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2007.06.18
XML
テーマ:住宅コラム(1807)
カテゴリ:真剣ないえづくり


僕がいつも家の事を書くと、

だめな事例ははっきり書くくせに
どんな家を作っているのか?を
ちっとも具体的な事を言わないこと、
実は自覚しています

だって写真に写らないんだもんね~
という言い訳は置いといて、

その家に住んでいる奥様から
住み心地レビューを頂きました



興味あるでしょ?


ご紹介します。


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

「この家の住み心地」


念願の家が昨年の夏に完成し、
新しい生活をはじめてからそろそろ一年、
ようやく「すまい勝手」がわかってきたようです。


例えば、日差し、風、
その時々の天気によって影響をうける室内の温度や
湿度、部屋ごとで微妙に肌に感じる違い、
季節に応じた設備の使い方など・・
住んでみて初めてわかることがいろいろと見えてきました。


さらに新しい試み(新築記念?)として、
我が家では疑問に感じることを
できるだけ検証してみることにしたのです。


それは、「なんとなく…」という個人差の大きい、
主観にもとづいた曖昧なものでなく、
計測した実際の数字を追うことです。


完成した時、
「家の質の違いを見てみましょう」という事で、
気密性、VOCの値などが測定がされ、
結果は「性能の点では申し分ないです」と言われました。


『違い』という意味がよくわからないまま、
新しい生活をスタートさせました。
そして季節ごとの、
外気温と室温の差、
同じく湿度の差。

床下の換気システムによって調整されている
室内の環境が、
各部屋に均一になっているかどうかを測定してみました。

検証できたのは、
まだ一部ではありますが、
数字にはたしかに説得力がありました。

051229温湿度.jpg
  ■真ん中の床下ラインから下の室外までが、地熱で節約したエネルギー
  ■真ん中の床下ラインから上の室内までが、暖房を使ったエネルギー
  ■ランニングコストは一月約600円

さて、では実際その住み心地は?

一言で言うなら、
中にいると季節の変化があまりわからない家

帰宅した時など、
特に暖かくも涼しくも感じないけれど、
家の中にいて暑くもないし、寒くもない。
いつも大体同じ空気の中にいる感じ


もちろん気持ちのいい日に窓を開けたり、
逆に締め切って冷気を入れないようにして暖房をつけたりと、
調節はしますが、
その効果がテキメンなのも気密が高いせいなのだろうな・・と
玄関ドアを開けた時の『しゅーっ』という音や手ごたえで感じます。


これまで
「なんて寒いんだろう!」
「今日はとても蒸し暑い・・・」とか
気温に非常に敏感で、しかもアレルギー体質の私をはじめ、
喘息気味の息子の体調変化などに
顕著にあらわれていた季節ごとの不快感などが、
家の中にいるとかなり軽減されたのです


それまで8年間すんでいた鉄筋コンクリート造りのアパートでは、
春は花粉アレルギーで締め切り状態、
(息苦しいことこの上ない)

夏は南からの直射日光による暑さ
(冷房のため電気代うなぎのぼり)、

秋が来てようやく快適かと思っているうち、
夏物を仕舞おうと押入れをあけたらカビが!

冬になると暖房による乾燥と結露
(毎朝窓はびしょびしょなのに部屋はカラカラ)


一年を通じて室内の環境は大きく変化し、
そのつど体調も光熱費も大きく影響をうけ、
「体によくないなあ…。」という
漠然とした不安の中で生活していたのです。


この家に求めていたものは、
本当の所、広さや新しい設備よりも
安心して健康に暮らせること、
呼吸のしやすい環境であること。
それが一番でした


インテリアやデザインなどが素敵な家も魅力的ですが、
家族が健康を損なっていくのでは意味がありません。
まず、気持ちよく住む為に機能性ははずせないと思いました。
その点でも今のところ非常に満足しています。


広さや間取りなどは
個人の事情や好みなどが重要かもしれません。
我が家の生活スタイルはオープンではありますが、
必要な所は閉じられるように可変性は残してもらっています。


各部屋とユーティリティ、
サニタリー、押入れなどの収納にいたるまで、
空調や温度、湿度が一定である為には
多少間取りや広さに制限があるかもしれません。

しかし、それによってもたらされる快適さは、
他には代えがたいように私は思います


我が家に訪ねてくれるたくさんの皆さんが、
吹き抜けのリビングやフルオープンのサッシなどをみて、
「光熱費、ずいぶん掛かるでしょう!」
「冬、寒くない?」
など質問されます。

今の所、
オール電化の料金システムを利用し、
夜間電力を使うように工夫して、
以前の3DKのアパートの頃とあまり光熱費は変わっていません。
むしろ、照明器具や家電が増えた分、割安だともいえます。

実際は、
住む人の節約意識が一番の要因かもしれませんが、
結果が目に見えてやりがいがあるので節約を意識しやすい家だともいえます。


これから、
いろいろな新しい住宅のための設備が
たくさん開発されていくでしょう。

実はまだまだ、
我が家には改良の余地があり、
むしろその余地を最初から見込んで建てたということもあって、
よりよい暮らしの為に新しい家づくりにも注目しています

使えるヒントやアイデアは取り入れていきたいのです。


何年か経てば、子供は大きくなり、
私たちは歳をとっていくように、
もちろん家も年を経て傷んだり、
味わいが出てきたりします。

だからこそ建てた後の日常の手入れなど
愛着をもってできるかということも
改めて考えて然るべきものだ、と感じています。

せっかく苦労して建てた家が
使い捨てのようにしか住めないなんて、
もったいない上つまらないと思うのです。


もちろん大掛かりなリフォームが
必要になる部分も出てくるかもしれませんし、
家族構成が変われば
間取りも住みよく変えたくなるかもしれませんが、

構造体がしっかり作られていれば
可能性はいろいろ広がるでしょう。

見えないところにお金をかけたら
結局安くつくのではないかな、
と25年後くらいを想像してみたりします。

見える所はいくらでも好きに変えられますが、
「ハイ、柱を取り替えましょう」なんて簡単にはいかないですよね。


100p住み心地.jpg

ずっと気持ちよく住み続けたい。
豊かに暮らすことの大切さを、
この家で考えていきたいと思います。


「百年の家」仕様にお住まいの
   埼玉K様邸 奥様より頂きました
   (ほぼ原文のまま掲載)

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


僕たち「百年の家プロジェクト」が目指しているもの
なんとなく
お分かり頂けたでしょうか?



今日もツイてる♪(^O^) 

つきぬけるblue ( ・_<)┏ バキューン!    ~・






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Last updated  2007.06.18 20:35:23
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