新月通信 

2005/12/22(木)07:36

冬至の太陽

占星術(295)

今、たった今、うちの南の窓から、 冬至の日の太陽が昇りはじめました。 オレンジ色で、とても神々しい。 とっても寒く、日本各地で雪が降っているみたい。 うちの窓にも薄氷が張っているぐらいだもの。 今日は一番お昼が短い日。 でも、今日から、春に近づいていくのです。 「一陽来復」っていう日本語があります。 「陰が極まって陽が生ずる」『周易本義』より そう、今日から、日の光が伸びるのです。 春へ向かって、少しずつ明るくなるのです。 占っていても、そう。 とても落ち込み、これ以上の不幸はないと思うほど、 悲嘆極まりない状況の人がいます。 私にできることは、声をかけたり励ましたりすること、だけ。 「私なんかまったく用をなさない・・・」 と自分の無力さに腹立ち、限界を感じる「とき」です。 「救ってあげる」などというおこがましいことはできませんが、 せめて「何らかの役にたちたい・・・」 私は「一緒に泣いてあげる」「一緒にいてあげる」ことしかできません。 でも、「一陽来復」 もう、これ以上、落ちることはないんだから、 下がり切ったら、これからは上がるしかないんだから、 と相手にも言い、自分にも言い聞かせます。 生きていたら、きっといいことあるよ。 最低ラインは切ったから、谷底は見たから、 これからは上がるっきゃないよ。

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