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カテゴリ:音楽のこと
子どもの頃に何とも思わず聞いていた歌を
今聞いてみると全然違って聞こえる… そんな経験は誰しもあると思うが 今日、仕事をしながらふと流れてきたある歌に 私は思わず戦慄してしまった。 その歌は… 「サルビアの花」。 注意: 以下、「サルビアの花」の歌が好きな人は 決して読まないでください。 +++++++++++++ 仕事中、むかーし聴いたことのある 古い歌が流れてきて それが「サルビアの花」と気づいた。 子どもの頃に聞いた遠い記憶しかないが 歌詞はなんとなく覚えている。 ただ、歌っているのが 当時の私が記憶している声ではなく もっとねっとりした声で、 最初は (最近、誰かがカバーしたのかな?) と思ったが、どうやら歌い手は 曲の作者の早川義夫氏であったようだ。 聴くともなしに聴いていたのだが(仕事中だし) 歌詞の内容と、歌い手の声のねっとりさに 背筋を悪寒が走り出した。 なんか…気持ち悪い… これって… こんな気持ち悪い歌だっけ?? (作者の方すみません☆ 素直な感想で他意はありません) 歌詞はほとんどの方がご存じだと思うし 検索すれば判るので割愛するが (これは、ほとんどストーカー… っていうか、そのものじゃん) 歌詞をよくよく聞けば聞くほど 思い込みの激しい、独りよがりの 粘着質なストーカーの ちょっと情けない姿が浮かんでくる。 相手の気持ちを推し量ることなく 「ぼくの愛の方が素敵なのに」と 自分の考えや気持ちばかりを切々と訴え、 あげく「泣きながら君の後を追いかける」始末。 うーん、なんて女々しい…。 もしも「ぼく」に対して「彼女」が 愛情を感じていなかったとしたら それは、女々しいとか情けないというよりも怖い。 怖すぎる。 歌詞の中に、結婚式を終えて出てきた彼女が 「ぼく」を見て、顔を強ばらせる場面があり それを彼は、自分に対する想いがあるくせに 他の人と結婚した彼女の心の現れのように歌っているが… 違う気がする。 きっと彼女は 結婚式にまでしつこく現れた「ぼく」に対する 恐怖(もしくは嫌悪感)で顔がこわばったのに違いない。 …なんてことを 仕事をしながら、ついつい考えてしまった。 まあ、それだけ仕事に少し余裕が できたっていうことかなー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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