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今日は月曜日なので官庁関係の手続きに回ろうと思って暦をみたら赤色でした。午前10時過ぎに立科のツルヤに行きましたが混んでいました。本当に祭日って邪魔ですね(^^)
ということで明神館には昼過ぎくらいに行きましたが普段よりは混んでいました。帰宅して昼食。それからノンビリ過ごすという昨日のブログの宣言どおりに録画した番組をみて過ごしました。 「ガラスの独城」というアニメは現代社会の問題点をファンタジーで描いていましたが僕は好きにはなれませんでした。いじめや不登校、家庭内暴力といった問題は簡単に解決できるものではなく問題提起しても無駄だと思うんですよね。ファンタジーで解決しても当事者にとっては絵空事だし関係ない者にとってはしばし現実を忘れて物語の世界に浸りたいと思っても否応なく現実に引き戻されてしまいますからね。 「相棒」は元日のスペシャルが地震速報で中断されてから観ていませんでしたがCMカットのついでに一月分を見終えました。こちらも、現代社会の問題点を扱っているということで、あまり楽しめませんでした。アニメにせよドラマにせよ、現実と向き合わなければいけない時代なんでしょうか。かつてのジブリ映画のように空想の世界を描くことで現代批判をするという手法は古いといわれてしまうのかな。 何よりガラスの独城もとってつけたようなハッピーエンドに思えたし相棒も救われない登場人物がいたりと後味が悪いのがイヤですね。僕の大好きな作家でエラリー・クイーンがライツヴィルという架空の街を使ったシリーズを書きましたが、いずれもバッド・エンドでした。救いのない終わり方だったので読後感は最悪。二度と読むまいと思いつつ持っているのは、いずれ気持ちが変わるだろうよ思っているからですが変わりそうもないので手放してもいいかなあ(^^) 父母を介護するようになってきてから老人の出演する作品がみられなくなりました。ハウルの動く城のように魔法で老人に変えられた姿は元気だった父母に重なってしまい楽しめなくなりました。先月母が旅立ち介護生活からは解放されましたが、まだ、介護していた頃のことを思い出すので当分見る気は起こらないだろうなあ。 環境問題、高齢化社会、少子化、学校における諸問題、家庭内暴力、経済格差など現実の社会には問題が山積しており、どれもが早急に解決しなければならないものばかりです。でも、どれひとつとして有効な解決策はみつからず実行もされていません。こんなときに社会の問題点を指摘されてもモヤモヤするだけですよね。 ビリー・ジョエルがピアノ・マンで歌ったとおりエンターテイメントの役割は「ほんのひと時人生の憂さを忘れる」だと思っています。若い頃は社会を変えるような歌こそが音楽の使命だみたいに思っていて軽薄なラブソングを軽蔑していましたが今は真逆です。せめて音楽を聴くときくらいは人生の憂さを忘れて音楽の描く世界に浸りたいと思うようになりました。エンターテイメント王国であるアメリカでヒットする曲の大半は単純なラブソングです。さすがに本家はエンターテイメントを理解しているなあと思います。 現在、寝る前に読んでいるユーモアミステリはまさにそれです。読み始めると直ぐにその時代にタイムトリップして現実を忘れられます。池波さんの代表作も全て江戸時代です。 今日は後味の悪いものばかり観たので早めにビールを飲みました。今夜は貸しスタジオもないので、このブログをアップしたら母屋に戻って夕食。さっさとベッドに入って本の世界に現実逃避いたします(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.02.12 19:02:06
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