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欧州生活16年目 - 伊・独・私の三角関係 -

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mezzana

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2005年04月08日
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テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:イタリア生活
イタリア男はマザコンである、と聞いたことのある日本人は少なくないだろう。
困ったことがあればすぐに「マンマに聞いてみよう!」だし、
旅行に行けば毎日のように「マンマはどうしてるかな?」と携帯電話を
取り出す始末。彼女へのプレゼントを買わなくちゃならない時は
マンマについて来てもらうし、一緒にスーパーに買い物に行くときは
荷物を持ってあげたりもする。

でもイタリア男は単に甘えっぱなしではなく、マンマのことを
ちゃんと見守っていて、マンマの方に困ったことがあれば
すぐに手を差し伸べてあげる優しさも備えているんだな。

上記の電話の件では単に「家で何か困ったことが起きていないだろうか」
と考えて様子を聞くために電話しているんだろうし、スーパーの件では
車の運転をしないマンマが自分たちの食事のためにスーパーに行く時は
手伝ってあげたい、という気持ちの現れなんだろうと思う。

赤ちゃんの時からマンマにたっぷりの愛情を注がれて育った
イタリアの男の子たちは、子供の時のまま、愛情いっぱいのイタリア男に育った、というだけのことだろう。

これはマザコンというよりは、日本での母と娘の関係に近い、と私は感じる。

日本で娘が母親とスーパーで買い物してたって、「お母さんに電話してみよう」
と言ったって、誰も何も言わないものね。
ただ単に、日本では「男は男らしく」という考え方があるので、
常に強くあるべき日本男児はお母さんをフォローしたい時でも
恥ずかしさが先に立ってそれを素直に表現できないのだろう。
こういう日本らしい考え方がもし存在しなければ、
日本にもイタリア風「マザコン男」が多数存在することになったかもしれない。

ちなみにイタリアには、夏のバカンツァのために2ヶ月間海辺の別荘に
滞在していたマンマに電話をして「マンマ!僕の着る服がないじゃないか!!!」(自分ひとりでは洗濯もアイロンかけもできないので持っている服を
着尽くしてしまったという意味)と怒鳴り散らし、おまけに自分の
シャツに折り目がつくのを嫌う彼はマンマにアイロンを
かけた後のシャツをハンガーにかけたまま職場に持ってこさせた、
というツワモノもいる。
やつはいくらなんでも本当の意味での「マザコン」だろうな…。

あ、マンマに優しいイタリア男たちは彼女や奥さんにも優しいですよ、念のため♪






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Last updated  2005年04月08日 22時29分30秒
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