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2010.12.12
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カテゴリ:杵築市 散策
  冬空の下、ひっそりとイルミネーションだけが輝く 無人駅。 クリスマスツリー きらきら

   周辺には街灯もほとんどない 暗闇の中に 
   蛍光灯とイルミネーションの光で この場所だけは 華やいだ雰囲気に。

   ここは、今年で駅開業 100周年を迎える JR日豊本線 「立石(たていし)駅」

JR日豊本線 立石駅 駅開設100周年




   このイルミネーションは、最近毎年 この地域の立石振興会「壁の会」の方々によって
   年末~年始にかけ 毎年、テーマを変えながら
   駅の利用者に楽しんでもらおう・・と、このイルミネーションを始められたそうだ。

      今年のテーマは、「祝! 駅開業100周年

JR日豊本線 立石駅 駅開設100周年



   車が一家に一台 車・・となる前の移動手段は、近郊へはバス、バス 遠方は鉄道。 電車
   昭和の時代には、たくさんの乗降客で賑わったこの駅も
   時代の流れには勝てず、乗降客の減少と共に 停車本数も減少。下向き矢印
   負の相乗効果か? 今となっては、昔の賑わいの面影すらない。


   現在では、普通電車停車が 約一時間に一本の割合
   改札も無人となり、特急列車は通過するのみ 新幹線

JR日豊本線 立石駅時刻表 2010.12




    立石駅開業は、明治43年(1910) 12月。 ちょうど100年前。 
    現在の駅舎は、1965年(昭和40年)建てられた。

    この駅の上り側には、当時 補助機関車の連結をしないと登れない難所の立石峠。
    下り側には、大正~昭和初期にかけて、一時は 生産量日本一とも言われる
    「馬上金山」があり 掘り出した金鉱石を精錬所まで運ぶ 引き込み線があった。

    当時は、重要な役割をもつ 主要駅であった。 

    開業当時に、100年後の 寂しくなった姿を誰が想像しただろうか・・・
    今では、車が一人に一台という時代。
    車移動が主流となり、この場所だけは 時代に取り残されてしまったようだ。



    今日も、下りの最終電車がホームへ。
    しかし、誰ひとりホームに降り立つ人もなく  電車は発車してしまった。

    一人ホームに立ち、静かに 「祝! 開業100周年」を 祝うのだった。  

JR日豊本線 立石駅 駅開設100周年

  


JR日豊本線 立石駅 祝! 100周年







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最終更新日  2010.12.12 17:25:18
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