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カテゴリ:ひとりごと
薬害肝炎、製薬会社197人実名把握 厚労省に報告
薬害肝炎の疑いが強い418人の症例リストを巡り、厚生労働省や製薬会社が患者本人を特定できる情報がありながら事実関係を告知していなかった問題で、田辺三菱製薬(旧三菱ウェルファーマ)は22日午後、資料を精査した結果、418人のうち197人については実名の記載が確認されたと厚労省に報告した。(2007年10月23日 読売新聞) しかし、これもひどい事件だ。 無責任というか、心がないというか... TVニュースで、田辺三菱製薬の小峰健嗣副社長は「本人への通知は、プライバシーに配慮しながら進めたい。」と個人情報保護を最優先するかのような発言をしていたが、意味がわからない。 人の命より個人情報の保護が大切なのか? そんなことを望む人は世の中にいるのか? 話は変わるが、うちの息子の小学校では、生徒の個人情報を保護するため、小学校側から一切、生徒の個人情報は開示されず、台風等の災害時の連絡網は、自治会や子ども会など父兄が自主的に調べて管理しなければならない。 しかし、今時、父兄が地域の子供の電話番号、住所等をすべて調べることは大変な労力がかかる。 プライバシーというものは本人が納得すれば開示して良いのだから、生徒の情報を持っている小学校側が、連絡網リストに個人情報を記載してよいか父兄に確認し、許可を得れば済むことだ。 なのに、何故、そういう他人事のようなスタンスなのか理解ができない。 個人情報保護法の違反が相次ぐ一方で、個人情報保護法を理由に役人も企業も、どんどん無責任になってきているように思う。 何のための法律なのか? 真剣に考える必要がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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