよりさらに800ユーロも高くなってしまった。 いい人形はやっぱり高くなるなあ。 この人形は19Cマイセン、天使4体と羽を広げた孔雀が入っている。 天使も全部きれいな顔をしており、大きさもあり、色彩も豊か、破損も殆どなく、またオークションには滅多に出てこない人形である。 もう一つ、天使のオベリスクの人形があったが、これも滅多に見たことのない人形、私はそんなにきれいだとは思わなかったのだが、ものすごく高くなった。 電話のビッダーが取った。 あとで品物を受け取るところでこの人形を会場で競った女性と会った。 彼女は自分が逃した人形をもう一度見せて欲しい、と頼んでいた。 普通はもう他人のものとなったものは見せてもらえない。 彼女はケルンの美術館からこの人形を買いにきたそう。美術館の予算が足りなくて落札できなくて残念だ、どうせ業者が後で売りに来るだろうから、この人形をもう一度よく見ておきたい、と説明していた。 何しろこのオークションハウスは参加者(ビッダー)の数が膨大である。 小物類は結構高くなる。どういう人が買っているかというと、60代以上の年金生活者が多い、と見た。なにしろ、旧東ドイツのこの年代の人たちは戦後の西ドイツが築いた繁栄を最も享受している人たちではないだろうか? 働かなくても毎月結構なお金が入ってくる! 長くなった寿命! オークションハウスで買い物をするのはさぞかし楽しいであろう。 私も早くそうなりたいものだ。 ポースレンは午後2時過ぎに終わったので、私はそのあとは残らず、梱包後まっすぐ家に帰った。この近くにはワイマールもあり、寄っても見たかったが、何しろ連日朝早くから夜遅くまで、で、ちょっと疲れた。それに高額商品を積んでいるので、低速安全運転をしなければならない。それでまっすぐ寄り道せず300キロを一回給油休憩しただけで帰った。 なお、ガソリンは過去最高値! 1リットル127.9セント(1.6ドル、180円)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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