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カテゴリ:孫子・三国志
昨夜、書斎で平原綾香の歌を聴きながら和んでいたら、何故か急に
何故、ハリウッドは三国志を映画化しないのだろう? 三国志の映画を見てみたい。 と思いついたので、情報がないかGoogleで検索してみた。 ”三国志 映画化”で検索したところ、なんと本当に映画化されることがわかった! 情報源は、以下の通り 歴史サーチNEWS ( http://rekishi.ameblo.jp/entry-ae005c1f9e763fc6de055a9e3b647242.html ) 三国志といっても、半世紀にわたる長い長い物語なので、これを一本の映画にすることはできない。 今回、映画化されるのは、かの有名な「赤壁の戦い」(The Battle of Red Cliff ) 赤壁の戦い(せきへきのたたかい)は、西暦208年、中国三国時代に、大国である魏の曹操の軍と、蜀の劉備・呉の孫権連合軍の間で、長江の赤壁で起きた戦い。 我がヒーロー「諸葛孔明」の活躍により連合軍側の勝利で終わり、曹操の天下統一の野望は頓挫するというお話。 監督が、あのジョン・ウー。 配役は上記WEBサイトによると、諸葛孔明がトニー・レオン、周瑜がジェット・リー、大喬・小喬姉妹がコン・リー、チャン・ツィーイーらしい。(超豪華!) しかし、その後、他のサイトを見たら、日本語サイトはブログで繰り広げられる噂話ばかりで、 ペ・ヨンジュンが出演するとか、竹之内豊が曹操を演じるとか、アニマル浜口が張飛をやるとか、どれを信じて良いのかわからなくなった。 僕が見つけた日本語サイトで最も信憑性があるのは、エイガ・ドット・コムの、この記事。 http://www.eiga.com/buzz/040817/10.shtml しかし、情報は古い。 昨年8月の情報。 チョウ・ユンファが主役のようだ。劉備を演じるのだろうか? 面倒だけど海外のサイトを、いろいろ調べたら、どうも撮影は、これからで、公開は2007年になるらしい。 (確かな情報があったら教えてください) ずっと先だなぁ...がっかり。 映画はやはり派手で迫力があった方が良い。 「男たちの挽歌」、「FACE/OFF」、「ミッション・インポシブル2」などで、今や押しも押されぬハリウッドの巨匠、 “バイオレンスの詩人”ジョン・ウーが作る三国志は期待できる。 しかし、三国志は、英語で「ROMANCE OF THE THREE KINGDOMS」 本質は人間ドラマである。 英雄達、それぞれの想いをどのように描くのか? 感動作になってくれたら良いが... ところで、三国志は、大別すると「正史 三国志」と「三国志演義」の2種類がある。 「正史 三国志」は、晋の時代の陳寿という人物が書いた。 「三国志演義」の方は、それよりずっと後の明の時代に羅貫中が書いた。 「正史 三国志」の方が史実に基づいており、「三国志演義」は、庶民が楽しめるよう面白く脚色しているようだ。 世界的に「三国志演義」の方がメジャーで、日本では吉川英治の小説や横山光輝の漫画は「三国志演義」に基づいて作られている。 ジョン・ウーの映画は、まだわからないが、赤壁の戦いを取り上げるところを見ると、やはり「三国志演義」をベースにしているのだろう。 しかし、三国志マニアの中では「正史 三国志」が支持されてようだ。 「正史 三国志」をベースにした小説としては、北方 謙三が書いた小説「三国志」がある。 両者の大きな違いは、「三国志演義」の方は蜀の劉備が正義の味方で主役、魏の曹操が悪者。 逆に「正史 三国志」の方は、魏の曹操の方が主役らしい。 この世の歴史上の出来事は、見方によって善か悪か180度変わってしまう。 僕は、吉川英治、横山光輝の三国志しか知らないので、三国志マニアから見るとミーハーらしい。 僕の場合、吉川英治の小説の感動を忘れたくないし、横山光輝の漫画に出てくる登場人物のイメージを壊したくないので「正史 三国志」の方をずっと避けてきたのだが、書評を読むと、「正史 三国志」に基づいた北方 謙三の「三国志」もなかなか良さそうだ。 ハードボイルド作家北方謙三が書いた三国志なら、きっと男の美学を追及した、かっこいい三国志なんだろうなぁ。 孫子を完成させたと言われる大戦略家 曹操についてもっと知りたいし... 読みたくなってきた。 今日、買いにいこう! 三国志(1の巻) 天狼の星 ( 著者: 北方謙三 | 出版社: 角川春樹事務所 ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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