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テーマ:サッカーあれこれ(19860)
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岡田監督というのは、不思議な監督だ。
何人もの岡田監督を知る人が肝の据わった人物という評をしている。 采配の良し悪しは抜きにして、開き直った選手起用が功を奏した。 トップはこれまでの積み重ねてきた積み木を全て取っ払って、本田に託す。 1試合前の初めて試したフォーメーションを本番で使うのだから、恐るべし胆力! 本田のフィジカルの強さ。効いてましたね~。 多くの評論家も本田の1トップは、提案してませんでしたからね。 俊輔と本田の併用か、どちらかという論評の中での、この抜擢。 正直、ただ走り回るだけの岡崎に比べて、効果大でした。 そして、サイドの二人。 松井と大久保の縦への推進力は拍手もの! 松井はタメを作れアクセントを。大久保も、突破力で。 この二人をサイドで同時起用したことも記憶の中では、なかったような気が します。 この3人の距離感もよかったです。 あれだけ走れば、90分持つわけがないっすね。 特に松井サイドは、機能してましたね~。 ボランチの長谷部と阿部のバランスも絶妙。長谷部が前目。阿部がバランサーとして、エスプリの効いたポジショニング。効いてましたね。 長谷部のトー気味のシュートなど、ブンデスリーグの経験値の高さでしょうか。 レッズ時代では考えられないゴール意識の高さ。 結局は、走れる選手・体を張れる選手・闘える選手が大事でしたね。 W杯では、この3つが揃った選手が重要だと改めて実感。 曲芸的な選手よりも、基礎的なものを持っている選手が軸になるという事。 ただ、展開を一気に一人で変えられるスペシャルな選手が絶対に必要に なってくる訳で、その一人を俊輔ではなく、今のところ本田に託したという事 でしょう。 先制を許した試合では、俊輔が必要になってくる試合がきっとくるでしょう・・・。 理想的な展開の中で、矢野を使える場面が来るとは、正直、思いもしませんでした。 本田が言うとおり、本田は持ってますね。(笑) これだけ押された展開の中で、ゴール以外にも、しっかりミドルを打っていたあたりのゴールへの意識の強さは素晴らしい。 醒めた目で見ると、あまりにもカメルーンが酷すぎたとも言えるんだけど、 嬉しかったので、久々にUPしました。 オシムさんの言葉を借りれば、日本人の勤勉さ(集団性)がよく表れた試合だったと言えるかもしれないですね。 きっと、喜んでくれているでしょう。 当然、本田がMVPとして、決して個人的には世論通り岡田評は良くはないけれども、このFW起用という博打に近い起用(抜擢)を決断した岡田監督の決断力に拍手を送りたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.15 06:59:40
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