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これはドイツの(多分世界の)オークション史上落札された最も高い花瓶である。 昨日骨董屋のSの店に寄った。そこでその話を聞いた。ロシアのセントペータースブルク製の大してきれいでもない2つの花瓶。 スタート値段は300(4万円強)ユーロだったそうである。 で、Sにいくらまで上がったと思う?と聞かれ、 冗談に8000ユーロぐらい行ったんじゃないの?と言った。 この2つの花瓶、どこまで上がったと思いますか? な、な、なんと、なんと、 1.69ミリオンユーロ!!! (208万ドル!!!) (2億3660万円!!!) しかも落札者は実際にはこの2割(コミッション)増の金額をオークション会社に支払う。 ハノーヴァー家の当主Ernst Augustの最初の(2番目かもしれない?)結婚で出来た2人の息子(20歳と22歳、アメリカに留学中)が2万点の絵や銀器、磁器などをサザビーズの仲介でオークションにかけた。売上は3700万ユーロだったそうであるから、サザビーズは1500万ユーロぐらい仲介手数料を儲けたことになる。 Prince Augustは最近モナコのキャロリーヌと結婚した人である。 300年ばかり前(正確には知らないが)このハノーヴァー家からの人がイギリスに行って国王になった(詳しい事情は忘れた、興味もない)。純粋のドイツ人である。だからハノーヴァー家はイギリスのロイヤルファミリーとはかなり近い親戚になる。 マリーエンブルク城で開かれたオークションにはヨーロッパ中の貴族が美術商が集まったそうである。私も話の種に行けばよかった! いつも思うのだが、お金ってあるところには腐るほどあるものなのね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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