メオタイ　イン　プーケット

[プーケット生活] カテゴリの記事

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• 不自由な生活２

  一度うちに帰った私。足は痛いが、何としてでもテニスで流した汗は流したい。呆れる友人と夫を退け、這うようにしてシャワーを浴びる。そうそう、そういえば昔交通事故で目が覚めたときは病院で「ここはどこ？私は誰？」という逆行性健忘症とかいう症状になったが、その時も夜中に一人病室で目が覚めてとにもかくにもシャワーを浴びた事があったなあ。どうやら私は困ったことがあると、とりあえずシャワーを浴びたくなるようである。何故だ？その後夫と共にバンコクプーケットホスピタルに行く。レントゲンの結果、私の足首の骨はやはりぽっきりと折れていた。先生の話によると、ここはちょっとやっかいな場所でギブスで1ヶ月半固めてレントゲンの結果骨がうまくくっついていなければ、その後また手術。手術後1ヶ月はかかるので全治約3ヶ月だと言う。ただ、今日の段階で手術をして骨をボルトで留めてしまえば、1ヶ月半位で歩けるようになるそうだ。そのかわり手術をするので、入院しなくてはいけないし、お金もかかるという。う～ん。一瞬悩んだが、「じゃ、先生はどっちがいいと思いますか？」と聞いたら「手術」と言うのでそこは先生のお勧めにしたがうことにする。私も一日も早く歩きたいしな。その後、すぐに手術をするという先生に「入院するなら何が何でも一度うちに荷物を取りに帰りたい」とだだをこね、結局家まで救急車で往復することとなった。やたらとどうでもいいことを聞きまくり、話し続ける看護士が付いて来てくれたがこちらは骨が折れたままの状態で、なぜか痛み止めも飲ませてくれなかったので激痛に苦しみながらあいづちをうちのさえままならぬ状態。いいから黙っててくれよう。彼のおしゃべり攻撃に耐えつつ、再び我が家に到着したのであった。到着後すぐに、ハッチとＨちゃんが駆けつけてくれたのには大助かり。荷物をトランクにつめ、再び救急車に乗って病院に向った。救急車に乗る私に二人は大うけで、写真まで撮っていた。（長いので再び明日に続く）

  2005.11.14

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• 不自由な生活

  いや～。人間やっぱし健康が一番。片足を不自由にしてみてやっとわかるそのありがたみ。今日は土曜日。いつもだったら補習校に行って、その後皆でご飯を食べて、子供が何人もうちに泊りに来たり遊びに来たりするのに、今日は全くいつもと違う。静か過ぎてさみしい。人ってやっぱりないものねだりしてしまうものなのね。しかし、それは本当に最後の一球だったのに。バンコクから来ていた友人は大のテニス好き。今回も毎日テニスに繰り出していくのだが、どうも日中さんさんと日を浴びながらのテニスに乗り気でない私はずっと彼女につきあわず、一人で行かせていた。一人で行っても、パートナーは１時間単位でお金を払えばインストラクターが相手をしてくれるシステムなので大丈夫。だが、あの日は何となく気が向いたので一緒に行くことにした。テニスをやるのはしばらくぶりだったので、私もパートナーにミミというインストラクターを付けて張り切って練習する事にした。練習次第では、友人と友人のパートナーとのダブルスの試合でもしようかと言うほどの意気込みであったが、長い間のブランクがものをいい練習開始２０分後にはばてばて。その後は１０分やっては水を飲み飲みだらだらとした練習を続けた。最後はボレーの練習をして終わろうと言う事になり、１籠近く球出しをしてもらってボレーで返す練習をした。「じゃ、これが最後の一球だからね～。」と声を掛けられ、張り切ってボレーすると共に１足踏み出した瞬間、激痛と共にしたポキッという音。気がつくとコートに倒れていた。自分でボールを踏んだのはわかったが、痛みと汗にまみれて日のさんさんと降り注ぐコートに倒れているのもちょっとなあと思ったので、ホフク前進のスタイルで日陰まで移動する。最初ミミはボールを踏んで倒れたとは思っておらず、ただ疲れて倒れたと思ったらしい。ただ、私の痛がり具合がただ事ではないので、急いで応急処置用の冷たいおしぼりと氷を取りに行ってくれたようだ。ミミはどうやら常駐している看護婦も呼んでくれたらしい。駆けつけた看護婦が包帯で足首を固定してくれた。ただ、その際に足首を少し動かした所、コキコキという嫌な音がした。彼女は折れている可能性があるからすぐに救急車を呼ぶか、病院に行った方がいいとアドバイス。日頃、夫に腹を立ててばかりいる私だが、こんな時はやはり依存してしまう嫌な人間なのですぐに投網に行っている夫を呼び出す。車は友人に運転してもらい、とりあえず１度家に帰ることにした。（長いので明日に続く）

  2005.11.12

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• 骨折った

  なんと私、昨日テニスの練習中にボールを踏んづけ、足首を骨折。ボルトを入れる緊急手術をして現在バンコクプーケットホスピタルに入院中。詳しくは退院後に報告します。入院でご迷惑をお掛けしている皆様、本当にすみません。まずはご報告まで。

  2005.11.10

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• カラオケナイト

  またしてもさぼりぐせがすっかりついて、まったくブログを開かない日もあるほど遠ざかってしまった。相変わらずのだめだめっぷりである。じゃあ、なぜ遠ざかっていたかと言うとイベント事がいくつか重なって、私にしてはバタバタしていたからである。もちろん、仕事より遊ぶイベントの方が多かったのだが。先週の木曜日にバンコクより友人がやって来た。木曜日は仕事でカロンにあるアルカディアヒルトンに宿泊する事が決まっており、結局友人は自腹で予約してジョイントすることとなった。その時にホテル内でＫさんに偶然遭う。夕方にお互いに時間が空いたので、私の友人も交えて話し込む。なんか、ものすごく盛り上がったので結局土曜日に我が家でカラオケをやる事となった。このカラオケは、Ｋさんが日本の友達に頼んで買ってきて貰った物らしいが、マイクになんと７００曲入りのチップが内蔵されていて、テレビに繋ぐ事ができる。７００曲内にはちょっと古いが、ナウでヤングな歌謡曲からお父さんも泣いて喜ぶ演歌までしっかり内蔵。その古さはどちらかというと私達に丁度いい感じ。ちなみにどうやら彼女の友人はジャパネットたかたで購入した模様。土曜日はＫさん、ハッチ、ニランさん、私の友人Ｔ、私の計５名プラス子供５名というメンバーとなった。Ｋさんは皆に１０年前の今より美しかった頃の写真を見せて、ご満悦のご様子だったが、私はこの光景少なくとも５回は見てますから。そろそろ写真を新しいのに変えるか、パウチッコした方良さそうですぜ、先輩。いやー。しかしいいね。カラオケ。いつまでもいつまでも歌う事を止めない私とハッチの為にＫさんはそのカラオケを置いていってくれた。結局１２時過ぎまで歌いまくる私とハッチ。ハッチにいたっては、眠くなってしまった長女をダンナに迎えに来させて尚歌い続けるボレロ。現在そのカラオケセット、パーソナルカラオケＺ－ＰＫ７０００オンステージは私の手元にある。ああ、これ最高よ。私も友達に頼んで買っておいて貰っちゃおうかな。

  2005.11.07

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• おやじの卵サンドイッチ

  今日は、ぷけ嫁さんに渡す物があったのとランチを一緒にしたかったので、お昼に彼女と約束をしていた。だいたい週一位の割合で、ぷけ嫁さんの癒し系な笑顔を見ておしゃべりをしないと何となく落ち着かない私。いつもお世話になってます。基本的に子供のいない人と会うときは、子供を連れて行かない主義なので当然息子はお留守番。子供のいない人にとって、子供のわがままやうるささは時として拷問になるからなあ。どちらにせよ最近はちっとも私と一緒に出かけたがらない息子。私と出かけるよりも、家で友達とゲームしたりテレビ見たりしているほうが楽しいらしく、誘っても全くついてはこない。それはそれでちょっと寂しいんだけどね。出かける前に、一緒に遊んでいた友達の分も一緒に卵のサンドイッチを作っておいた。卵サンドといっても、ゆで卵のタイプではなく、薄い卵焼とケチャップとマヨネーズをはさんだもの。昨晩息子から「卵のサンドイッチが食べたい」というリクエストもあったので、前回作ったこれの事だと思った。しかし、息子の食べたかったのはこの卵サンドではなくゆで卵のタイプだったらしい。「食べたかったのはこの卵サンドじゃない～」とおいおい泣き出した。そんなこと言われても、パンはもう使い切っちゃったし待ち合わせの時間も迫っている。「食べたくなかったら食べなくてもいいから」と言って出かけようとすると、天と地がひっくり返ったような大騒ぎ。一緒にいた友達は「くっだらねえ。大したことじゃないのになんで泣くんだよ。同じ卵サンドじゃないか。こっちのもおいしいぞ」とか言ってぱくぱく食べている。全くそのとおりだ。さすが私の息子。食い物に対する執念は人一倍だなあと呆れているとそこにおやじ登場。「何を泣いている」と聞くので今までのあらましを説明した。「そんなことで泣いてるのか。あのマヨネーズであえるやつでいいんだな。パンがオフィスにあるから作ってやる」とか言ってゆで卵をゆで始めた。甘いぞおやじ。息子はすっかり泣くのを止め、機嫌がすっかり直っている。その後ランチから戻って息子に「パパのサンドイッチおいしかった？」と聞いたら、すごくおいしかったと言っていた。あんな我が儘を許していいのかと思いつつも、たまにはこんなのもいいのかもと何となく思った。

  2005.10.24

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• オフ会？

  昨日は結局ハッチ家の末っ子ヤマトの誕生日会なのか、はたまたパトンブログ組オフ会なのか？という位の強烈メンバーがそろい踏みであった。それにはっと気付いたのは、まむあんさんの「もしかしてニランさんですか？」の一言。そうだよな。ハッチ、ニラン、ノックさん、まむあんさん、私、と気付いたら楽天ブログ組が５人も座ってた。（笑）しかし、ちょろっと話しただけでニランとわかるとは、まむあんさん鋭い！ま、実物もブログの文章も関西弁だしね。あんな変な女もそうそういないから、わかる人にはすぐわかっちゃうでしょう。（私が一番変だと言う人もいるでしょう）夜が更けると共に絶好調になっていくしーちゃん節。最後はしーちゃんのおやじのヅラネタで心行くまで笑わせていただいた。ニランは夫が待っているため先に帰って行ってしまったが、本日その話をした所、先に帰ったことをものすごく後悔していたようであった。夜も更け、息子が眠いと騒ぐので、家に帰って時計を見たら、午前２時を過ぎていた。そりゃ息子も眠いって言うよな。母、楽しみすぎですまないね。というわけで、本日は昼近くまで就寝。久しぶりにゆっくりする。おまけに先ほど息子は、うちの従業員兼おやじのいとこの家にお泊りに行ってしまった。いやっほう。いやー。今日はこれから何するかな～。

  2005.10.17

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• バースデー続き

  昨日はニランさんの誕生日を忘れるという大失態を犯した。私なんかは、もう人から祝ってもらっても恥ずかしくなるような年齢になってしまったのだが、ニランさんはまだまだヤングなので（ヤングってなによ）もっとも近しい友人の私に忘れられるとはさぞかし気分悪かったろう。誕生日と気がついた時点で、共通の友人に電話を掛けて「何で、教えてくれないのよう」と本当は自分が悪いのに彼女を責め立ててみる私。お前が自分で覚えてろよってきっと思った事でしょう。すみません。結局、仕事帰りのニランさんを呼びつけハッチ家の皆さんと我が家で夕飯とケーキを食べささやかにお祝いした。ケーキは大慌てだったので、オーストラリア遊学時代にさんざんお世話になった、サラ・リーの冷凍ブルーベリーチーズケーキを輸入食品スーパーで購入したのだが、昔と変わらないうまさに皆で感激。そう、ここプーケットはおいしいと言われている店のチーズケーキでさえ、サラ・リーに負けてしまうへっぽこぶりなのだ。やっぱケーキは日本が世界一やね。そして今日。昨日のニランさんに引き続き、ハッチ家の末っ子ヤマトの誕生日である。昨日からハッチは散々誕生日会をどこでやるか悩んでいたが、ハッチ家当主の「屋上でやればよし」の鶴の一声でいつもの場所となる。ここは当然、腕の見せ所。頼まれてもいないのだが、勝手に料理をいくつか作る事にした。さて。何を作ったらいいものやら。たまには手の込んだ物でも作ろうかと思ったが、昨日の今日でそろう材料では限界がある。じろじろインターネットでパーティー料理などを検索してみたが、どれもこれもおしゃれな料理で逆に子供が喜ばなさそうだ。やっぱり、簡単で子供が喜べばよし。と勝手に折り合いをつけて、鶏の竜田揚げ、おにぎり各種、厚焼き玉子の子供の最も好きな物3品を作る事にした。ハッチはサンドイッチを作ると言っていたので、かぶることもない。この3品、簡単なのだが意外に時間はかかるので、昼過ぎから準備にかかっている最中である。米は9合炊いたし、鶏肉も2キロ、卵も20個使った。皆おいしく食べてくれるかな？

  2005.10.16

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• 母と息子の風疹騒動

  数日前、ぷけ嫁さんとランチをして帰宅後顔が猛烈にほてるのを感じた。ランチ中も何だかちょっとだけだるさも感じていたので、おかしいなと思い先日日本で購入してきた「検温くん」で早速体温を計ってみる。37度四分の微熱。その時、何気なくふっと自分の腕を見ると無数の赤い発疹が！ぎょっとして全身をくまなくチェックした所、発疹は首やら背中やら足やら全身に広がっていた。バンコクに住む私の友人はものすごく蚊に刺されやすい体質もあって、なんと2度もデング熱にかかっている。近頃季節柄、蚊が増えてきたように感じていたので、もしやと思いおやじに相談。「そいつは大変だ。すぐに病院にチェックに行こう」注＊　この大変だと言うのは、私を気遣っての事ではなく、万が一デング熱だった場合、保健所の人達が押しかけてきて、薬の散布等を行ったりえらい騒ぎになるのでそれを心配しての事。がしかし、なんとうちの息子も偶然なのか何なのかわからないが熱があるらしくぐったりしている。息子は２．３日前から咳をしていたので風邪でもひいたのだろうということで、二人してチェックしてもらいに行く事となった。病院で息子はただの熱といわれる。私は採血してもらって、デング熱かどうかをチェックしてもらったが、違うとのお答え。もしかしたら風疹かもしれないが、2,3日後にまた来てくださいという事でその日はそのまま帰宅した。赤い発疹はその後も勢力を強め、（台風みたい？）次の日には顔にまで。まるで思春期真っ只中のにきび面の少年のような見事な赤ら顔で、なんとも不細工である。（もともと不細工ではあるが。）発疹はなんだかかゆみもある。インターネットでいろいろ調べてみたが、にわか医者のように急速に知識を詰め込んだ私。にわか医者私は、これは風疹に間違いないと判断する。さて、この風疹。別に重い病気でも何でもないのだが、妊娠初期の妊婦が罹るとやっかいな病気である。ブログ内で言うのもなんだが、現在私はなんとなく二人目出来てもいいかモードに数ヶ月前からなっているのでいつ妊娠していてもおかしくない状態。万が一今回妊娠していなくても、もし今回のこの病気が風疹だとしたら、むこう3ヶ月は妊娠してはいけないらしいので、どうしても風疹であるかそうでないかが知りたい。おまけに、発熱の次の日から息子まで私と同じ発疹が！もう間違いない。風疹に違いない。こうなったらにわか医者の私の診断に確証をつけたい。思い込んだら猪突猛進の私は、本日早速病院に行って検査を受ける事にした。お医者いわく「う～ん。違うと思うんだけど」といいつつ、採血を指示。1時間後の結果を待つこととなった。そして結果は。私はなんと、風疹の抗体を持っておりました。よって、風疹に罹ると言う事はまずありえないとの事。ましてや、息子も小さいときにワクチンを打っていることも判明。「風疹じゃないとすると、じゃあ一体なんなんですか？」と聞くと、「う～ん。何なんだろう。なんかのウイルス性のものかなあ。でも、もうほとんど治ってるし、大丈夫大丈夫」だって。本当は一体なんなのよう。私と息子のこの発疹と熱は！ぷけ嫁さん、ニランくん、ハッチ、大変にお騒がせいたしました。

  2005.10.14

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• 息子と私の里帰り　２

  明日書くといって放置していた私のブログはなんと既に５日も経っていた。しかし、この５日の間に一生懸命やっていたことがあったのだよ。ああ。言いたい。でも、それはこの日本帰国報告を終えてからにしようと思う。またネタがなくなると困るからな。さて、東京に新幹線で移動した私と息子を、品川のホームでAちゃんは待っていてくれた。びっくりするようなお姿で。Aちゃんはほんの２年前までプーケットで仕事をしていた。ちょっとしたきっかけがあって日本に帰国し、昨年縁のあった人とめでたく結婚した。結婚はしているが、仕事も続けている。もともと彼女はぽっちゃりとしていたが、プーケットで私と暴飲暴食を続けるうちにかなり太ってしまったようだ。もともと私と違い、和服なんかも似合っちゃうような美人なので、痩せたら最強だなあなんていつも思ってはいたのだが、彼女も私同様食べる事に命をかけるタイプ。こちらにいるときは一向に痩せなかった。ところがである。ホームで駆け寄ってきた彼女はびっくりするほどほっそりしていた。もともと上半身はそんなに太くなく、ケツにたっぷりお肉がつくタイプだったのだが、そのケツさえもすっかり小さくなっている。足だってとっても細くなっていた。なんでもリセットダイエットなるものをやって、かなり痩せたようだ。うらやましすぎる。東京での３日間は弟が目白に住んでいる為、親子ともども居候させてもらった。目白のうちはもともと父の実家だが、祖母が数年前に亡くなったので、弟が少し改築して住んでいる。今回改築後初めて泊らせてもらったが、広くて明るくてかなり快適だった。去年まで弟が住んでいたアパートは、うちの息子が後々まで語り告ぐほどの狭さぶりだったので（あまりに狭いのでびっくりしたらしい。５畳ぐらいのアパートだった。）今回あまりにも快適なので、次回はもっと居候してやろうと思った。プーケット帰国前日は前々から計画していたディズニーランド。今回はディズニーおたくの友人と、もとうちのお客様で現在友人の大人３人とうちの息子の４人という組み合わせ。おたくの友達にしっかりとナビゲートしてもらった。しかし、連休明けの月曜日だというのに未だかつてない混みようだったのはなぜだろう。今回日本に帰国して心から思った事は、年々日本は私にとって住みにくい所になってきたという事。私の持ち物や、大切な物、家、車全てもう日本にはない。実家にいても居心地が悪い。日本に帰るというよりも、もはや日本に行くといった方がピンと来るほどだ。バスに乗って降りるタイミングがつかめなかったり、レジを待つ時はっと気がついたら列とは関係のない場所に並んでいて恥をかいたり、成田エキスプレスの中で公衆電話を探して１両目から最後尾まで行ったりきたりして見つからなかったり。（今は皆携帯を持っているので、公衆電話は取り外してしまったそうだ。だとしたら、私のように海外から来る者にどうしろというのだろう。）こんなに外国人に優しくない国だとは、正直言ってものすごくびっくりした。あ。あとどこに行ってもゴミ箱がなくて、本当に困ったし。プーケットに戻ってきて、カトゥーからの山道を下る途中でパトンの明かりが見えたとき心のそこからほっとした。もはや私の帰る場所はここしかないのだなと思った時、何だかうれしいような悲しいような不思議な感じがした。

  2005.10.05

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• 息子と私の里帰り

  今年は、経済的理由もあり散々悩んだ挙句に日本への里帰りを決めたのは、結局出発の２週間前だった。偶然にタイ航空が９月にバンコク－成田二名以上で予約すれば、９．５００Bというプロモーションが出た為にやっと決意することとなった。私の母は今から７年ほど前に脳溢血で倒れて以来、全く無理の出来ない体となってしまった為プーケットに遊びに来る事ができない。よって、私達が帰らなければ母は孫であるうちの息子に会うことが出来ないのだ。ちなみに、私には弟が２人いるがまだ結婚もしていないので孫は家の息子只一人ということになる。またまたちなみに父は、１年の内に２,３回は孫の顔見たさにプーケットにやってくる。しかし、今回の帰国は時期が悪かった。連休ということもあり、バンコクからの飛行機は満席。そして、東京駅までの成田エキスプレスも満席。すっかり重くなった息子を膝に乗せている為身動きもとれない。ちなみに東京からの新幹線も満席。まあ、私がケチらずに息子の指定席料金を払えばいいのだが、そこは小学生までは親と同席なら無料というJRの恩恵に与りたいではないか。（満席でなければ席にも座れてしかも無料）バンコクのホテルを朝の５時に出発、途中東京駅で待ち合わせしていた友人達と夕食を共にし、実家のある岐阜に到着したのは夜の１１時過ぎ、約１６時間の旅であった。あまりに疲れたので、いくら安くても成田発着は２度としないと心に誓う。それにしても、岐阜の実家での５泊はあまりにも短すぎた。すっかり忘れていた運転免許の更新に行ったり、中学校の同級生と食事に行ったりしているうちに５日間はあっという間に過ぎてしまった。うちの母親は本当に身勝手な人で、以前３週間滞在した時には「結婚した娘が３週間も里帰りなんて普通では考えられない」とか「あなたたちが来るといつもとペースが変わるからすごく疲れる」だのと散々文句を言ったにもかかわらず、今回の滞在が５日間だと知ると「それじゃあ短すぎるでしょう」とまたしても文句を言っていた。じゃあ一体どうしろというのだろう。本当にうちの母親は摩訶不思議な人である。でも、なんだかんだいいつつ憎らしい事を言ったり出来るうちはまだ元気だということでよしとする。（何を？）私は高校からは名古屋に出てしまったので、それ以来寮生活をしたり、一人暮らしをしたり、（男と同棲していた事もあったが）その後海外生活をしたりと親と生活したのは１６歳まで。よって、私の部屋などはもう物置となってしまって無いに等しい状態。帰国の度に、客間にせんべい布団を引いて息子と寝るという全くのお客様状態だ。（あ。お客様はせんべい布団に寝かせたりはしないな。）ということで、実家とはいえ居心地が決していいとは言えない５日間を過ごし東京に移動した。長くなったので明日に続く。。。（多分）

  2005.09.30

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• Mさんの日帰りプーケット

  先日、パリに遊びに行っているMさんから電話をもらった。彼女は日本で働いている花の独身エリート会社員で、某大企業にお勤めされている。なんでも、１４日の早朝にバンコクに１泊だけトランジットで立ち寄るのだと言うのだが、お土産もあるので、そのままプーケットに行って夕方の便でバンコクに戻ろうと思うのだが、都合はどうかという内容だった。ええー！！日帰りプーケットですか？と一瞬驚いたが、もちろんとってもうれしいので「もちろん暇です」とお答えした。もともと、ものすごくパワフルな人なので、この何年もほとんど毎月海外旅行に行っている。普通の人では、体力も金ももたないのだがそこはさすがMさん。きちっと毎回の旅行をフルに満喫しているようだ。そして昨日。本当にMさんは午前１０時半に我が家に到着された。たくさんのお土産を持って。どう考えても疲れているだろうとは思うのだが、そんな事を微塵にも感じさせない彼女。うーん、さすがです。私同様、彼女も食べる事には命をかけるタイプ。そんな彼女をどこに連れて行こうかかなり悩んだのだが、まだ彼女の見ていないセントラルを見て貰うのを兼ねてタイスキのMKに行く事にする。が、急にセントラル手前で「もしかして蟹屋（ゴケーンシーフードという所。私がいつも蟹を食べているレストラン）が開いているのでは？」と思い立ち、早速蟹屋に足を運ぶ事にした。どうみても準備中であったが、快く食べさせて貰える事になり一安心。わざわざ日帰りでプーケットに来てくれた大切な人に、うまい物を食べさせる事ができると思ったらつい調子に乗ってあほみたいに沢山の注文をする。蟹２匹をパッマナーオ（レモンソース炒め）に。プラス蟹１匹をパップリックタイダムに。そして、トートマンクン（海老のすり身上げ）プラムックトートカティアム（いかの黒胡椒揚げ）ヤム３グローブ（タイ風サラダ３種類のカリカリあえ）蟹チャーハン、福建風やきそば。店員のお姉ちゃんが「それは絶対食べきれないから、少し減らした方がいい」と親切にアドバイスしてくれているのにもかかわらず「食べ切れなかったら、もって帰るから大丈夫」と言って振り切る。結果は、もちろん完食。それどころか、二人で「っていうか腹８文目だしね」と普通の人が聞いたら腰を抜かす事を二人して言っていた。これには店員のお姉ちゃんもかなりたまげていた。（そりゃそうだろう）その後セントラル内スタバでお茶をしたら、あっという間にMさんが帰る時間となってしまった。タクシーで行くからいいと言う彼女を押しとどめ、空港までお見送り。あっという間の短い時間だったが、爽やかに去って行ってしまった。Mさん、お土産を頂いた上に蟹屋までご馳走してくれて本当にありがとう。お見送りを終え、車に戻ると一人のタイ女性が「お姉さんはどこまで帰られるのですか？」と聞きながら近づいてきた。どうやら空港で働いている職員のようだったので「どうされましたか？」と聞くと、さっき出勤したばかりなのだが子供が急に高熱を出したので帰らなければならなくなってしまった、スタッフバスはさっき出たばかりで自分の自宅のあるコ　ケオ　という所を通る車を探していると言う。コ　ケオは通り道だし、おせっ会会長としてはほっておくわけにはいかないので彼女を自宅まで送り届けた。車を降りる時、彼女は何回も何回もありがとうと言ってくれた。その後恒例のフィットネスを終え、自宅に戻るとMさんから電話があったという。なんと車の中に１つお土産の入ったかばんを忘れたそうだ。急いで確認した所、確かに後部座席にかばんがちょっこり置かれていた。これはちゃんと日曜日に日本に帰るときに持って行きますから心配しないでね、Mさん。本当に昨日はわざわざ来てくれてありがとうございました。

  2005.09.15

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• 怒涛のおばかナイト

  ああ、もうがっくし。昨晩は明け方までUSオープンテニスを見ていたのだが、現在私のPCのスクリーンセイバーの画面にもなっているナダル君が負けてしまった。もうあの動くナイスバディが当分見られないと思うと、人はあほかと思うかもしれないが真剣に悲しい。もともとUSオープンはこちらと現地の時差12時間ということもあって、私にとってはうれし悲しい2週間となるのだが、今年はもうこれで終わったな。さて、金曜の夜はこの楽天ブログ内でお知り合いになった、マイケル東山さんがいらっしゃるということでハッチ宅屋上でのパーティーにお呼ばれ。事前にハッチに「ナイスバディとハンサムをいっぱい呼んでおいてよ」とお願いし、手土産に鳥のから揚げなんかを作ったりしていそいそとお出かけしてみる。（合コンじゃないって！）週末なので、もちろん息子も友人の息子のT君も同行。ハッチ宅には3人の子供や、彼女のマンションの住人の息子などもいるので当然大騒ぎとなる。私のお願い虚しく、現地にはナイスバディやハンサムの姿は見当たらず。（だから合コンじゃないです）と、そこに先日私を2度もデブ呼ばわりした海男（ビーチボーイ）を発見。彼はどうやらハッチ家の住人にお目当ての子がいるらしく、私の知り合いでもあるSちゃんと話し込んでいた。私は1滴もアルコールを飲まないのだが、まるで酔っ払っているかと思うぐらいまでテンションを上げることが出来る特技を持つ。おばさんの特権で、デブ呼ばわりの海男とSさんを思いっきりからかったり、ばかなことを言ったりやったりして、実は全くの正気なのに「マオレオ　チャイマイ？」（酔っ払ってるだろ？）と聞かれたりしていた。正気でこんなにばかかと思われるのもちょっぴり恥ずかしいので、そういうことにさせていただくことにする。その日はハッチ先生も相当なあほだったが、そんな中マイケルさんとご友人の方は一生懸命カメラを回していらっしゃった。飲みながらも、しっかり仕事を忘れないでいるマイケルさん達。カメラに向ってマイクを握る怪しいチャイナドレスの女（ハッチ家次女）や百面相をする子供あり、ガキンチョたちもそれなりにエンジョイしているようだった。途中、私好みのハンサムの登場でさらにテンションが上がる私。ハンサムに「その貝を焼いて頂戴」とか「私のグラスに氷を入れて頂戴」とか何様的なお願いをしてみたりする。「この豚は焼けているよ」と勧められ、「あら？豚って私のこと？」と返したら「いいえ、おねえさんはスキニーでセクシーです」などと、その場にいた人もしくは私を知っている人が聞いたら、全員がドン引きする様な事を真顔でさらっと言ってのけるあたり、只者ではないぞ。（っていうか、まったく彼の言っている事は実際の私とは逆の事）彼は海男として大成することでしょう。（私の太鼓判付き）はっと気がついたら11時半。悲しいかな2人の子連れはそろそろ退散する時間となった。ちょっぴり後ろ髪を引かれつつ、帰宅。皆様ご苦労様でした。

  2005.09.04

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• 息子の小さな願い

  ここ2,3日遊びほうけていて、ブログ更新をすっかりさぼってしまった。これって毎日書かないと、もういいやって言う気分になるから不思議。何だか私におけるダイエットみたいな物だなあと思った。が、しかし。更新していない間も見ていただいていた方の為にもまた頑張らせていただきます。（というのも何だかおこがましいのではあるが）さて、話は変わりますがウチの息子は一人で寝ることが未だにできない。私が6歳の時には、母親から「もう寝なさい」と言われたら、しゃりしゃり歯を磨いて一人でさっさと寝た記憶があるのだが、息子は頑なに一人で寝ることを拒む。理由は「おばけがこわい」とか、「一人では寂しい」とか、いたって子供らしいのだが毎日の事なので私としては「もういいかげんに一人で寝てくれよう」と思っている。大体寝る前は、ピロートークがあるので親子のスキンシップに時間みたいになるのでそれはそれでいいのかもしれないが。。一昨日の夜息子は「ママー。僕は大人になりたくない」と言い出した。何故かと聞くと理由は死にたくないからと言う事だった。私は現実的な人間なので「でも、ママやパパはあなたより先に死ぬし、あなたもおじいさんになったら死ぬのよ。人はみーんな死ぬのよ」と答える。彼の心配は、死んだら私にあえなくなるという事が何よりもつらいと言う事だった。そこで「大丈夫。ママやパパが死んでも天国で待ってるから。去年死んだばーばちゃんだって天国にいるし、今はこの地球にいなくてちょっと寂しくて悲しいけど、ちょっとしたお別れだからもう少ししたらまた会えるから。だから、ママとかが死んでもちょっと会えなくて寂しいだけでまた少ししたら会えるから。」と語ってみた。私も子供の頃夜中に目を覚まして、母が死んでいなくなってしまったらどうしようという不安で号泣しながら母を何回も起こした記憶がある。彼も6歳になって、人の死を考えたり出来るようになったようだ。私の話をじっと彼は聞いていたが、大きなため息をふーとついて「わかった。でもママ、このお話はちょっと悲しいね。何だか泣きそうで涙が出てきた」といって目を潤ませていた。私も何だか悲しくなって、ちょっと泣いた。もう遅いので「大丈夫だから、もう寝なさい」というと、あと一つだけ聞いて欲しい事があると言う。あと一つだけね、というと「ぼくは大人になっても結婚しても、ずーっとママと暮らしたい。それだけ。」と言った。何だか胸がきゅうっとなって、私はまた少し泣いた。

  2005.09.02

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• 外国に住むという事

  今朝は、泣きながら目を覚ました。叫んでいたのかもしれない。目覚めた時目の周りは涙で濡れて、口が思いっきり開いていた。心臓もどきどきしている。夢の中で去年亡くなった最愛の祖母が、まだ亡くなっていなくてこれからまさに亡くなろうとしているところだった。起きてしばらくたった今も、悲しくて胸が苦しい。去年祖母が亡くなった時、私は死に目に会うことはできなかった。去年の９月に帰国した際、祖母はもう２度と私と会えないことがわかっていたのだろう。そしてそれは私にもわかっていた。病院のベッドで、顔をくしゃくしゃにして泣いていた祖母。結局それが、最後の別れだった。祖母の死後、次に日に連絡はあったが、急なことで年末と重なった為結局飛行機は取れず、結局葬式にも出席できなかった。母が脳溢血で倒れたのは今から８年ほど前のこと。病院のICUで生死の境をさまよっていた時も、私はこちらでまったく知らずにいた。連絡があったのは、意識が戻り普通病棟に移されてから。倒れてから２週間後の事だった。恐らく、もしこの時に母が亡くなっていたとしても死に目には会えなかったであろう。きっとこの先両親が亡くなっても、恐らくその死に目には会えないだろう。そして、その逆も。それが外国に住むという事。何だか私は親不孝をしているのではないだろうか。両親は、普通に日本人と結婚して日本に住んで欲しかったのではないだろうか？そんなことを時々考えると、どうしようもなく胸が苦しくなる。

  2005.08.26

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• 

  ミーちゃんの危機

  我が家は２匹のペルシャが家の中に。そして１匹のタイ猫が外にいる。この外猫の名前はミーちゃん。名付け親は、うちのお客様で大の猫好き夫婦。もともとミーちゃんは、野良猫が家に産み捨てた４匹のうちの１匹だった。ミーちゃん以外の３匹はあっという間にどこかに行ってしまったが、何故かミーちゃんだけはどこにも行かず家の敷地内から離れない。いろいろあった末にミーちゃんは結局このまま我が家の庭で飼うこととなった。ところがミーちゃんはメスなので、オス猫がどこからともなくやって来て年頃になったミーちゃんを付けねらうようになる。仕方がないので避妊手術に連れて行った時には時既に遅く、捨てるぐらいならということでそのまま堕胎手術をすることになってしまった。手術後も我が家の庭ではミーちゃんを巡って毎日のようにオス共が抗争をくりひろげるようになった。ミーちゃんは嫌がって、木の上に登ったりとあまりに忙しいので何匹かのオスはおやじが寺に捨てに行った。しかし、キリがないんですね。オス達はあとからあとからやってくる。現在１匹の黒猫のオスがここ半年ぐらいミーちゃんを付け狙っているのだが、これがもうすごいギャングづら。どうやら数々の抗争を繰り広げてきた形跡と思われるのだが、顔や体のあちこちが傷だらけなのだ。しっぽは何故か短くちょんぎれている。なんで？これも抗争の結果なのか？しかもこの黒猫、完全な野良のようでミーちゃんの目を盗み餌や水を盗み食い。かと思えば、それがヤツの愛情表現なのかミーちゃんにいきなり襲いかかり、かみつくかみつく。まあ、ミーちゃんもたまにヘビと格闘するような気の強いお嬢さんなので、猛反撃してついには撃退してはいるのだが。泣き声もうるさく、一晩中変な声で泣き喚く。そして、このギャング猫、先日に至ってはボーっと外を眺めていたココ（家の中にいるオスのペルシャ）の顔に、網戸越しではあったがおしっこを引っ掛けていた。以前にも引っ掛けられているのでこれが最初ではない。いくらオカマ猫だといえ、情けないぞココ。人の家に勝手に入り込んでやりたい放題のギャング猫。こうなったら、後はおやじの網でとっ捕まえて寺に捨てに行くしかないのか？ミーちゃんの苦悩は続く。

  2005.08.25

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• DNAの不思議

  先週から友人の家に（T君宅）、日本からおとうさん、お母さん、妹とその３人の子供が遊びに来ている。昨晩は、どう頑張っても食べ切れそうにない土曜日のカレーパーティーで残ったカレーを食べてもらおうと、またご挨拶も兼ねて遊びに行った。いやあ、壮絶ですね。それでなくても、友人宅は上は７歳、５歳、３歳、１歳の４人の子供に加え、ご主人の妹まで同居する７人という大所帯。日中はこれに乳母さんと、お手伝いさんが加わる。そこに彼女の日本のご家族６人がプラスされた状態。リビングルームでは子供達が側転の練習をしたりして、大騒ぎ。今にも子供達が上から降って来そうな状態で、寝転がっている日本のおじいちゃん。そこに私と息子も加わった。ご挨拶をひととおり済ませ、妹さんにもご挨拶をしようとキッチンにいくと、何故か妹さんは天ぷらを揚げていた。「何か知らんけど、自分の物は自分で作れっていうもんでー」と三河弁で話す妹さんの声が、姉と同じな為一気に親近感が沸く。声がとにかく友人と同じ。その後、寝室でマッサージを受けていたお母さんも登場。これまた同じ声。お母さんにも一気に親近感が沸く。友人の１歳の娘も、人見知りがすごかったはずなのだが、おばあちゃんとおばさんの声が母親と同じなのが安心するのか、めずらしい事に一切人見知りしていなかった。というより、母親の所ではなく妹さんにくっついてまわっている状態だった。私の家族も、弟が男二人の双子なのだが、２卵生なので姿かたちはあまり似てはいないが、声はまるで同じ。近頃では、弟もおっさんになりつつあるので、どんどん声がお父さんに似てきた。どうやら、女兄弟と母親、男兄弟と父親というのは声が似るらしい。そういえば、うちの父親と私のおじさんにあたる父の弟も同じ声をしている。ということは、うちの息子は私とおやじの呪われたデブの遺伝子を受け継いでいるばかりでなく、そのうちにおやじのような太くて低いどう考えてもかわいくない声になってしまうのだろう。息子にとっては可哀想なことではあるが。ま、しかし大人の男の可愛い声っていうのも気持ち悪いけどね。そうそう、８人の子供達に踏まれそうになりながら床にごろっとしていた友人のお父さんは、その後ソファーに移動し、頭がおかしくなるほどの騒がしさの中うたた寝をするという得意技を見せていた。おつかれですね。ご苦労様です。

  2005.08.22

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• 母と子の長い一日

  毎週土曜日は、プーケット日本人会主催による補習校に息子を行かせている。補習校は、両親かそのどちらかが日本人の子供のために、日本語を学ばせるという趣旨で今から７,８年前に発足された。約、３０～４０名程の子供達が、毎週通って来ている。行かせていると言っても、勝手に自分で行ってくれるわけではないのでプーケットタウンにある、とあるツアーエージェントの２、３階部分にある教室まで車で送っていくこととなる。大体は、近所に住む同じくお母さんが日本人、お父さんがタイ人のWさんとその子供達３人、計大人２人に子供４人という大人数で１台の車に乗って学校に向う。車の中は、朝から気も狂わんばかりの大騒ぎに包まれるので、私もWさんも学校に着く頃には既にどっぷり疲れている状態。学校が終わった後も、ご飯を食べに行ったり、プールで遊ばせたり、結局なんだかんだで夜遅くまで子供達は遊び狂うので、私達は自分達の目がテンパル状態になるまで頑張って解散するという怒涛の日、それが土曜日なのである。昨日はいつもとちょっぴり違い、バンコクの日本人学校から先生が教えに来てくれるというスペシャルイベントがあった。その先生達のウエルカムも兼ねて、ビーチでカレーパーティーをするという。私はどうも、イベント好きと勘違いされる事が多いのだが、実はそうでもない。簡単に言ってしまえば、究極の面倒くさがりなので下準備とか後片付けの事を考えると、「止めましょう」と言ってしまいたくなる。イベントの係りを決める時などは、なるべく小さくなって目立たないようにしているつもりなのだが、わたしの体や態度が大きいせいで、その効果はあまりないようだ。皆様、本当にすみません。しかし、先週から私はカレー係に任命されていたので、前日から我が家一の大鍋でカレーを煮込み張り切って参加。先週からｗさんと、「来週は長い一日になりそうだからガンバんないとね。」となんだかんだ言いつつモチベーションを高めあってきた。そうでもしないと、子供と共に参加するイベントはやはり、相当なエネルギーを必要とするのでやってられない。そして、その当日の昨日、一時は久しぶりの大雨で一時は中止かと思われたが、結局イベントは決行された。バンコクからいらっしゃった先生方も、子供達と共に海で夢中になって遊んでくださって楽しそうに見えたのでほっと一安心。もちろん子供達は、相変わらずの大騒ぎであったが誰も怪我などをすることもなく、無事にイベントを終えることが出来た。（正確に言うと、只一人だけうちの息子が足を切っていた。あれほど岩の所で遊ぶなといったのに、バカなヤツめ）イベント終了後、プーケットタウン方面のお母さんに誘われるがままに彼女の家で毎週繰り広げられているというカラオケパーティーに参加させていただく。アルコールを一滴も飲まずに（私は１滴も飲めません）、呑み助達のテンションについていく事ができるという得意技を持つ私。途中、大先輩が世にも怪しい振りつきで歌ってくれた「狙い撃ち」BY　山本リンダに心を撃ち抜かれすぎて、涙を流したりすることもあったが、あっという間に夜はふけていった。はっと気がついたら１２時。お母さん達の長い土曜日はようやく幕を閉じた。皆様お疲れ様でした。家に着いたら、おやじ（夫）があいかわらずの大いびきで寝ていた。

  2005.08.21

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  猫問題

  ３匹いる猫のうちの一匹のおしっこ癖に悩んでいる。名前はココ。雄のペルシャで１歳半。ココは気が弱くて、おっとりとした性格だ。なのでココと暮らしたこの１年ちょっとあまりの間に、ココが怒っている姿を今まで見たことは一度もない。私はどうも猫を衝動買いする癖があって、外で飼っている元野良猫出身のミーちゃん以外の２匹は前触れもなく突然買ってきてしまった。ラワイ（地名　プーケット南）にペルシャの繁殖場があって、（ブリーダーっていうのでしょうか？）ちょっとそこに見に行くつもりが、いつも縁あってお買い上げする羽目となる。私やおやじの財布にはいつも大したお金は入っていないので、ココを買ったときは一緒に行った友達と３人のお金をかき集めてようやくお支払いできたという寸法だ。ちなみにペルシャの子猫１匹３，５００Ｂ（約９．５００円）。日本と比べると安いと思うのだが、タイ人たちは皆一様に「猫っていうのはお金を出して買うものなのか？」と口をそろえて言う。さて、このおしっこ問題のココだが、４月に去勢手術をしたのだがその後２ヵ月後位からどうも様子がおかしい。精巣を取ってしまっているのに、どうやらさかりが来てしまったようなのだ。毎晩何やら今まで聞いたことのないような声を出し、時としてオスの同居猫マイロー（猫の名前です）の上に乗っかろうとしているのを何回も見かけた。それに伴って、今まできちんとトイレでしていたおしっこを、私のベッドの上などでするようになってしまった。先週至っては、３回程やられたうえに、週末渡泊りに来た子供達の一人が、ココと同じく大きな地図をベッドに描いてくれたので毎日ベッドを拭き、シーツやベッドパットや掛け布団を洗うという作業に追われた。もうこれではたまらん。ベッドルームは猫が完全に入れないように、いちいちドアを閉める事とした。そうしたら、今度は我が家で大活躍しているタイクッション（三角形の寝椅子みたいな物）におそそうをする。うーん。どう考えても様子がおかしいので、医者に連れて行くことにした。極度の怖がりやで気の弱いココは医者に連れて行くためのゲージに入った瞬間からナーバスになり、病院に着くと益々固まってしまって、ストレスのあまりよだれまで垂らし始めた。医者に事情を話した所、重大な事実が判明する。なんと、ココは睾丸に異常があり、一つは外に出ているがもう一つはお腹のほうに引っ込んでしまっているため前回の手術では外に出ている方の精巣しか取らなかったというのだ。医者いわくは、外側に出ている睾丸にしか精巣はないような事はいっていたが、恐らくお腹の方に残っているもう一つの睾丸がさかりをひきおこしているのではないかと言う事だった。えー！！そんなこと前回の手術後言われなかったぞ。というか、手術後引取りに行った時に医者は既にいなかった。イマイチ納得がいかないが、残っているものはしょうがない。医者いわく、再手術をするか、女性ホルモンの注射を打って様子を見るかどちらかしかないと言う。再手術はまた考えるとして、２ヶ月ぐらいしか効果がないと医者に言われたが、とりあえずおかま猫になるべく女性ホルモンを注射してもらうことになった。効果の程はまだよくわからないが、これでおしっこ癖が治ってくれるといいのだけど。一緒に病院に行って伝染病予防注射を打たれたマイローと、片球のオカマ猫になりつつあるココは今は安心して私のそばで爆睡している。＊今日の写真はココとマイロー。色が薄い方がココで濃いほうがマイロー。

  2005.08.16

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• アジアの熱視線

  いつの頃からだろうか？ここにいて、タイ人からじろじろ見られなくなったのは。まあ、私が確実におばさんの階段を上りつつあるせいなのは間違いないが、どうもそれだけではない気もする。プーケットに来たばかりのときは、老若男女を問わずどこに行ってもタイ人達の視線が気になった。これはプーケットだけではなく、以前まだ結婚する前にさんざんヴィザトリップでお世話になったペナンでも、どこに行っても視聴率８０％位の勢いであった。バリに行っても同じ現象が起きた。（８年ほど前から２年に１回位行きます）ところが、ある一定の時期を境にほとんど誰からもじろじろ見られなくなったのだ。不思議である。プーケットも確かに日本人が以前に比べて増えたので、珍しくも何ともなくなったということも多大にはある。去年チェンマイに車で旅行するという、我が家にとってはとてつもない無謀な試みをした時に立ち寄った田舎町ではかなりの注目を浴びた。（日本人とタイ人の夫婦、そしてそのハーフの息子というのを見たことのない人達ばかりだった為）しかし、あの時も町の人々が私を日本人と思っていてくれたかどうかは定かではない。そう。私はどうやら東南アジア人化しているようなのだ。いろいろ自分で考えてみた。もともと、色は白い方で「色白は七難を隠すのよ。よかったわねー」とよく母や亡くなった祖母にいわれていたが、１０数年の熱帯暮らしでその唯一のとり得さえ失ってしまった。残すは七難のみである。服装は、我が家にいる時はそれはもうお見せできないような格好でうろついてはいるが、自営業でもあるので一応気は使っている。少なくとも、オウム真理教（アレフだっけ？）の女性信者のようなロングへヤーなどはしていない。まあ普通の髪型か、もしくはクリップで留めたりしている。体型はもうまったく自信なしというか、語ることすらおこがましいので、その辺りからお察しいただきたい。しかし、別に私は夫やハッチさんのように布切れを体に巻いてうろついたりはいないし、（ハッチ。許して。冗談よ）一応若い子を見習って、目にポイントを置いた化粧なんぞもしたりしている。私本人全くもって、ばりばりの日本人気取りなのだが、タイ人たちはどうやらそう思ってくれていないようなのだ。市場に行っても１００％タイ語で話しかけられる。もちろん家に来るタイ人のお客さんにだって、しばらく会話をしないと日本人と気付いてもらえない。セントラルやロビンソン（どちらもデパートです）前にたむろしているタクシーの運ちゃんたちにも、他の人達は英語や日本語で話しかけてもらっているのに私には何故かタイ語。バンコクに行ったって、タクシーの運ちゃんに英語で話しかけられたことは一度だってない。とにかく、どこに行ってもタイ人だと思われているのである。よく、韓国人はキムチの匂いがするとか、日本人は味噌汁の匂いだとか言うけれど、もしや私はナンプラーとかカピの匂いでもするのであろうか？２年前にバリに友達と旅行に行ったときは「何人？」とよく聞かれた。「日本人」と言ったら、うそつきよばわりさえされたこともある。しょうがないので、「タイ人」と答えると、皆妙に納得してくれた。これまた仕方ないので、一緒に行った日本人の友人とタイ語で会話したりする羽目となる。そのお陰で買い物交渉は結構うまくいったので、次回もこの作戦でいこうと思ってはいる。しかし、マニキュアを塗ってもらいたくてビーチに出たら、誰にも「マニキュアー。みちゅあみー」と声をかけてもらえず、自分でおばちゃんに声をかけた。マレーシアでも同じような経験あり。とにかく東南アジア内ほぼ全滅。私は立ち居振る舞い全てにおいて、もう日本人の特徴を失ってしまったのであろうか？先日これまた自営業で、旅行会社を経営する友人とランチの約束をした。ランチ後我が家でもう少し喋ろうということになり、飲み物を買う為にコンビニに立ち寄った。コンビニを出る時に、数人のトゥクトゥクドライバーが日本語で「どこいきますかー？」「タクシーどうですか？」と声をかけてきた。ただ日本語で話しかけられ、勧誘されただけなのに、プーケット暦同じく１０数年の彼女とわたしの口元は何故か微笑みすら浮かんでいた。なんともはやイタイ二人であろうか。。。。。。

  2005.08.15

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• 母の日なのに父の日

  一昨日は母の日で祝日。母の日だというのに、昼を過ぎても息子は朝一番でお向かいのうちに遊びに行ったまま帰ってこない。ご飯を食べさせようと、迎えに行こうとしたら従業員いわく「さっきオフィスに来て、お腹すいたっていうからカオモックガイ（カレーチキンピラフ）を食べさせたわよ」という。息子よ、何で母の所にこない？ま、食べたのならいいや。従業員の皆さま、子供の世話までありがとう。と思いつつ、本日仕事が休みの妊婦に電話をして、私の友人から預かっているマタニティウエアーを渡したいので、ランチがてらセントラルデパートで待ち合わせる事にする。セントラル開店以来の客の入りではないかと思われるほどの、ものすごい人、人、人。おかげで車を停めるのに３周ぐらいしちゃったではないか。特設会場では母と子のファッションコンテストなどが開催されており、こちらのほうが照れくさくなるようなフレッシュぶりを発揮して、数組の親子が競い合っていた。妊婦との楽しいひと時を過ごし、人ごみに少し疲れつつ家路に着く。本日は例の布をなぜか首にかけたおやじに（夫）本日以前から欲しかった７分丈のパンツが５０％オフになっていて、いかに私がいい買い物をしたかということを説明した。すると、「俺もいい買い物をしたい」という。そういえば、ここ１年ほど洋服らしい洋服も買っていなかった気もするので、仕方なく再びセントラルに行く事となった。人人人のセントラル　アゲイン。途中息子が迷子になり、見知らぬ人に手を引かれながら我らを探して泣きじゃくるというハプニングもあったお陰で、結局服は買わず、２０％オフになっていたベルト１本のみのお買い上げとなった。韓国料理が食べたいというリクエストがこれまたおやじからあり、その後韓国料理を食べに行く事となる。黙々と肉やキムチやカルビスープを食べるおやじ。迷子事件で泣きつかれて眠い息子。私はあまりお腹がすいていないので、頼んだ石焼ビビンバも半分以上夫にあげた。しかし、何か今日はおやじのリクエストがやけに多い日だったよな。母の日だよなー。たしか今日は。

  2005.08.14

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• 日本に住むタイ父ちゃん

  先日蟹をむさぼり食べていたら、携帯がなったので「蟹食ってる時に何だよ」と思いつつ出てみると、日本に住む友人の夫からだった。友人の夫はタイ人で、かれこれ日本に１０年近く住んでいる。もともとはビーチで働く男（ビーチボーイですね）で、今から１０年ほど前までは２台のジェットスキーをビーチで貸す事を商売にしていた。しかし度重なる故障とそれにかかる修理代に苦しみ、（ジェットスキーはよく故障する上に、部品が日本製だったりして高い）丁度娘が生まれたことをきっかけに家族揃って日本で生活する事を選んだ。電話の内容は今度タイに里帰りすることになったので、飛行機のチケットはタイからお取り寄せしたほうが安いのか、それとも日本で買った方が安いのかという内容だった。当然日本の方が安いので、日本で買うことをお勧めして「プーケットについたら電話してよ。うちに泊りな。」と言って電話を切った。この１０年であまりに日本語がうまくなっていたため、再び電話がかかってきた時は、日本に出張に行っていたバンコクに住む友人男性と間違えた。バンコクの空港からの電話だったので、数時間して彼は我が家に到着した。５年ぶりの再開だった。今回の里帰りは５年ぶり。この数年の間に少し太っていい感じにおやじっぽくなってはいたが、日本に住んでいるのに肌の色は変わらず、あいかわらずのご様子。彼はうちのおやじ（夫）の太りっぷりに絶句していた。夫婦揃ってデブで悲しいよ。ほんとに。私達の空白の５年間にどうやらまた一人子供が生まれたらしく、なんと彼は３人の子供を持つお父ちゃんになっていた。（嫁も彼もインターネットをやらないのでメール等での連絡がないためかなり音信普通状態。たまーに電話がかかってくる）彼はこちらのご家族や、友人に見せるため日本の家族の写真を１冊のアルバムにして持ってきていた。そのアルバムには、すっかりお母さんらしくなったＮちゃん（嫁）、市や県のレスリングの大会でいつも優勝する小学校高学年になった長女、私が見たときはまだ赤ちゃんだった長男、そしてまだ見ぬ次女の写真、彼を含めた家族団らんの姿が写っていた。その昔、私達の唯一の遊び場所であったバナナディスコでしょっちゅう見かけた彼。ある時は音楽が突然鳴り止んで、人だかりができていたので何かと思って見てみると、酔っ払って彼が喧嘩していた。（酒癖悪かった）そんな暴れん坊だった彼も、レスリングが得意な長女の話や、生まれた次女の説明をしている姿を見ると今ではすっかりいいお父ちゃんだ。嫁と３人の子供を食わすため日本で頑張って働いている彼。日本で３人の子育てをする嫁も大変だが、自分の国ではない場所で１０年間そうして生活している彼を心からすごいと思った。彼は５年ぶりのプーケットの変わりようや、物価の高騰に驚いたりしていたが心からリラックスしたようで「帰りたくない。こっちに住みたい。」とこぼしていた。次の日にクラビーに住むお兄さんが迎えに来て、彼はプーケットを後にした。クラビーに数日滞在した後、家族の待つ日本に再び帰る。息子からカブトムシを持って来いと頼まれていたようだが、それは無理だからね。日本のタイ人父ちゃん頑張れよ。またいつでも来てください。私はここにずっといるから。

  2005.08.10

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  Ｔ君の大切な一日

  私が我が息子と同様に可愛がっているＴ君の割礼の日が、３日前に急に決まった。Ｔ君の母は日本人で、私の友人でもある。Ｔ君の家も我が家も、夫がイスラム系タイ人なのでイスラムの形式に則って一応家族全員がイスラムとなる。（私はあまり信心深くないので、あまり大きな声では言えない為、今まであえて書きませんでした）割礼とは何か平たくいうと、おちんちんの皮を切り取る事。包茎手術のようなものだといったらわかりやすいかも。イスラム教の割礼は、多少各国違いはあるものの、大体７歳ぐらいの男子に対して行われる。割礼をする目的は主に、大切な所を清潔に保ち、病気などを防ぐということらしい。イスラムの男子は誰もが大人になるまでに必ず通る道。小さいときから言い聞かせられている為、家の息子も含め、割礼することにあまり疑問を感じたり、恐怖を感じたりする事はないようだ。ほとんどの子供達は、地元のモスクで割礼しているようだが、病院等で行ってもいいようだ。Ｔ君はご家族の希望により、病院で行うことになった。我が子のことのように、気をもむ私。呼ばれもしていないのに、当然のように病院に乗り込んだ。私の心配をよそにＴ君はへらへら笑っていたが、さすがに「どうよ」と聞くと「こわい」と言っていた。Ｔ君は父に付き添われて手術室に入っていってしまったが、肝心の父がすぐに外にでてきてしまう。嫁が「どうしたの？泣いてるの？」と聞くと父本人が怖かっただけと判明。「まったく頼りがない。本当にしょうがない人だ」とぶつぶつ言いながら、結局は母が付き添う事になった。当初、わたしとＴ君の母は「皮をぎゅーっと引っ張ってぱちんって切るんじゃない？」と勝手に手術を予測していた。しかし、そんなに簡単に手術は終わらず、少し切っては血を拭き縫う、そしてまた少しという非常に丁寧かつデリケートなものだったらしい。結局３０分後にＴ君は笑いながら出てきた。えらいぞ。Ｔ君。私だったら号泣だね。その日は午後からＴ君父の計らいで、Ｔ君宅でお祝いをすることになっている為、一度うちに帰り夜に出直す事になった。夜に我が家全員と友人、私の弟という組み合わせでＴ君宅に。食事はもちろんヤギ。イスラムは冠婚葬祭などの儀式や大切な時には、皆ヤギを振舞う。通常カレーにすることが多いが、今回はカオモックぺー（ヤギカレーピラフ）だった。一瞬匂いが気になるのでは、とひるんだが、何のことはなく全員でおいしくいただいた。気になるのは手術後のＴ君のあそこ。恥ずかしいお年頃らしく、お願いしても絶対に見せてくれない。いいもん。来週うちに泊りに来た時、シャワー中に覗いちゃうもんね。＊　本日の写真はＴ君と息子の寝姿。Ｔくんは、ほぼ毎週うちにお泊りに。やつらの寝相はいつもすごいが今日はＯＫ。その向こう側のぽっこりあいた空間が私の寝場所である。あけておいてくれてありがとう。

  2005.08.08

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• デブと呼ばないで　パート２

  本当は昨日もう少し書きたいことがあったのだけど、怒りのあまりいつもよりさらに長くなってしまったのでもう少しこのネタ引っ張らせていただきたい。昨日のデブネタのブログを読んでくれた友人と先ほど電話で長話をしていた。「でも、ここにはウワン（デブ）ってニックネームの人もいっぱいいるからみんな気楽にそう呼ぶのよ」と彼女は言った。でも待ってください。確かにウワンというニックネームの人は、大体一つの職場に一人いる。ニックネームはほとんど親や親類によって子供の時分につけるので、現在もデブな人もいれば、もうデブでない人もいたりする。でも私の経験上、女でプイさん（ぷっくりさん）はいても、ウワンさん（デブさん）はいませんからー。　残念。（もう古いですね。わからない人は流してください。特にプーケット在住者）要するに、タイでウワンさんというあだ名の人はほとんどが男性だということ。（私の知る限りで女性は聞いたことがないが、もしかしているかもしれないのであえてほとんどとしておきます）だからやっぱりウワンって女性に言うのは失礼な話なのである。せめてプンプイ（ぽっちゃりさん）とかにしておくれ。しかしですな。この国の人は悪気がないといえばそうなのだが、かなりデリカシーに欠ける人々である事は間違いない。テレビのお笑いチャンネルには、身体障害者とか、あきらかに成長段階でなんらかの障害があったような人がばんばんでていて、それを売りにしたコントなどで大活躍している。そういう人の身体的欠陥を、普通に皆で笑ったり出来る無邪気な（？）人達。ミス象コンテストなる、ミスおでぶちゃんコンテストなんかもあって、私もちょっとかなわないサイズの人々がその美（？）を競い合い、やはり皆に笑われている。洋服を選んでいる時もやつらは私を打ちのめす。確かに、好みの服があったりして大体じろじろ見ているときは、心の中で「これのＬとかってあるかなー。もしかしてＳとＭだけかよ」と思いながら見ていることも多いのだが、こちらが何も聞かないうちに「ハブ　ビッグサイズ」　（訳：タイ人英語　ビッグサイズあるよ）と人の体型を見て勝手に決める。もしかしたら人のを選んでるかもしれないじゃあないかー（泣）うるさいんだよ、ビッグサイズ、ビッグサイズってよー。挙句の果てには、見ていたズボンを私の前にかざして「トゥア　ニー　クン　サイ　マイ　ダーイ」　（訳　こいつはお前さんには入らないな）とご親切に教えてくれた売り子のおやじもいた。ほんと、もうほっておいてください。いいの。自分で自分を笑うのは。でもあんたたちにはもう言われたくなーい。（じゃあ痩せてみろよ）泣、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

  2005.08.06

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• 親には見せたくない姿

  先日ハッチさんからビデオを借りて、連日ビデオ漬けの日々を送っている。何にそんなに夢中になっているかというと、ロンハーという番組の「格付けしあう女たち」というコーナー。芸能人の女性達が、その日のテーマーによって順番を決めていくという内容。（例えばカモにしやすそうな女性　ＢＹ　ホスト１００人　とか、脱いだら一番がっかりしそうな女性　ＢＹ　一般男性１０人とか）内容はかなりくだらないのだが、女性芸能人が下は１８歳位から上は４０歳位までと幅があって、私たち世代の国生さゆりとか、杉本彩なども出演していて興味深い。そして、どうやら私が１０数年日本を離れている間に、日本の芸能界事情は随分かわったらしく、今では芸能人が自分のプライベートを番組で話す事が流行らしい。老いも若きも当たり前のように、自分の彼氏の話や、はたまたＳＥＸの話などをべらべらと話す。すごいね。なんか。ま、そこが面白いのだが。昨日は夢中になり過ぎて、はっと気がついたら夜中の３時半になっていた。ところが外が何やら騒がしい。こんな時間に何事かと思って外に出てみると、お隣の家のファラン（西洋人）のご主人が暴れていた。車のクラクションを鳴らしたり、棒切れのような物でいろんな所を叩きまくったりしている。英語でものすごい勢いで叫んだりしていて、野良犬が驚いて吼えたら、それが気に入らなかったらしくその棒切れを振りかざして犬を追いかけていってしまった。遠くで犬のきゃんきゃん鳴く声が聞こえてきたが、もしかしてあの棒で？あまりの恐ろしさに、相変わらず高いびきで寝ている夫をおこす。お隣さんはしばらく大暴れしていたが、近所の人が「ポリス　イズ　カミング！！」と叫んだら、その後おとなしくなったようだ。酔っ払ってたのか？　それにしてもあの大騒ぎは近所大迷惑だろう。次の日、お隣さんを見かけたが、テラスの椅子に座ってあらぬ方を見ていた。何かつらいことでもあったのだろうか？ちょっといっちゃってる風だったので、ますます怖い。お隣さんのせいで、再び寝室に戻ったのが４時半過ぎ。息子を起こすまであと１時間半しかない。１時間半だけ寝て、再び起きるのもつらそうなのでもう一度ビデオ鑑賞。そうして朝はしらじらと明けて行ったのである。いいのか？私。こんなんで。日本の両親には絶対見せられないな。こんな生活。

  2005.08.04

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• 渚の女王コンテスト

  連日続いている請求書攻撃をなんとかかわし、これで何とか乗り切れるかと思いきや、先ほどオフィスの机の片隅にうず高く積まれた電話の請求書を見つけてしまった。しまった。これが残っていたか。今日は頑張ってこれを支払わねば、そろそろ電話も止められてしまうかもしれない。とほほ。。。我が家ではあいかわらず節約生活が続行されている。アリとキリギリスで例えるならば、間違いなくキリギリスタイプの私であるが、今回の経済的ピンチには長期戦でもって挑まざるを獲ないようだ。先月は電気代を節約する為に、夜寝るときのクーラーは一切なし。（他の人が聞いたらあたりまえと思われるかもしれないが、何せ私はバブルの申し子。クーラーがびんびんに聞いた部屋で布団をかけて寝る事ぐらいは朝飯前）クーラーをつけられる時間は夕方から寝る時まで。と私にしては頑張ったお陰（？）でぐっと電気代が下がった。えらいぞ。私。やればできるではないか。その他、買い物はまとめて買わず、必要な物をちょこちょこ買うなどといった戦法も試してみた。これまた結構効果あり。まとめて買うと、買ったことを忘れて腐らせてしまったり、結局食べなかったりと無駄が多い事に気付いた。そんなけなげな私のもとに一通のメールが届いた。バンコクに住む独身のキャリアウーマン（この言い回し古くないですか？）からである。（以下友人からのメール）Thai Airways International PCL is to hold a Beach Queen Thailand 2005 contest as part of activities to revive tourism to the Andaman Sea area of Thailand. The finals will be held on October 1, 2005 at Pathong Beach, Phuket province. Applications are open until 31 August 2005 on the website www.chicchannel.com. The winner will receive US$10,000 (THB 400,000) and a diamond crown together with a first class round trip ticket with first class accommodation from the original destination to Phuket or Krabi. まぁ、あんたの所も津波後の回復の遅れで景気も悪くて大変だろうからさ、一発こんなのに出てみて一気に100万円稼ぐっていうのはどうよ？出場者は、給料カットで益々の貧乏になったＡ、彼との２人暮らしを支えるためにカネが要るＨ、４人の子供の養育費に頭が痛いＹなど、いずれも強豪揃い（笑）。しかし私はその頃はきっと日本出張に行っていて、出場が危ぶまれるわねぇ。　英文の内容は、なんでも１０月の１日にパトンビーチでタイランドビーチクイーンコンテストが、タイ航空の主催で行われる。出場希望者は８月３１日までに申請をするように。尚優勝者にはＵＳ１０．０００（４０万バーツ　約１００万円ちょっと）とダイヤの王冠、ファーストクラスのエアチケット及びファーストクラスのホテル宿泊券が贈呈されるらしい。しかしねえ、彼女の書いてきたこの強豪勢いずれも３０代。このメールの送り主に彼女や私にいたっては、四捨五入すると４０になっちまうのだが。。。そしてそのほとんどが既婚者。どう考えても、わたしゃやっぱ一攫千金を狙うのは無理そうなので、（当たり前だ）こつこつ節約生活に励むとするか。

  2005.08.03

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• 猛犬注意

  月末、月始は毎月大量の請求書を持って集金人がやってくる。自営業の我が家では、支払い、集金等金の管理は私の仕事である。しかし、ここのところは出て行くばっかりでほとんど入ってこないので、借金取りに追われる人のように現実から逃避してしまいたい衝動にかられる今日この頃。昨日は「必要な物を数点買いにタウンまで行くのだが、お前が行くか俺が行くか？」と聞かれ、すかさず「ママが行きます（きっぱり）」と答えた私。集金人に支払いをする業務より、買い物の方が楽しいからね。当然支払い業務はぎゅっと夫に任せる。買い物をしなくてはならない場所の一つが、主婦友達プケ嫁さんのうちの近くだったのでしゃりしゃり彼女に電話して、ランチに誘う。そんな時腰の軽いプケ嫁さん、いつもお付き合いありがとう。大好き。とりあえず彼女をピックアップして、買い物をする店に到着した瞬間にそいつは現れた。黒くて、毛のないちょっと見たことのないほど大きな犬。突然どすどす現れたと思ったら、プケ嫁さんのおしりに顔を押し付ける。いやーーーーーー！！怖い！私、決して犬は嫌いではない。がしかし、うちの近で犬に噛まれて何回も狂犬病の注射を打ちに病院に通った経験後から、見知らぬ犬には恐怖心を抱くようになってしまった。「ひえー」と軽い叫び声をあげたら、今度は私に向かってくる。もう泣きそう。お店の女の人が「大丈夫です。噛みませんから」と無表情であらわれた。その女性は犬をどこかに連れて行くでもなく、オフィスの中にさっさと入ってしまう。すかさず私とプケ嫁さんもそこに逃げ込み、ドアを閉めた。「ばう！ばう！」ドアを閉められたのがご不満だったのか、黒犬は前足をあげてドアに突進。（アルミの透明なドアなので透けて見える）私の背丈はゆうに超える大きさ。その上、目はまっかっかで垂れ下がった口からはよだれがだーらだら。これ普通の人だったら怖いでしょう。そして店の女性はむっとしながらこう言った。「あなたが怖がるから、やられるんですよ。」え？！私が悪いんかい？万が一怖くなくても、あんなのに飛び掛られたら、よだれでべとべとになるだろうが。あんまり腹が立ったので「犬が怖い人もいるんです。あなたは怖くなくても私は怖いんです。そういう人の為に繋いでおくとか、あちらのドアを閉めておくとかお客さんの為にしたらどうですか？」と言った。「。。。。。」彼女。無言。しかもむっとしている。その後何とか買い物をすませ、心臓をばくばくさせながら店を後にした。帰宅後怒りのあまり夫にご報告。「なんでそんなところで買うんだ。もう一つの店の方にも売っているだろうが。（その日買い物した２箇所の店の内の１箇所）」知らんぞそんな事。最初に教えてくれよ、夫よ。さっきネットであの犬の種類を調べていたら、次々とおそろしい記事が出てきてさらに怖くなった。（どこどこで何人噛み殺すとか）そうと知ったらもう２度とあの店には行かないもんね。あ、でも本当のオーナーに（彼女は従業員だった）文句言いにもう一度行かないと気が済まんなあ。（粘着質）

  2005.08.02

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• 本日の収穫

  通常うちの夫の小遣いは申告制になっていて、なくなると渡すというシステムになっており、大体1回１，０００バーツ支給をしている。本来であれば、一月いくらという感じで渡したいのであるが、何故か夫はちょこちょこもらいたいらしい。私と違って、ほとんど無駄遣いはしないので小遣いに関して大した執着もないようだ。ところが、このシステムだと１，０００バーツ以上のものを買うときは何を買うか申告しなければいけないことになる。何せ夫の財布には１，０００バーツ以上の金が入っていることはないのだから。先日夫が「１．２００バーツくれ」と言ってきた。小遣いは渡したばかりだったので、何を買うのか聞いてみたら、魚を獲る網が買いたいのだという。彼は私のように金のかかるスポーツをするわけではないので、快く「どうぞ」といって金を渡した。以来ほとんど毎日彼は海に出かけては、魚を獲ってくる。雨季に加えて客も少ないので、暇だけはたっぷりある。本来は、投網よりも魚突き（スノーケリングで潜って水中銃で魚をつく。とったどー！！ＢＹよいこ浜口　ってやつですね）の方がお得意なのだが、今は波が高くて無理。投網で波打ち際の小物を狙うしかない。この数日間夫が獲ってくる魚は1種類のみ。アイゴとよばれる魚である。これがまた小さい小さい。全長10センチぐらい。もう少し大きいのもいるが、波打ち際にはこのサイズがポピュラーなようだ。網を背中に巻きつけて、さっそうとバイクにまたがって海に出かけていく。帰ってくるとその小さな魚達をきれいに洗い、内臓を取ってさばく。アイゴは背びれが鋭く、毒もあるので死んでいても気をつけなければならない。私だったら面倒くさくてとてもじゃないが、彼にとってこの作業は全く苦にならないというから驚きだ。さすがＡ型。大体毎日クミンパウダーをつけてから揚げになったり、ゲーンソムというすっぱいカレーになったりしている。アイゴは小さくて身も薄く食べるところが少ないが、身は淡白で味はとてもいい。レストランなどには絶対に置いていない雑魚ではあるが、プーケットの海関係者たちは皆このアイゴを好んで食べている。昨晩、息子はアイゴのから揚げとパップンファイデーン（空芯菜の炒め物）で、うまいうまいと山盛りご飯を平らげていた。これで売れるほど大漁だったりしたら売ったりもできていいのだが、丁度１食分にしかならないところが何だかちょっぴり物悲しい。それでも、夫は毎日海に出かけて行く。ごくろうさん。

  2005.08.01

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• プーケットの子供達

  息子は通常スクールバスで通学している。今日はたまたま学校が終わる時間近くにちょうど学校の近くにいたため、たまには迎えにでも行ってやるかと急に思いたった。彼の行っている幼稚園は、幼稚園と小学校が併設されているかなり大きな学校である。終業時だったので、学校は子供達でごったがえしていた。学校に来るたびに思う事は、本当にハーフが多いということ。右を見ても左を見ても、金髪の子やらうちの子も含めた日本人の片親を持つ子やらざっと見て４、５人に一人はハーフの子。単一民族国家で育った私にしてみるとちょっと不思議だが、ここプーケットでは当たり前の光景である。よって、ハーフである事はちっとも珍しい事ではないので、そのことによって苛められたりはしない。うちのご近所には、同じ学校に通う生徒が何人か住んでいるがこれまたハーフだらけ。先日家に７人の近所のがきんちょが遊びに来ていたが、そのうち両親共にタイ人の子はなんとたったのひとりだった。（別にハーフの子だけを呼んだわけではない。勝手に遊びに来た。）一見すると子供達は無邪気だが、中には複雑な家庭の子供も多い。中でも一番近所に住むＮ君のうちはかなり複雑。彼は小学校５年生で一人っ子、お父さんはチューリップで有名な国の人。ビーチ近くでバーを経営する傍ら、外国人相手の賭けサッカーなどの元締めも兼ねているらしい。Ｎ君の本当のタイ人のお母さんとは何年か前に離婚してしまった。お母さんは新しい恋人と同棲中。Ｎ君はお父さんと住んでいるが、お父さんもこれまた年の離れたタイ人の若い彼女も一緒に同居中。お父さんは普段寝るとき以外はほとんど家にいない。毎日昼過ぎまで寝ていて、深夜に帰ってくるので息子であるＮ君と顔を合わせることはほとんどない。家族で出かけることは見たことがないし、時折お父さんは深夜帰宅後彼女と大声で喧嘩をしたりすることもある。（近所なので丸聞こえ）Ｎ君はいつも大きな家で一人ぼっちだ。正確に言うと、お手伝いさんと二人なのだが、お手伝いさんはかなりおばさんなので彼の遊び相手にはなれない。彼はほぼ毎日我が家にやってくる。学校が休みの土日はほとんど我が家にいるし、ご飯もよくうちで食べていく。彼は大人の前ではものすごくいい子だ。タイのほとんどの子は挨拶をするのが苦手だが、きっちり挨拶をし、大人の言う事をよく聞く。彼はさみしいので、幼稚園児であるうちの息子にも慕われたいと思っているようだ。うちの息子も一人っ子で、時として友達や兄弟の存在を切望するので気持ちは分かる。ただ彼の場合は常に自分にアテンションを向けたいようで、それがかなわない時いじめに走る。最初は言葉の暴力から始まって、それがかなわないと手や足が出るようだ。その他にもここには書ききれないほどいろいろなことがあった。ある時どことなくＮ君の２面性に気付いたので、時折陰からこっそり見るようにしている。彼は全身から思いっきりＳＯＳを出している。誰かから思いっきり愛されたいと全身で訴えかけている。彼のお父さんやその彼女は、彼の闇の部分に気付いていないかもしれないが、私たちは気付いてしまった。（うちのおやじや、彼のお手伝いさんも知っている）両親共に恋愛するのはちっともかまわんが、息子のＳＯＳにも気づいてやれよといつも思うのだが、彼のお父さんは私たちに挨拶もしないような人なので教えてあげる事もできない。私は彼の両親にはなれない。ただ近所に住む、おせっかいな隣人だ。明日から二日間は学校が休み。いつものように私は、子供達と他愛もない話をしたり、おいしいものを作る事ぐらいしか出来ないのだろうか。

  2005.07.29

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• 寝ながらにして行動する人達

  うちのおやじ（夫）はいびきがすごい。どの位すごいかというと、ドアを閉めてもしっかり聞こえるぐらいうるさい。以前は今より２０キロ以上痩せていたので、いびきもかわいいものだったが今では怪獣並みのボリュームになってしまった。いびきだけならいいのだが、寝ながらよく話すし、何かやっている。時として指をさしながら何か指示のようなものをあたえている事もあれば、何かおいしいものでも食べているのか、口に手を持っていってもぐもぐしたりもする。最近おやじは投網で魚を獲ることに凝っているせいだと思うが、今日に至っては夢の中でまさに網を引いているようだった。これでは、寝て起きても疲れはとれないに違いない。そういえば先日日本から友人が遊びに来た時に、彼女の部屋に私と共通の友人が泊っていった時のこと。共通の友人は私と同じくプーケット在住で、この度めでたくご懐妊した。４ヶ月も過ぎたので、そろそろお腹もちょっぴり膨らんできた今日この頃である。（本人は食べつわりのせいで太っただけだと豪語しているが）日本の友人は朝の６時半に異様な気配で目をさました。何事かと思って隣を見ていると、妊婦の友人がえっほえっほと腹筋をしている。なにごと！？妊婦の腹筋ってみたことあります？びっくりしている友人をよそに、何回か腹筋をした妊婦はその後何事もなかったかのように寝てしまったらしい。起床後、彼女がそのことを聞いてみたら、やはり妊婦は夢を見ていたのだという。夢の中で彼女の会社のお局が、「腹筋を５０回やったら合コンに連れて行ってあげる」と言ったらしい。彼女は合コンに連れて行ってもらうべく、一生懸命腹筋をこなしていたのだ。しかし、合コンって。。。しかも、夢の中で妊婦だって事完全に忘れてるではないか。妊婦よ。そんなに合コンに行きたかったのか？合コンはせめて産んでからにしておきなさい。

  2005.07.28

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• プーケットの眠れない夜

  一昨日夜の津波警報の発令について、すでに何人かの方がブログでコメントしていたので、書かないでおこうかと思っていたが、友人、知人にご心配をお掛けしているようなので少しご報告しようと思う。息子ぐっすりと寝た深夜１１時５０分ごろ、私はＰＳ２でみんなのゴルフ（ゲームの名前です）に興じていた。次々と対戦相手を打ち負かし、実際もこんなにうまかったらいいなあなんてほくそえんでいたら、突然携帯電話が鳴った。深夜の電話にいぶかしく感じながらも出てみると、バンコクの友人からで、なんでもアンダマンニコバル諸島付近の海底でマグニチュード７．３の地震があったという。日本の気象庁の発表では津波の起こる可能性があると発表されたとか。あわてて、ゲームをやめＴＶをつける。タイの各テレビ局はほぼ一斉に臨時特別ニュースになっており、やはり海岸付近の住民に避難を呼びかけていた。（ちなみに世界のニュース番組の中でＢＢＣはかなり情報がはやかった）一瞬１２月２６日の恐怖がよみがえってきて、顔から血の気が引くのがわかったが、あわてぬ様自分に言い聞かせ、寝ていた夫をおこした。普段我が家では、ほとんどのことは私が主導権を握っているが、こういう時だけは夫の指示に従うことにしている。私は精神的にへなちょこのところがあって、少し前にパニック症候群なる症状に悩まされた経験の持ち主なので緊急時に冷静でいることは至難の業だ。あいかわらず冷静な夫は（ただ無口なだけかもしれないが）じっとテレビに見入り「大丈夫だろう。万が一を考えてとりあえず大切なものだけ２階に移動させよう」と言った。とりあえず唯一の我が家の宝物である、寝ている息子を２階に運ぶ。ここは海から数百メートル離れているのと、山際で少し高台になっている為前回も被害はまったくなかった。前回の時も夫の判断で、大切なものだけまとめ避難はしなかったが近所の人達は全員高台に逃げてしまった。外が騒がしいので恐らく近所の何軒かの人は、避難するのだろう。実際にテレビをつけてみると、いつも車で通る山の頂上に人々が待機している映像も入ってきた。かなりの車とバイクが走っており、渋滞もしているようだ。津波は起きず、結局避難警告は午前１時ごろに解除された。テレビでは解除されても自宅に帰ることを考えあぐねている人々がいることを写していたが、やはり海に近い人達はこの日は眠れなかったであろう。前回の津波により人々の心には、ものすごい恐怖心が根付いてしまった。ただ、前回の時も慌てて車やバイクを走らせ事故で怪我をした人も多かったという。プーケットで気をつけなければいけないのは地震ではなく津波である。コンクリートの建物は前回のことでもわかったが、ちょっとやそっとのことでは崩壊したりはしない。プーケットに遊びに来ていて、万が一避難しなくてはならない事態になってしまった観光客の方は本当に気の毒だと思う。万が一そういう事態に陥ったときは、遠くよりも高い所に避難するのがいいらしいので絶対に慌てず高い所（例えば建物の３階とか）に速やかに移動するのが得策かもしれない。

  2005.07.26

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• プーケットの友人

  ここに住んで十数年。かなりの数の出会いと別れを繰り返して来た。初めてのプーケット旅行も一緒で、プーケットで結婚した会社員時代から一緒だった親友は、結局離婚して日本に帰って行ってしまった。同じ店で一緒に働いていた男友達も、日本での仕事を立ち上げるために日本に帰ってしまった。ホテル業界で働く人の友人は、草履取りから太閤になった秀吉のような飛躍的な出世をし続けバンコクに行ってしまった。毎週お休みの日の前日には必ずうちに泊まりに来てくれて、寝る時はいつもうちの息子と私と彼女3人川の字状態だった妹のような友人も、日本での生活を選んだ。その他両手では数え切れないほどの友人達は今はもうプーケットにはいない。仲の良かった人がいなくなってしまうほどさみしいことはない。ただ、あまりにさみしいので、いつしか私の心はどこかに線を引くようになった。さみしくても、さみしくないように。大事な人が帰ってしまうと決まったその瞬間から心を凍らせて、別れに関して深く考えない努力をし続けている。もともと私は女子高出身で、女の友達命のタイプ。未だに旅行に一緒に行くのは夫とではなく女友達と行きたいし、普通に結婚しているのでもちろんレズではないが、一つのベッドに友達と一緒に寝て話しつかれるまでおしゃべりするのも大好き。将来もし、おやじ（夫）が先に死んでしまって子供も独立してしまったら、独り者の友人とか、やっぱり連れ合いに先立たれてしまった同じような境遇の友達と一緒に暮らしたいと思っている。（そう思っているのは私だけかもしれないが）そんな私にも最近新しい友達も出来た。かなり以前から知り合ってはいたが、よく知り合うきっかけがなかった人とある時をきっかけによく行き来するようになった。彼女の長男は今日もうちの息子と同じベッドで寝ている。その他に昔バッドインフォメーションを先に聞いていて、何となく敬遠していた人がいる。だが、友人を介して最近つきあうようになった。もともとそんなに愛想のいいタイプではない彼女は、噛めば噛むほど味の出るタイプで、たまにぼそっと言ったりすることが結構いかす。皆自営業をやっているので、このところのプーケットの景気の悪さの影響をもろにかぶっているが、なんとか頑張っている。今日はなんとなく事の流れでうちで食事をして、子供達そっちのけで他愛のない話をして盛り上がった。２０代の頃とは違い、そんなに出会いもないのでなかなか簡単に新しい友達は出来にくい。こちらは別に構えているわけではないが、むこうからもあまり寄ってきてはくれない。（そんなに私って怖いのか？）新しい友達を大切にしたいなんて、今更ながら若い小娘のように思った。

  2005.07.18

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• 変な友人

  私の顔は相変わらずのガキデカっぷりだ。顔の半分が口の方に向かって引っ張られているような感じで、まことにしゃべりづらい。美川憲一みたいに唇の片方を一生懸命持ち上げて話さなければならず、もごもごぼそぼそとものすごく変なしゃべりかたになっている。今日はどうしても外出しなければならないので、この顔のまま出掛けるがただでさえ人様にご自慢できるご面相ではないのにさらに不細工で心苦しい。しかも治りかけているせいか、なんとなく痒くてうずうずする。ところで何回も書くようだが、とにかく私は痛みに弱く相当なビビリーなので自分がいかに怖かったかとか、痛かったとかという話しを人に聞いてもらいたくて仕方がない。先ほどちょうどこちら在住の友人と電話で話す機会があったので、しめしめと思い今回の体験談を語って聞かせた。ところがである。なんと彼女はこうのたまった。「あー。麻酔の注射って気持ちいいよね」前から変だ変だとは思っていたが、やはりこの女マゾだったか。彼女から言わせると、親知らずを抜く事なんてぜんぜん怖くないし痛くない。私のように怖がったり痛がったりしている事自体が不思議である。との事。やっぱりこういう人っているのね。大体彼女は上は7歳から下は1歳までの4人の子持ちだ。4人の子持ちということは、4回出産をしたということである。私の記憶では、上の二人を普通分娩、下の二人を帝王切開で生んでいる。そうやっていわれてみれば、彼女の口から「痛い」とか「つらい」とかそういった泣き言は聞いたことがないような気が。あまり持ち上げると「そうよ。私は偉いのよ」とつけあがりそうなので、あまり褒めたくはないが、なかなか見上げた根性である。母は強しってやつか？おまけに、さすがに5人目が出来るとちょっと困ると言う事で、今回帝王切開の際に卵管をしばって再び妊娠しないようにしたらしいが「もう妊娠できない」といって非常に悲しんでいた。さて、今日は彼女にも会うことになっている。あの人きっと私の顔指差してわらうのだろうなあ。

  2005.07.16

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• ついに歯を抜く

  今朝方の豪雨が去りすっかり晴れ上がった今日のプーケット。なんだか風がそよそよ吹いて乾期のようにさわやかな天気だが、それと反比例して私の心はどんよりといまいち冴えない。先日ここでも書いたが、昨日ついに親知らずを抜いてきた。案の定超ビビリーの私は前の日からどきどきと興奮してなかなか寝られなかった。夫に病院（私の通っているデンタルクリニックは病院の中にある）まで乗せていってもらっている間も緊張のあまり一言も話せなかった。それでは、結局痛かったかそうでなかったかというと、結果としては思ったより痛くなかった。診察室に入る時から超ビビリーモード全開の私をみて歯医者は気を使って「麻酔注射を打つための塗る麻酔」までしてくれたおかげだと思う。これかなりおすすめ。これから私のようなビビリーは治療の際もこれをしてもらうといいと思う。これにより、怖さは減退しなかったが痛さは激減したと思われる。椅子の上で固まっている私を医者は子供をあやすように「大丈夫ですよ。痛くないですよ。もう少しで終わりますからねー。」と励ましつつ何やら私の口を思いっきり探っていた。途中口の中にどばーっと血が流れ込んできたのがわかって、一瞬パニックに陥りそうになったが、それでも約40分程で歯茎を切って隣の歯に突き刺さった親知らずを抜くという手術は無事終わった。一晩経った今日、私の顔は片側がガキデカみたいに四角に見えるほど腫れている。（ガキデカって知ってます？漫画の主人公。死刑ってギャグが小学校の時流行った。）なんだか喉に痰のようなものがからんでいて、鼻と口を行ったり来たりしているので思い切ってかーっと出してみたら血の塊だった。顔片側全体が痛くて、何だか熱っぽく、体もだるい。手術よりも、術後の方が大変だということがよくわかった。これいつになったら治るのだろう？ものすごく不安。

  2005.07.15

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• チェム

  今日仕事が休みだった友人が遊びに来た。彼女は少し前にシャロン湾近くの美容院で、髪の毛を切ったら恐ろしいほどの残バラ頭になってしまった。その頭は素人の私が見てもびっくりするほどひどい有様だったので、いつも息子の頭を切っている私がシャギーバサミを駆使して手直ししてみたがどうにもならなかった。仕方ないので「カマラのカリスマ美容師」ことチェムさんの店をご紹介して、本日早速髪を切りに行く友人につきあうことになった。久しぶりに訪れたチェムさんの店は、相変わらずおしゃれにいろいろな花で飾りつけられていた。チェムさんは先日もここプーケットで開催されたゲイパレードにも参加するなど、自他共に認めるゲイである。すでに４０歳近いのでよる年並みには勝てず、目じりの皺も目立ち始めたが、相変わらず素敵だった。タイイスラムの彼はタイ人の中では身長も高く、目鼻立ちがはっきりした私好みの濃い顔。そしてなんといっても、うちの親父とはちがいおしゃれ。本日もかっちょいいズボン（？）をおしゃれに着こなしていた。今日の髪型はちょっといただけなかったけど。（彼は美容師なのでしょっちゅう髪型を変える。）この店はカマラなんて超ローカルな場所にあるくせに、プーケットタウンからベンツに乗ったマダムも髪を切りに来る人気美容室。もちろんファラン（西洋人）のお客さんも多い。私の知る限りこの辺りに住む在住日本人はかなりの人がここで髪を切っている。彼はゲイの中でもカリスマなようで、ここに行くと様々な種類のゲイ？おかま？がたむろっている。本日も花とほっぺに赤くチークを入れた、酔っ払いメイクの男の子が音楽に合わせてくねくね踊っていた。そうそう、オランダ在住で里帰り中の我が弟（義理の。おやじの弟）もよくここに溜まっている。そう、義弟ももちろんゲイ。でも、店の名前はチェムの店。ラーンチェム。そんなおしゃれな店なのにチェムの店。同じ村の出身のうちのおやじもそう呼んでるし、同じくうちの従業員もそう呼んでいる。いや、もしかしたらもっとちゃんとした名前があるのだろうか？私達がかってにそう呼んでいるだけで、本当の店の名前は違うのかもしれないな。ここプーケットでは結構誰もがその店の本当の名前を知らなかったりするし、現に名前もない店は結構あるからなあ。うーん。そんなわけで、かっこいいチェムさんによって彼女の髪の毛は若者っぽくかっこよく仕上がっていた。よかったね。

  2005.07.13

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• スポーツクラブでいじめに遭う

  今は見た目がスポーツマンという感じでは決してないので、誰も信じてくれないと思うがスポーツが好きである。中学、高校はずっとテニス部だったし、水泳は子供の頃けっこう長くスイミングクラブに通っていた。ミーハーで流行り物っていうか、かっこいいと言われているものはとりあえず何でもやりたいタイプ。私達が１８，１９の時はバブル時代真っ盛り。当然ゴルフも始めた。（これは先立つものが乏しいので、なかなか行けないが一応今でもやっている）社会人になってからはスキーに夢中だったし、今ではすっかりご無沙汰で、言うのもおこがましいが、ダイビングのインストラクターの資格も一応持っている。でも、ここ３年ぐらい私の流行はスポーツクラブ。テニスをやったり、エアロビやステップエアロなどで踊り狂ったり、とにかく楽しい。やっている最中は苦しいが、終わったあとなんかものすごい爽快で、健康になった気満々。ちっともやせたりしないところもご愛嬌、おいしくご飯が食べられて大満足である。だが、悲しいかな津波の日から私のスポーツクラブは一時的に閉鎖してしまった。４月には再オープンとか、５月とかいろいろ噂は出たが結局８月には再開するらしい。津波以来、ストレスがたまる上にクラブにも行けない私の体重はどんどん増えていく。仕方がないので、ご近所のスポーツクラブに入会した。ここは入会金もないし、月々９００バーツというお手軽価格。そのため長期滞在の外国人や、地元のタイ人たちに大人気。夕方などは、マシンはどれも順番待ちしなければならないほど混み合っている。エアロビやステップもあるので、これは丁度いいと思い通いだしたのだが近頃私はとーってもナーバス。何故かというと、エアロビやステップの常連のおばはん達にいじめられるから。日本でもどうやらフィットネスクラブ内のそういった派閥はあると聞いてはいたが、まさかプーケットでもそんなものがあるとは知らなかった。私も相当なおばはんだが、タイ人の柴田りえにそっくりの、もっと年季の入ったあばはんが「あんた邪魔よ」って感じで突き飛ばしたり、人がちょっと汗を拭いたりしてる間に、私が居た場所をとってしまったり、「ちょっとここは先生が見えないから換わって。」といって無理やり場所をかえさせられたりと、かなり露骨。実は相当なビビリーの私は半べそ状態。それでも何回か頑張って通っていたが、最近はその気力も無くなってしまった。だってまた柴田グループにいじめられるの怖いもん。よってまたまた私の体重は増加する一方。いきつけのスポーツクラブの再開まであと１ヶ月と少し。さてどうするかなあ。

  2005.07.13

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• たばこのおもひで

  １年数ヶ月前にタバコをやめた。私はお酒は飲まないが、タバコはかなり若いころから（すみません。10代から）きっちり1日1箱をモットーに？こなしてきた。タバコの味がすきというか、タバコを吸っている時間も好きだったし、昔からさらさら辞める気なんかなかったので、べつに今でも喫煙家の方には禁煙をおすすめしない。第一今でも、人生の楽しみの一つが減ったと思っているくらいである。わたしは喫煙家のくせに、へたにスポーツ好きだったりするので息がすぐ切れたりしてそういうことでちょっと困る事はあった。なにしろテニスの試合1セットが持たない。ちょっと長いラリーなんて続いちゃうと、もうよれよれ。エアロビは私もおばはんだが、私よりももっとおばはんの方が元気である。ところが、1年数ヶ月前にものすごく体調が悪い時があって、好きなスポーツさえ出来ない事態に陥ってついにタバコをやめる決心をした。医者に禁煙の相談にも行ったが、私の担当の医者は「禁煙はあなたの意思ひとつです」と言って、ニコチンパットとかニコレットなどの吸いたい気持ちを軽減させてくれるお助け商品をお勧めしてくれなかった。ま、ニコチンパットはトータルで1万バーツ（3万円ぐらい）かかるのでお勧めされても買わなかったけど。今思い出しても、あの禁煙の戦いの日々はつらかった。飲み物を飲んでいる時、常に右手の指にはさんであったタバコのない喪失感は何ものにも換えがたく、24時間18時間はタバコの事を考えて過ごした。あまりの苦しさに、無我夢中でビーチを走り回ったりしたこともある。（一応人はそれをジョギングと呼ぶ）そのかわり、お楽しみとしてサングラス越しにナイスバディなビーチボーイを見て喜んだりしてたけど。。。。。おいおいまたそれかよ。おばはんいやらしいぞ。ところがですね。やはり禁煙は悪い事ばかりではなくて、禁煙も3ヶ月ぐらいたった頃、いくらビーチを走り回っても息が切れなくなった事を感じた。パトンビーチのはじっこからはじっこまで1往復しても（1往復約6キロ）そりゃもちろん苦しい事は苦しいが、なんとか走り切ることができる。もうそうなってくると、もともと体育会出身の私。スポーツに無我夢中。なんとか現在に至っている。今にしてみれば、あの3ヶ月までが一番の山場でしたね。私はもう2度とたばこを吸わないと思う。だって、もう2度とあんな苦しい思いをしたくないもーん。万が一タバコを吸って、またやめたいと思った時もう一度あれを１からやるのは死んでもごめんだ。そのくらい私にとってはつらかった。今でも別にやめて良かったことは特にないが、皆さんご存知？今タイでたばこを買うと、もれなくグロテスクな写真がパッケージについてきますのよ。あれはちょっとお上品な私の趣味には合わなくてね。　おほほ。

  2005.07.12

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• 息子の野望

  息子が学校からアンケート用紙みたいなものを持って帰ってきた。次の日までに書き込んで提出しなくてはならないらしい。私はタイ語を話すが、読むことは少々、書くことはほとんど出来ない為この手の書き物は当然おやじ（夫）の仕事となる。丁度その時私は友人宛のメールを書いていたので、彼らの会話を何となく聞いていた。アンケートの内容は、親しくしている友達の名前とか、そのこが何処の学年にいるかとかなんでそんな事が必要かイマイチわからない内容であったが、その中に将来なりたいものは何かという質問があった。以前同じ質問を息子にしたところ、「そばとか作ってお客さんに食べてもらう」と日本語で言っていた。我が家は夫と私はタイ語、夫と息子はタイ語、私と息子は日本語、３人で会話する時は、私と息子は同じ事をタイ語と日本語で２通り話す。（めんどくせー）私が自分で長く海外生活をしてきてつくづく思うのは、語学力さえあればかなり身の助けになると言う事。２ヶ国語を使い分けるのはやはり彼にとっても面倒な事だとは思うが、いつか君は私に感謝する日が来るのだよ。と信じている。彼もタイ語で母に話しかけても怒られるか無視されるので、今のところ頑張っているようだ。さて、今回も息子はそば屋になりたいと言うのかと思いきや夫の質問に「ヤーック　ペン　コン　シィーラパ」と答える息子。ぷーっと吹き出す夫とそばにいた従業員。おいおい本人大真面目なんですが？コン　シィーラパというのは芸術家という意味で、夫や私が思うに家の息子には一番縁遠い職業。やつの描いてくる絵はもう根拠の無いぐちゃぐちゃで、色だって線からはみだしまくっているし第一おとなしく机に向かって何か物を作ったりするタイプではない。少し前にロータスのテキサススキー前に石膏で作った小さな白い置物に色を塗るというコーナーがあった。他の子供達は色とりどりに美しく塗り上げていたが、家の息子の塗ったものはあまりに酷かった為、近くにいた人々が大爆笑していた。（タイ人は他人に対するデリカシー０）本人はいたって自信満々で私に自慢していたが。息子のあまりに意外な答えに夫は一瞬たじろいだが、何を血迷ったか「そんな職業は無い。もっと医者とか弁護士とか先生とか何かそういったものを」とか言っている。私と出会った頃は、ブルーカラー代表選手みたいだったうちの夫の息子に対する願望か？いやだ、おれは芸術家になるんだと叫ぶ息子に「だめだ。医者でいいな。医者がいいぞ」とダメ押しする夫。私は息子が気の毒になったので「本人芸術家って言ってんだからそれでいいじゃん」と助け舟をだした。おやじはイマイチ納得がいかない様子でしぶしぶ「コン　シィーラパ」って書いてた。息子よ。母は君がなりたいものなら何でもいいぞ。先日こちらに夫婦でしばしば遊びに来てくれる日本に住むお客さん兼友人夫婦に、女の子が誕生した。妊娠８ヶ月の時も遊びに来てくれてその愛らしい丸いお腹をさらけだして、ソンクラーンの水かけ祭りに興じていた。彼らの娘の誕生の日は偶然にもうちの息子と同じ日６月２６日であった。このケーキは先月の息子の誕生日に作ったもの。今年はなかなかに美しい出来だったので皆で大満足。お誕生日おめでとう。息子とリラ。そして花ちゃんごくろうさま。

  2005.07.11

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• 海がめとサーフィンコンテスト

  先日カリムビーチを通りかかったら、カリムサーフィンコンテストなる看板を見つけた。せっかくなので最終日にあたる日曜日（昨日）息子と夕方見に行ってみた。私は「サーフィンだと八つ腹で逆三体型のナイスバディ達がいっぱい見られるに違いない。うっしっし。」なーんておやじ並の下心と期待感たっぷりで望んだのである。行ってみたら、何故かみーんなＴシャツとか服を着たままだった。なーんで？そんなくだらない私の下心はさておき、コンテストは最終日のファイナルを迎えていた。最初はジュニアサーファー部門で勝ち抜いてきたがきんちょ５人が、３０分の競技を競っていた。素人の私が見てもそんなにうまいとは思えなかったが、くずれまくっている波相手にみんなそれなりに頑張っていた。その後は大人の部。ファランを含めた５人の選手が出場。大人たちはさすが年季が入っているので、うまい。その５人の中にきらっと光るイケメンのナイスバディーがいたので密かに応援していたけど、結局優勝したのはファランのおっさんだった。その授賞式の最中私は一番海側のところで見ていたのだが、一人のイスラム帽とイスラム服を着てたっぷりのあごひげを蓄えた、もうそれはどこからみてもイスラムのおじさんが丁度波打ち際から何かを引き上げているのが見えた。こちらに近づいて来るにつれ、だんだんわかったのはおじさんが持っているのは網にからまった海がめだった。最初私はおじさんが投網で海がめを捕ったのかと思ったが、どうやら捨てられた網に海中でからまって、なすすべなく打ち上げられてしまったようだ。漁師よ。ふざけるな。いらなくなった網は海に捨てず持ってかえってごみ箱に捨ててくれ。おじさんは偶然それを発見して引き上げた模様。もうそうなると、近くにいた子供達は授賞式どころではない。かくいう私も海がめに夢中。もちろん息子なんてかぶりつきの状態。おじさんは四苦八苦してぐるぐるにからみついた網を丁寧にとってあげていた。ちょっとどきどきしたのは、おじさんが「じゃ。」なーんていってその海がめを持って帰っちゃうんじゃないかということ。イスラムといってもおじさんもタイ人だしな。（タイ人、海がめの卵とか海がめとかも食べるらしいから。そしてそれは結構うまいらしい。数年前に市場に言った時、何でピンポン玉が売っているのかと思ったらそれは食用に売られていた海がめの卵だった）しかし、そんな私の心配はご無用だったようでおじさんは海がめを抱きかかえると海に向かって歩き出した。大名行列のようにそれに続く私達。かくして波打ち際に降ろされた海がめはちょっと最初とまどった様子だったが、打ち寄せられた少し大きな波に乗って元気に海に帰っていった。我々拍手。イスラムのおじさんは海がめが海に帰るとき「大きくなれよ」と声をかけていた。帰り道、私も感動したが息子もかなり感動したようでずーっと海がめの話しをしていた。

  2005.07.11

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• イサーン料理とプーケットの闇

  友達がイサーン料理を食べに行こうと誘ってくれた。天気もいいのでバイク２台でナカレイ（タボーンビーチビレッジ）の近くの海を見下ろす高台にあるイサーン料理店に向かう。ソムタムタイとソムタムサイプー、ヤムプラードゥックフー、ガイトート、カオニャオ（青パパイヤサラダと揚げナマズのサラダ、フライドチキン、もち米）をオーダーする。イサーン料理はタイ東北地方の料理だが、東北地方の人に限らずほとんどのタイ人が大好きだ。東北地方はタイの中でも最も貧しい地方と言われているが、そのせいもあって出稼ぎ労働者が多い。全国に散らばっている東北の人達は、それこそほとんど毎日といってもいいくらいこのソムタムを食べているように思う。海風に吹かれながらソムタムを食べつつ、昨日の夜プーケットタウンに行った話になった。友人達は昨晩どうやらソイ１１見学に行ったらしい。ソイ１１というのはプーケットタウンにある赤線地帯のことである。わずか７０メートルほどのこのソイ（小道）には４．５軒の置屋があり、店の置くには雛壇が設置されている。そこに若い娘からけっこうな年のおばはんまで、そこに座って客待ちをしているらしい。若い娘でも５００バーツ位、おばはんはなんと２００バーツ位というびっくり価格だ。さしずめ私とかだったら１００バーツとか言われちゃうのか？昔からここの噂は聞いていたが、世の中の物価はどんどん値上がりしているのにここだけはまるで時が止まってしまったかのような価格である。値段が値段だけにここに遊びに来るのはほとんどが、ブルーカラー層の若者だ。ほとんどの女の子が、東北地方出身で悲しいかないろいろと事情があり、買われて来てこのような店で働かされているという。今日は給料日。今ではすっかりさびれて店も少なくなったこのソイも、ちょっとした賑わいをみせているのだろうか？その店裏ではきっと女の子達が３，４人でソムタムをつついているに違いない。

  2005.07.09

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• シズラーにて20年前のプーケットを語る

  明け方なぜか目が覚めて、こんな時間に何故かＰＣに向かっている。現在午前５時半。昨日はプーケットに２０年以上住んでいるという大先輩と友人の３人でランチをご一緒させていただいた。彼女は今から２０数年前に仕事の関係でプーケットに来て以来、その後ご結婚されてこちらに住んでいる。私は始めてここに旅行に来たのが今から１６年ほど前だから、彼女は少なくとも私より６，７年前のプーケットを知っている事になる。なんかすごいことになってきた、ともうひとりの在プーケット５年の友人は感じたに違いない。ばあさんですまないね。当時プーケットの空港からパトンに向かう道は赤土で舗装道路ではなかった。１６年前はその赤土の道からちょうど舗装道路に変える工事をしていて、もうもうの砂煙の中をハイエースでホテルに向かった記憶がある。空港からパトンビーチまで信号はなかったように感じる。もちろん街灯なんてものもほとんどなかったし、あったとしてもアジア特有の蛍光灯の青い光がたまに見える程度であった。彼女は当初シーガルコテージというホテルに宿泊していたらしい。仕事で任命されていたことは、パッケージツアーでプーケットを売り出そうかと検討中で、日本人が宿泊できそうなホテルを探すということだったらしい。彼女の記憶にある当時すでに営業していたホテルは、パトンメルリン、クラブアンダマン、アマリコーラルぐらいである。驚くべきことに、１６年前にすでに営業していたバナナディスコは２０数年前にすでにそこにあった。今と違うのは、ビーチ前の通りももちろん赤土で舗装道路ではなく椰子の木が生い茂っていた事。１６年前はすでに舗装道路でかなりの数のホテルはすでにあった。バングラ通りは赤や青や緑の裸電球で装飾されたバーとシーフードレストランが数軒あった。私が初めてプーケットで宿泊したバースコータイはオープンしたばかりであった。彼女いわくプーケットに滞在した後、バンコク滞在予定だったらしいが、その時にものすごく食べたいものがあったという。「日本食じゃないのよ。なんだったと思う？」私はすぐにわかった。そう、ファーストフードである。私がここに住み始めたとき、ファーストフードと言うものは、バンコクか３ヶ月に一度のビザトリップの時にペナンで食べる物だった。（プーケットにマクドナルドやＫＦＣがやって来たのは１０年ぐらい前だったと思う。）というよりそれを楽しみにビザトリップにいっていたといっても過言ではない。当時日本料理店はパトンビーチに１軒あった。（富士と言う店。　あのなつかしい長細い店は今はもうない。給料が出た後、あそこで富士弁当を食べるのが月に一度の楽しみであった）書いていたら懐かしくて涙が出そうである。当時私たちはみーんな余分なお金など持っていなかった。今現在プーケット内には何十件（何百件？）のコンビニが乱立しているし、マクドナルドやＫＦＣ、スターバックス、日本食チェーン店、８番ラーメンなどなど多数のファーストフード店があちこちにある。昨日私達がランチをとったシズラーも昔では考えられなかったものだ。私達は大いに語り合いながらシズラーを大いにエンジョイした。追記　どなたか１６年前以上のプーケットをご存知の方がいらっしゃったら、是非思い出話を聞かせてください。

  2005.07.08

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• プーケットの津波と風評被害

  プーケットの津波関係の事はもう少ししてから書こうと思っていたが、急に気が変わったので今日は少し津波関係の話しをしたいと思う。実は昨日読ませていただいた、クラビー出身の旦那様を持つ１４１４さんの日記のＴＶ番組についてのコメントを読んでまたがっかりしてしまった。(１４１４さんの日記　http://blogs.yahoo.co.jp/vanichake)先月こちらに取材に来ていたテレビ番組「金のＡ様　銀のＢ様」と言う番組で女優の小沢真珠さんがプーケットの観光大使を務める様子が先日公開されたそうだ。趣旨的には彼女がプーケットでスパをやったり、日本人の好むホテルのプールヴィラに滞在したりして自身が観光を楽しむ。と言う感じだと思っていたので、どのように公開されるのか皆でものすごく楽しみにしていた。その中でBefore Afterみたいに津波前の人でごったがえすビーチ、人っ子一人いない状態のビーチを写していかにも「今プーケットはお客さんだーれもいませんよ」感を誇張していたらしい。あの日取材当日は天気も良くて、かなりの数の欧米人観光客でパトンビーチは賑わっていた。正直言って「お客さん少ないと言っても、少ないのはアジア人だけなんだ。」と私も実感したほどの賑わいだったのだ。小沢さんと、その取り巻きがビーチを歩いている映像を撮っているときにやけにビーチとチェアーが置かれている何も無い空間をひたすら歩いていたのはそのためだったのか？恐らくその公開された映像を見ていた人は「ああ、今プーケットに行ったらあんなに寂しい感じなんだ。やっぱやめておこう」と思う人がほとんどで、「わあ、人が誰もいなくて素敵。行っちゃおうかしら」と思いはしないだろう。それでなくても日本人はマイノリティを嫌う傾向が強いのだからそんな映像流したら、またお客さんひいてしまうじゃないか！まったくプーケットのことを紹介してくれるのはありがたくてうれしいことだが、事実を捻じ曲げて報道されたりお涙頂戴感を誇張したりするＴＶには正直言ってますますうんざりしてしまった。確かにあの日以降アジア人の観光客は激減している。一日もはやく以前のようなたくさんのアジア人観光客や欧米客でごったがえすプーケットに戻って欲しいとは思うが、私は無理に戻ってきてもらいたいとは思わない。それぞれの国にはそれぞれの国民性があって、もしそれぞれの人が「今はプーケットに観光に行く気にはなれない」と感じたり判断したりするのは仕方のない事だと思う。私はもしプーケットにリゾートとしての本当の魅力があるのであれば、客は必ず帰ってきてくれると信じている。現に、バリ島も時間は多少かかったかもしれないが、あの爆破テロ事件から見事立ち直って今は多くの観光客が訪れている。それは、バリ島がリゾートとして他に取って代わる事のできない素晴らしい魅力に長けているからであろう。もし、プーケットに客がいつまでたっても戻ってこないとすれば、それはもしかしたらリゾートとしての魅力に欠けているからなのかもしれなく、われわれ観光に従事するもの達も大いに反省すべき点があるのではないか？話はどんどんそれて「私のプーケット復興に対する感じ方」みたいになってしまったが、確かに報道による風評被害は大きいと今更ながらに感じる。事実を捻じ曲げてお涙頂戴風に変に報道されるぐらいなら、もうほっといてくれた方がはっきりいっていいのかもしれない。

  2005.07.08

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• コブラがでた

  以前何度か我が家の庭でコブラの抜け殻を見たことがあるので、いるのは知っていた。抜け殻は財布に入れて置いたらそりゃあもう大判小判がざっくざっく入ってきそうなごりっぱなもの。しかし、普段庭で見かけるタイプのへびは緑色でひょろひょろした感じの情けないタイプだったので、私も油断してはいた。うちの従業員が洗濯をしようと、半外になっている洗濯機置き場に行ったときにそいつは現れた。「きゃー！！ピー！グーハオ　オック　マー！！」　（訳：　コブラがでてきたー）彼女の叫び声であわてて飛び出してみる。おやじ（夫）も駆けつけたものの、彼はへびが大の苦手。私からしてみれば、そのでかい体や、いかつい顔は何のためにあるのか？と今一度問いたい程のびびりぶりだ。ちょうどそこで従業員の仕事が終わるのをまったり待っていた彼女の夫は、ナイナイ岡村君似のイサーンの田舎育ち。なんとおやじは彼に「助けてくれよう」とお願いをした。「カッポン」　（訳：　わかりました）うーん。なんとも頼もしいお返事。快くコブラ退治を引き受けてくれるとは。そこでへび退治用のやりが登場！聞いてください。実はこのやり、オーダー品なんです。以前、庭に鉄柵を作ったときに「そうだ。へびを退治するのに便利な棒を作ってもらおう」というびびりおやじの提案で、「いやいや棒だけではだめだ。ぶさっと刺せないと。」と本気で取り合ってくれた鉄柵屋のおやじとのアイディアのコラボレーション作品。いかがでしょうか？岡村君は槍であっという間にコブラを取り押さえた。「ピー　ティー　フア　ディークワー　カップ」　（訳：　頭を叩いた方がいいっすよ。）しぶしぶもうひとつ棒を持ってきてへびの頭を叩く夫。なさけない。びびりまくりで腰がひけているぞ。おやじよ。すかさずカメラに収める私。確かに、コブラです。見て下さい。頭の後ろに渦巻きみたいなコブラの特徴である渦巻きが入っている。従業員の話によると洗濯機の部屋から出てきた時は、やつは人間との遭遇に驚きまくりおっぴろがった鎌首を持ち上げていたというのだ。ひえー。こわ。あ、我が家は山の中にあるのかとお思いですよね。いいえ。普通の住宅街なんですよ。このあたりは。

  2005.07.08

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• プーケットの日本人祭り

  6月27日昨日はプーケット日本人会による日本人祭りというのに行ってきた。どうやらここ２．３年毎年やっているらしいのだが、メオタイは今回が初参加。なんでも今回は復興アピールも兼ねてと言う事だったらしく、マスコミ関係や大使館関係、ラッキードローで商品を提供したスポンサーなどいつもとは違いかなり盛大に行われた。タイ人の一般の人にもラジオやテレビで参加を呼びかけたらしくびっくりするほどの人が集まっていた。場所はプーケットタウン内にあるプーケットロイヤルシティというホテル。うーん、復興も呼びかけるのであれば場所的にタウンってのはいかがなものか？せっかくマスコミも来てくれているのだから、もっとビーチ近くのホテルなどで少ないながらもプーケットに遊びに来てくれている観光客の人々にも参加してもらうって手もあると思うんだけどね。できればそのホテルは津波による直接的被害があった所とかが良かったと思うけど。だが、この何ヶ月か様々な復興イベントや復興コンサートなどが行われてきた中で一番の盛況であった事だけは確かだ。ちゃんと広告や宣伝を徹底させればこれだけの人が集まることができるのだと言う事がわかり、ＴＡＴことタイ政府観光丁にも見習わせたいと思った。（ＴＡＴが主催する復興イベントはことごとく人が集まらなかった）会場内は各ブースで日本料理やタイ料理などが飛ぶように売れ、祭り終了１時間前にはほとんど何も残っていない状態。舞台では子供達がソウラン節を踊ったり、津軽三味線や盆踊りなどが披露されていた。もう少し若い人に受ける出し物なんかあったりしてもよかったと思うが、タイ人たちはどう感じたであろうか？私が見る限りタイ人たちは出し物よりも食い気に走っていたようで、通常よりも安く提供されている寿司やさしみに夢中になってたように感じたけど。まあ、それもいいか。会場中が固唾を飲んで見守っていたラッキードローの目玉商品はＪＡＬによる名古屋、バンコク１組往復航空チケットであったが、チケットどころか私や私の友人には何も当たる事はなかった。やっぱりね。うかうかしていたらほとんど何も食べるものがなくなってしまった私達は、帰りに屋台でカオトム（おかゆ）なんか食べて帰路についたのでした。

  2005.07.07

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• 謎の物体

  当分ＹＡＨＯＯのブログと併用してやってみて使いやすい方を残そうと思っているので、今までＹＡＨＯＯでＵＰ済みの記事を転載していきます。6月24日初めてのじぶんのブログを立ち上げた事で興奮しまくっているメオタイです。今日なんか早速パソコン立ち上げて、まじまじと自分のブログに見入る私。ああ。感激。自分の書いたくだらないつぶやきを、もうすでに何人かの方が見てくれているなんて。益々興奮です。今日は試しに写真なんか入れてみたりしてみようと庭に出てみたところ、なぞの物体を発見！！直径８ミリほどの深緑（写真では黒に見えますが）が庭に散らばっていた。な。なに？急いでおやじ（夫）を呼びつけて「これは一体何なのよう」と聞いてみたところ、おやじいわく芋虫のうんちだって。不気味。その落し物の持ち主はうちの庭でももっとも背の高い木の葉についているらしい。と、その時おやじが「ほらほらあそこにいるじゃないか」と指差す方をみたらながさ１２センチ位の巨大な芋虫？幼虫？が！！げー。それはもうごりっぱな芋虫で角もついてるとことか、形や大きさからして蛾の幼虫に間違いはないと思う。しかし大きいな。モスラでも生まれてくるんでないかと言うほどの大きさでした。モスラの子は高い場所にいたのでカメラには収められず。っていうか近くに寄りたくないしね。それにしてもモスラの子は食欲旺盛なようで、うんちは庭中散らばりまくっている。これ掃除するのいやだな。これが自然と共存して生きると言う事なのだな。などとつぶやきつつざっと掃き掃除をさっき終えてみた。掃除をしたらお腹がすいたので昼ごはんにタイ製のカップうどんを食べました。これはちなみに日清のきつねうどん。けっこうイケル故郷の味です。

  2005.07.07

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