WHEN MY NIAGARA MOON TURNS TO GOLD AGAIN♪
ナイアガラ・ムーンは今日この日の30年前、1975年5月30日に発売されました。1975年というと、はっぴいえんどのメンバーそれぞれ素晴らしいアルバムをリリースしている。3月に鈴木茂氏の「バンドワゴン」、(4月にナイアガラレーベル第一弾シュガーベイブの「ソングス」をリリース)5月には、大滝詠一氏本人の「ナイアガラ・ムーン」をにリリース。6月には、細野晴臣氏の「トロピカル・ダンディ」がリリースされた。1995年にもナイアガラ・ムーンはCDとしてリイシューされているが、今回リイシューされた方が自分の好みで95年盤(ボーナストラック6曲)とは異なり、ボーナストラックが14曲あり、解説文も1975年のオリジナルがそのまま入っていて、本人曰くエレック盤に近い音だそうで嬉しい限りである。アルバムのオープニング/エンディングに滝の音が入っています。この滝の音は、山下達郎氏が「滝の音がないとだめだよ」とミックスダウンをしている大滝氏に言い出したが、「もう明日搬入しなきゃならないんだよ」と大滝氏。言いだしっぺの達郎氏が「いいよ、俺がこれから行ってくるから」って5月4日の朝方、GH助川氏と徹夜明けの達郎氏ともう一人と3人で車に乗り込み中央高速で白糸の滝に行き、腰まで水につかり滝の音を録り夜、帰ってきてミックスしてマスタリングし5日に搬入したそうな。(新春放談から)JAZZYな仕上がりになっており、何度聴いてもまた聴きたくなる一枚です。スピーカーを左右別々に片方のスピーカーで聴いても楽しめますし、両方で聴いても楽しめます。この聴き方をするなら、”福生ストラット”がお勧めです。レコーディングには、シュガーベイブのメンバーやココナツ・バンクのメンバーが参加され、また(元)はっぴいえんどのメンバーなど錚錚たるメンバーで行っています。以前、3月21日にもダイアリーには簡潔にカキコしました☆■ ナイアガラ・ムーン ■1,ナイアガラ・ムーン/12,ナイアガラ・ムーンがまた輝けば2,三文ソング3,論寒牛男4,ロックンロールマーチ5,ハンド・クラッピング・ルンバ6,恋はメレンゲ7,福生ストラット(パート2)8,シャックリ・ママさん9,楽しい夜更かし10, いつも夢中11, CIDER’73 ’74 ‘75≡1995年盤ボーナストラック instrumentals≡福生ストラット(パート2)(伊藤銀次氏プロデュースでウルフルズが”大阪ストラット”としてカバーをしています。)あの娘にご用心(沢田研二に提供した曲)楽しい夜更かしハンド・クラッピング・ルンバ(山下達郎氏や伊藤銀次氏の名前も歌詞に出てゴキゲンな仕上がりになっています。)恋はメレンゲナイアガラ・ムーン(DEBUTミックス)≡2005年盤ボーナストラック≡三文ソング(1st version)三文ソング(2nd version)論寒牛男ロックンロールマーチ(take1,take2)ハンド・クラッピング・ルンバ恋はメレンゲ福生ストラット(パート2)シャックリ・ママさん楽しい夜更かしいつも夢中朝からゴキゲンジダンダ(unissued)夜の散歩道Niagara Moon2005年盤は、レコード・コレクターズ(以下レココレ)を読んで下さいね。ナイアガラ・ムーンに関してもっと詳しく4月、5月号に記載されています。大滝詠一マニアな萩原健太氏のナイアガラ・ムーン全曲ガイドや強烈なグルーブ感を生み出した参加ミュージシャンたちの抜群な演奏力の凄さを読んでもまた感じられます。