|
テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:日常生活
入院してからいろんな人がお見舞いに来てくれる。
とくに音楽の先生と、美術の先生は毎日来てくれている。 今働いている小学校で、私は外国語の先生なので、 音楽や美術など、クラス担任をしていない スペシャリスト(専科)のグループに入っている。 ミーティングや学校行事などで一緒に組むのは、 美術、音楽・体育・ESL(移民など英語が母国語じゃない生徒のための英語)の先生たちということになる。 中でも音楽の先生のロレイン、美術の先生のドットには、 公私にわたってお世話になっている。 新人の私があたふたしてるときは、 自分の仕事をさしおいても様子を見に来て手を貸してくれる。 二人のおかげで他の先生についていけているようなもの。 家族というものがとても大切にされるオーストラリアで、 外国人で家族のいない私が病気をした、と聞いて、 二人だけじゃなく、他の友達や他の学校の先生たちも 皆すごく気にかけてくれて、ほんとにありがたい。 日本で入院したことがないから良くわかんないんだけど、 親戚以外の友達は、遠慮もあるし、 そうそう何回も顔を出さないっていうイメージがあるんだけど、 「ちょっと顔見にきたよ」ってかんじで 皆ちょくちょく寄ってくれる。 私を病院に行くよう勧めてくれたお医者さんのデイビッドも、 毎日のように様子を見に来てくれる。 「せきや息苦しさは何ヶ月か続くと思うけど、 焦らないで治して」とか、 「呼吸をゆっくりすると楽だよ」とか、 プロならではのアドバイスをくれてすごく心強い。 午前中にはロレインとドットが来てくれたけど、 昨日のこともあって話す体力がなかった。 私が「今日あんまり話せなくてごめん」というと、 「いいのよ。私、話すことがいっぱいあるの。」 と家族とか学校のことを少し話すと、 明日も来るから、と笑顔で帰っていった。 私はこの土地に来てまだ半年だし、教師としても半人前。 つきあいも短くて、迷惑かけっぱなしの私に、 皆はこんなに良くしてくれる。 どんなに感謝しても感謝しきれないぐらい。 私はこれから皆にいろんな形でお返ししないといけないな。 早く元気になろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.08.11 15:24:40
コメント(0) | コメントを書く
[日常生活] カテゴリの最新記事
|