毎週楽しみだった「不信のとき」、ツッ込みどころ満載の最終回でした。

先週、義雄(石黒)が末期ガンで余命３ヶ月という診断が出て、
「浮気男を殺して終わりかよ～」と、ガッカリした私です。

愛人と妻との間で、ふわふわと二重生活を楽しんでいた浮気バカ男の行く末は、
妻と愛人二人から棄てられ、会社からもハブにされ、
安アパートの一室で、缶チュウハイでも飲みながら
「あぁ、俺の人生って・・・」･･･後悔しながら落ちぶれて生きていく。

・・・って言うのを期待してたんですがね。

ガンで死ぬなんて、天罰でも何でもない、と思うよ。
（家族に見守られて死ぬなんて、幸せじゃないか）



以下、このドラマを見てない人には、意味が全然わからない内容です。


和子(杉田)の泣きながらの説教話は、全然説得力がなかった。
「子供が･･･子供が･･･」って、そりゃぁ子供が出来ない和子には同情するが。
（大人には大人の都合があって生きてるからねぇ）



カフェでのマチ子(松下)と道子(米倉)のシーン

義雄(石黒)の病気のことを聞いて、タバコをポロリと落とすマチ子。
先週の和子がお茶をこぼすところの方が上手だったな。（をい）



病室で　義雄と道子。

長年に渡って家族をだまし続けてきた義雄が、何を今更な台詞の数々･･･。
一言一言に、ツッ込みを入れまくって見ておりました。


「おれの大事な妻と子供の為に･･･」（保険証を妻に差し出す）

え～、保険金は妻に渡るのは当然じゃん。
今さら「大事」とか言われても　白々しい。

「夫婦ってむずかしいもんだなぁ･･･」

むずかしくしてたのは、おまえの方だろ。

「大事なパートナーはおまえしか考えられなかった」

愛人の子は自分の子じゃないとわかった途端に、のりちゃんは放置ですか！

「俺はおまえの夫でいられて幸せだったよ」（ヒシっと抱き合う）


　けっ！

なんでしみじみと夫婦愛に浸っているんだろう。
裏切り続けた夫との間には、もっと殺伐とした空気が流れているべきだろ。


そんなこんなで・・・


全てが藪の中のまんま終わらせてしまったドラマ。
ぐゎ～～っと、消化不良です。すっきりしません。


それに、これらは必要だったのか？

・小柳(石田)の愛人マユミとその子供
・姑(江波)の買物依存症と借金
・近藤(小泉)の秘書



最期に一つお願いがあります。



のり子とヨシミチのＤＮＡ鑑定をしてくれ！