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昨日のブログを読み返したら気になったのでネットで色々調べました。
ルパンをリュパンと表記するのは東京創元社。僕が大学生の頃からだから40年以上表記を変えていません。もうアニメのルパン三世が人気になっていた頃だし迷犬ルパン・シリーズも書かれ始めた頃です。僕のように子供向けルパンシリーズにはまった人は僕の世代では結構多いし、もう、ルパンとしての表記が一般的になったといってもいいと思うんですよね。 ルパンが自称を「わし」としたのは新潮文庫です。翻訳者は堀口大学という有名な翻訳家ですが、わしというと年寄りみたいで嫌なんです。 で、ネットで調べた結果、いまだに東京創元社はリュパンだし新潮文庫は堀口大学訳でしか出版されていないようです。これこそ新訳を出してルパンに改めて欲しいです。 このブログでも何度か紹介していますが、僕がルパンを読んだのは南洋一郎さんの翻訳による子供向けです。はしがきを読むと南さんがフランスの古本屋で発見して翻訳した作品もあるようです。奇巌城という作品は作者のルブランがホームズと対決させたことで日本にも紹介されていたようですが、他の作品は南さんが日本に紹介してくれたのかもしれません。しかも、正式な発音はリュパンだけど普及しているルパンと表記したとあります。これでいいじゃないですか。なぜ、正式な表記にこだわり普及した呼び名を使わないのかなあ。当時有名だったシャーロック・ホームズとの対決を描いた作品もあります。ちなみに原作ではシャーロック・ホームズではなくホルムロック・シアーズとかハーロック・ショルムズとかのアナグラムっぽい名前です。こちらも翻訳とか権利の関係で錯綜しているようですね。でも、今は僕が持っている翻訳本はほとんどがホームズになっています。やっぱり、ホームズと称してくれたほうが楽しめます。となれば、ルパンはリュパンじゃあダメなんですよね。 子供向けということで男女の交わりは省略してありましたし結末もハッピーエンドに変えたりしています。これは同じく子供向けのホームズでもそうだったし子供向けということで許されたのかもしれませんが、今の時代だと問題になるでしょうね。 大学に入ったときに大学の図書館の蔵書量に驚き、僕は本好きだったので図書館に行くのが楽しみになりました。そこで、子供向け世界の名作で読んであった「巌窟王」や「ああ無情」「三銃士」の原作の翻訳を読んで内容の違いに驚きました。特に男女の交わりシーンに(^^) こんなことを書いていたらルパンを読みたくなってきました。最初に読んだのは小学生。それから大学生になるまでは愛読書でした。南さん訳の新書版も出たので買いました。こちらもネットで調べたら何と文庫版がでているようで、まだ入手可能でした。2005年発売ということなので、今のうちに大人買いしておこうかな(^^) 明日はいよいよ書類を印刷して署名捺印して準備。合併してから確定申告の手続もどんどん不便になり、何と今年は地区別の日程がなく最寄りで明日から3日間だけです。何とか明日行きたいなあ(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.03.08 05:31:05
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