2005/12/22(木)07:36
冬至の太陽
今、たった今、うちの南の窓から、
冬至の日の太陽が昇りはじめました。
オレンジ色で、とても神々しい。
とっても寒く、日本各地で雪が降っているみたい。
うちの窓にも薄氷が張っているぐらいだもの。
今日は一番お昼が短い日。
でも、今日から、春に近づいていくのです。
「一陽来復」っていう日本語があります。
「陰が極まって陽が生ずる」『周易本義』より
そう、今日から、日の光が伸びるのです。
春へ向かって、少しずつ明るくなるのです。
占っていても、そう。
とても落ち込み、これ以上の不幸はないと思うほど、
悲嘆極まりない状況の人がいます。
私にできることは、声をかけたり励ましたりすること、だけ。
「私なんかまったく用をなさない・・・」
と自分の無力さに腹立ち、限界を感じる「とき」です。
「救ってあげる」などというおこがましいことはできませんが、
せめて「何らかの役にたちたい・・・」
私は「一緒に泣いてあげる」「一緒にいてあげる」ことしかできません。
でも、「一陽来復」
もう、これ以上、落ちることはないんだから、
下がり切ったら、これからは上がるしかないんだから、
と相手にも言い、自分にも言い聞かせます。
生きていたら、きっといいことあるよ。
最低ラインは切ったから、谷底は見たから、
これからは上がるっきゃないよ。