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テーマ:家を建てたい!(9915)
カテゴリ:ライフサイクル改善
建てる時も建ててからも木材は呼吸しています。
水分を多く含んでいる木材はカビを繁殖させて耐久性や強度を著しく低下させてしまいます。とはいえ天然素材ですから水分がまったく無いってことにはなりません・・ではその分岐点は 木材の含水率は20%が判断基準です。 木材は周辺環境の温度差や湿気に敏感に反応、湿気がいつまでも滞留しているとその水分を吸い込みます。一般に含水率が20%を超えると木材腐朽菌が繁殖するといわれています。この菌はカビの胞子をエサにして木材成分を分解してしまうワルいやつなんです。 圧縮強度についても含水率30%から水に浸っているようなものまでは一緒で乾いてくるとドンドン強度が上がってきます。では乾けば乾くほどいいかといえばそこは天然素材・・自然乾燥で14~15%にもっていくのに20年ぐらいかかってしまいます。人工的に乾かしても割れてしまうのがオチです。 多少の誤差を考えて20%以下なら強度の基準も満たしますのでを十分といえるとこなのですd(^^)! 新築時に含水率が20%以下でも安心しててはいけません。 建て方時に雨が降って濡れてしまっても含水率20%以下を維持できれば問題ありません・・が、せっかく含水率を抑えてても完成して生活していく中、結露なんかで湿気を滞留させてしまうとその水分を吸い込み知らない間に含水率をあげてしまうことがあるんです。そうなると建物の寿命がいっきに縮まってしまいます。 建物内部や基礎周り・・湿気が滞留しないようにしましょうd(^^) 換気をこまめにしてカラっとさせとくと建物は長生きします。 浴室なんかで湿気が滞留しやすい状況なら浴室乾燥機を検討してみてください。 また万が一、工期の関係で含水率高いまま施工してしまってても後でしっかり乾燥させてやれば甦ります・・木材は呼吸していますd(^^)! 大切な資産、生活のリズムの中で計画換気、いっときましょ(o^-')b お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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