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雨風しのいで♪建物よろず物語

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カテゴリ:現場の出来事
大切な建物、20年、30年・・末永く暮らしていたいですよね。

 長持ちさせるには最初が肝心。適切な工事管理で寿命が決まります。
いい加減だと経年劣化が早く現れ、思いがけず補修費用発生してしまい瑕疵扱いもスムーズに・・とはなかなか行かないものです。

とは言え工事着手したら専門的な内容なので疑問が湧いても

「こんなもんですよ」・・「!?」

と言われれば判断しようがない。そこでチェックするのに最適なものは・・
 一番いいのは設計図書の特記仕様書にある一般事項の施工基準優先順位に示される図書(「建築工事共通仕様書」と書かれていることが多い)。なにも書いてなければ(それは問題なような気がしますが・・)

国土交通省大臣官房官庁営繕部監修
「公共建築工事標準仕様書」(社)公共建築協会・・がお勧めd(^^)!


 ちと難しいかもしれませんが建築屋さんのバイブルみたいなものです。公共工事のために作られた本なのですが一般の建築工事にも広く使われています。かく言う私も「3回読破して暗記しろ!」と時の上司に言われたものでした。

 設計図書に施工標準について何も書かれてなかったら、営業さんや現場監督さんに「共通仕様書は建築工事共通仕様書(現:公共建築工事標準仕様書)でしたっけ?」と聞くと「はい」なんてあっさり言うかもしれません。あとはその本に書いてある数値や手順を確認していくだけです。

 各工事のルールなんかがキッチリ書いてあります。鉄筋の配筋検査なんかはこれを片手に検査したものでした。(足元があぶなくなりますからマネしないでください・・A^^;)

 施工をする際の基準は何を使うのか・・確認したい事項のひとつです。
こだわりは建物を長持ちさせるエッセンス・・がんばりましょうd(^^)!

http://www.pba.or.jp/PBA/pubguide.html#0116





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Last updated  2005.09.19 20:02:33
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