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カテゴリ:コンサルタントの仕事
今日は、久々にセミナーを行った。
全国から大企業の経理・財務部門の部長、課長クラスが20名余り集まった。 ひとり4万5千円の有償セミナーだから、まぁまぁの入りだった。 仕事は、これで終わった訳ではない。 これが始まりだ。 見込客をつかまなければならない。 無料セミナーは暇な人達が集まるだけで時間の無駄。 テーマを絞った有償セミナーを企画し、お金を払ってでも参加する真剣な企業にターゲットを絞る。 セミナーではターゲット企業の課題を鋭く突き、その解決策の触りを話し、ヒントを与える。 話が終わったら質問を受け、ターゲット企業の真の課題は何かを掴む。 セミナーが、すべて終了したら、参加者が挨拶や質問にやってくる。 名刺交換をし、質問に答え、逆に質問の意図を確認する。 もっと詳しく知りたい参加者は、セミナー資料記載の僕のメールアドレスに問い合わせてくる。 セミナーの内容の善し悪しによって、その反応も大きく変わる。 セミナーは、コンサルティング会社にとって新規顧客獲得のための重要な手段。 今回は、僕の会社と未だ取引のないグローバル企業が数社参加し、名刺交換することができたし、質問の応答を通して新たなコンサルティングのテーマとすべき企業の課題を発見することができたので大変収穫があった。 僕の会社は営業という職種はなく、コンサルタント職の役員や管理職が業務を開拓しなければならない。(本当に大変!) 僕の場合、既存クライアントの仕事(数社)を7割程度の時間でこなし、残りの3割を営業活動(業務開拓)に当てる。 セミナーも業務開拓の一環。 この3割の時間を有効に使わないと、仕事が途切れ、僕をはじめ部下の稼働率が下がり、収益が悪化する。 実を言うと、僕の仕事は、既存クライアントからのリピートが殆ど。 このようなセミナーのヒット率は、そんなに高くない。 セミナーをやれば問い合わせが増え、対応の負荷が高まるが、互いに良い契約ができるまで発展することは、そんなに多くない。 セミナーはパートナー探しのお見合いのようなものである。 仕事を獲得したとしても、数百万程度で終わってしまう場合もあれば、数億の仕事に発展する場合もある。 数億円の仕事になれば、それは、まざに運命の出会いだ。 今回は、運命の出会いがあるだろうか? 僕の会社の場合、セミナー講師を引き受けることは、有効なマーケティング活動ということで、開催者からの謝礼金は個人の懐に入れて良い。 今日も現金を貰った! 以前は、かみさんに内緒で部下と飲みにいったものだが、確定申告のとき、見つかって以来、自由にならなくなった。部下も増えたし..きりがない。 今回は家族旅行でも行こうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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