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2020年01月10日
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カテゴリ:生活日記
オーストラリアにはたくさんユーカリの木があります。

おそらく、日本に居る日本人の方からすると、こんなに?

というくらいの量。


街のど真ん中こそ少ないけど、数キロ出ると並木道、

街路樹がかなりの比率でユーカリです。




ご存知の通り、車が壊れていてですね、買い替えるつもり

なのだけど、まだなので…駅→家、30分、歩いてみました。

バスもあったけど、時間びみょーだし、Uberもあったけど

せっかくだから歌でも聴きながら歩いてみようかと。



日本に居た時も、ヒルズから渋谷までネタ探しwで歩いた

ので、今日もそんな感じで、。



歩きながら、たくさんのユーカリを眺めながら行きました。

もう住宅街のいたるところにユーカリ。



ほとんど道路から1本内側に歩道があって、その脇すぐ

自然そのままの遊歩道、公園などがあったりします。

柵もないし、落ちた木、折れた木は放置。超自然。

道路に倒れた木はすぐに撤去しますけどね。





ユーカリの木は基本勝手に切ってはいけないのです。

他の木は邪魔ならがしがし切ってOK。ユーカリは

守られているのです。

電線に引っかかりそうな、本当に危ないところだけ、定期

的に切られますが、基本は、そのままを残す。

だから不思議な感じに生えてるものも。



よく、ユーカリが多いからコアラもその辺にいるんですか?

とガイド中に聞かれますが、ビクトリアに限って言うと

「いない」です。ほとんどが、安全な柵に囲われた広大な

保護区の中で放し飼いで見守られています。

わずかな場所に野生がいますが、ごくわずか。

ついでにビクトリア州では、コアラを抱っこすることは

禁止されています。抱っこしたい方は確かQLDがまだOK

だったかな?昔抱っこしたことがあるけれど、ごわごわで

しかも臭くて、爪も鋭くて、見た目ほどかわいくなかった

印象が(笑)



で、木をよく見ると、樹皮がペロンと剥がれていますよね?

乾燥したり、雨風で自然にめくれ、それが地面に落ち、

また土に帰るわけなのですが…ここの樹脂にどうやら太陽光

が当たったり、30度後半の暑い日が続いて熱が加わって

自然発火するようなんですね。

昔、理科で虫眼鏡を使って紙に火をつける、みたいなこと

やりましたよね?あんな現象に近いのだと思います。

40度を超える日もたまにあって、じりじり樹脂に熱が

当たっていたら火もつきますよね…。



私は専門家ではないので、100%事実、かどうかは分から

ないけれど、おおむね、そんな感じだそうです。



そして今回さらに状況を悪化させているのは、インド洋

ダイポール現象。そして南極振動だそうです。詳しくは気象

予報士さんの動画を観てみて下さい。

とても分かりやすいです。


今回の森林火災も、原因は放火だのたばこだの、なんか

イメージ悪い話ばかりが、特に日本では出回っているよう

ですが、こちらでは、森林火災は夏になると起こりうる

もの。私も車で通りすがったタイミングで二度ほど、

発火する瞬間を見たことがあるくらいで。



今年は気候変動、温暖化などで雨が少なく気温も高く、今回

ほどの規模になっているようです。

いつもなら、3日程38度くらいの暑い日が続いて、しかも

風が強い日には要警戒で、森林火災が起きたりして

いました。



ただ今のこの状況では一日でも暑い日があると、かなり

危険。今は私が住んでる住宅街も煙くなることが多く、

火災現場から数百キロ離れているのに、です。

今は天気予報アプリで毎日温度だけでなく、風向き、

風力もチェック。もちろん空気の汚染度もチェック。


こんな慎重になっている日々は過去約20年なかったです。



それでもユーカリは大事な植物で、火事の危険性が

高まるからといってむやみに切ることをしない、

オーストラリア。森林火災が大きくならないように

計画的に燃やしていくことはあるようですが、それも

最低限。


とにかくこの国は、自然と、動物と、ありのままで共存

できるようにしています。そして住む人たちもそれを

かなり理解している。本当に素晴らしいと思います。


ただ、やはり今まで世界中で人間がやりたい放題やってきた

つけが今きていることは事実。



よく、自分だけが動いても、とか今さら何かやっても無駄、

というのを耳にしますが、一人でも、そしてちょっとした

ことでも何かすれば今は変われるのです。


具体的に何をしたらいいか、はまた近いうちに書きますが、

ゴミを減らすとか、モノを大切にするとか、今買おうと

しているそのモノが本当に必要かどうか3分考えてみる

とか誰にでも出来るコトがめちゃくちゃたくさん

あるんです。



今回のオーストラリアの森林火災をきっかけに、ぜひ、

ご家族と、ご友人と、いつもの生活に何か変化を加えて

みて下さい。



こちらは、車窓から。



街から15㎞ほどのところで、これだけたくさんの緑が。

ほとんどが昔からある木です。

ただいきなりこういうところの木が自然発火すること

はないです。



とにかく、共存。みんなで、正しい選択を。








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最終更新日  2020年01月13日 21時11分04秒
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