|
カテゴリ:カテゴリ未分類
先日、ここの日記で中越地方の震災について書きました。
阪神大震災の被災経験のあるメモルとしては、決して他人事ではない出来事。 阪神大震災は1月、真冬でした。今回も10月とは言え、新潟。どんどん冷え込む毎日でしょう。 避難所の体育館はさぞかし寒いだろうな、暖房器具は足りてるんだろうか、食料は本当に十分あるんだろうか・・・、メモルに何ができるだろうか・・・、心配は絶えません。 マスコミもそれは同じようで、余震の恐怖に震える中越の報道は毎日報道されています。 先日、4日ぶりの2才の男の子の救出劇にはメモルも涙しました。 ・・・でも、忘れてはいけないことがあります。 この地震の3日前、兵庫県北部、京都府北部が台風23号の被害に遭っています。 兵庫県豊岡市では川が決壊し、多くの家が床上浸水となりました。 台風23号の被害者としては79名もの方が亡くなっています。未だ行方不明の方もいるようです。 ドロドロになってしまった我が家・・・、家で眠ることの出来ない人たちは学校の体育館で眠る姿がテレビで報道されていました。 ところが、中越の震災後はほとんど報道されなくなりました。 マスコミの威力は驚異的です。新潟には多くのボランティアが行き、多くの救援物資が寄せられているようです。 ・・・で、豊岡は? みんな忘れてるんじゃないでしょうねぇ・・・。 メモルは疑問に思いました。 ねぇねぇ、どう思う? メモルはだんなに問いかけました。 ・・・実はメモルのだんな、昨日まで3日間、豊岡にボランティアに行っていました。新潟に行きたいという思いもあったようですが、3日間という休みでは何もできないままに帰って来なければならないかもしれない・・・、ということで、同じ関西の豊岡に出向きました。 何かできることを、という思いで行ったわけですが、もう一つ理由があります。 豊岡にはメモルとだんなの共通の友人が住んでいます。台風の去った朝、友人に「大丈夫?」とメールを送りました。すると、「自宅は水浸しで近付けないけど、元気にしてるよ。ありがとう★」と返事が来ました。でもそれ以来、連絡が途絶えました。 おそらく携帯の充電が切れたのだと思いますが、心配で心配で・・・。 メモルが毎日ひたすらメールを送り、電話をし、「つながらないーっ!!」と騒いでいる姿を見て、だんなも親しい友人なので、心配になったようです。 メモルは仕事で、一緒には行けなかったのですが、だんなは豊岡で友人の無事を確認してくれました。 友人宅は床上浸水で泥だらけ。少しずつ、泥を流し、家具を搬出して、何とか2階で住める状態にはなっていたようです。 でも近所にはまだまだ泥だらけのお家がいっぱいで、泥かき作業と家具の搬出をお手伝いしてきたようです。 5人ずつで作業したみたいですが、みんなボランティアだと思ってたら、その家の人と隣の人と向いの人とボランティア2人だったようです。 自分の家も大変なはずなのに・・・、とだんなは言ってました。 メモルの問いかけにだんなは、「ボランティアが足りてないと思うわ。」といいました。 やっぱりそうなんだ。 世間の関心はみんな震災に向いてしまったような気がします・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|