脳と食事
今日は、なぜ、1日3回の食事が必要なのかということについて脳との関係から、書いてみますよ。先日の講義で勉強したんですが、脳は、たいへんなエネルギー食いだそうで、基礎代謝の20%のエネルギーを使っているんだそうです。で、脳が消費するエネルギー源は、今のところ糖分(グルコース)だけ。1日に150gのグルコースが必要で、それを食事で取らなきゃいけないのです。1回の食事によって肝臓に貯蔵されるグルコースの限界は50g。なので、150gのグルコースをとるためには、150÷50=3ということで、3回の食事が必要となります。しかーし、1回の食事でその糖分(グルコース)を維持できる時間は3~4時間!そこで、脳へ順調にエネルギーを送るために、「おやつ」が必要になってくるわけです。食事と食事との間に、おやつをとるのは、脳に正常にエネルギーを送るためなのですね。(あ・・これを理由に、おやつの食べすぎには要注意ですっ(笑))もし、食事をしない場合、グルコースが脳へいかないことになり、その代わりに私たちの体を作るもととなるたんぱく質が使われてしまいます。本来体をつくるべきものが、別のところで使われるとなると、やはり体には何らかのトラブルが現れてきますね。こういうことを踏まえると、朝食の大切さもよーく理解できます。夕食から朝食までの間は長いですから、朝食を抜くというのは、脳へエネルギーが運ばれないことになります。結果、脳を動かすために、たんぱく質が使われてしまい、このために、体調不良や作業能力の低下など、体の不調が起こってくると言われています。うーむ。こうして生理学的に見ると、3度の食事が何故大事かということがとっても、するりと腑に落ちますね。ということで、みなさん!3度の食事、特に朝ごはんはしっかり食べましょうね!