寝る前の空腹を抑えるには
書き込み頂いたコメントの中で多い話題は、「深夜に腹が減って食べてしまう」という悩み。
そういえば僕も太っていた頃は、寝る直前に、よく食べていた。
特に飲んできた日は、麺類が欲しくなってカップラーメンを食べたり、酔ってご機嫌のときは「おみやげ!」と言って、ハーゲンダッツを、かみさんと食べてたりしていた。
そして満腹感に満たされてグ~~。
これが人間ドックの悲惨な結果の原因であることは明らかだ。
今から考えると無茶苦茶だった。
さすがに今では、寝る前に食べない。
では、どのように克服したか?
やっぱり、人間ドックのショックから生まれた危機意識から、精神力で乗り切ったということになる。
しかし、今は別にそれが何の苦痛でもないし、多少腹が減っていても食べたいとも思わない。
これは潜在意識の問題。
僕の場合、
まだ何か物足りない
飲んだ後のラーメンやアイスクリームは旨い
空腹だと寝むれないのではないか?
こうした思い込みが脳を支配していた。
本当は満腹なのに、そうしなければならないと条件反射のように考えてしまうのである。
このような状態の場合、潜在意識から変えていかなければならない。
僕は、以前、ある自己催眠に関する本を読んだことがあったので、それを参考に潜在意識を変える試みを行った。
その本では、なりたい自分の姿や行いを現在形で語り、それをテープに録音し、目を閉じて瞑想しながら繰り返しテープ聞くという方法が紹介されていた。
・人間の行動は潜在意識に支配されている。
・潜在意識が何をやりたいか決め、顕在意識で行動の理由を後付けする。
・だから潜在意識を変えていかないと解決しない。
・潜在意識にアクセスするには瞑想状態になる。
・瞑想状態で、”なりたい自分=今の自分”という事を刻み込む。
といった考え方である。
僕は、面倒臭がりなので、テープを作るなんて手の混んだことをやるのは難しいと思ったが、考え方は納得できるので、もう少し簡易的なやり方を考えた。
僕は、寝る前に、頭の中で、以下のイメージを思い浮かべるようにした。
1)さわやかな晴れの朝、
気持ち良く目覚め、
腹八分目で朝食をとり、
心身ともに爽快で、
顔は引き締まり、
やる気がみなぎっている自分
しかし、これだけでは弱いと思ったので、反対のイメージも試してみた。
2)梅雨の不快な朝、
暴飲暴食で胃がもたれ、
気持ち悪く食欲がない、
顔が、むくんではれぼったい。
早朝から会議がある。どうしよう。
自己催眠は通常、肯定的な内容でなければならないようだが、僕の場合、負のイメージの恐怖を回避したいという欲求が強いせいか、(2)のイメージの効果があったように思う。
今では、寝る前に食べるという行為の罪悪感がしっかり潜在意識に刻み込まれており、何も心配する必要はなくたった。
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あなたの人生を変える催眠療法 ヒプノセラピー ( 著者: リンダ・ジョイ・ローズ / 矢沢フレイ...
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