カテゴリ:旅行
飛行機の前輪があさっての方向を向いてしまって、まともに着陸できない、という非常事態になってしまったものの、奇跡的に?けが人もなく、ロサンゼルス空港に着陸した、という事件があった。
一つ間違えば、大事故に発展していたかもしれないこの事件、本当によかった、けが人も出ず。 この事故がJetBlueという航空会社の便で起こったということで、他の航空会社では考えられない事態が実は機内で起こっていた、というのが興味深い。 JetBlueは数年前にできた、中距離を専門とする航空会社。労働組合がないのも特色であり、消費者からしてみると、飛行機には他の会社と違う大きな特徴がある。 1 全席エコノミー。ビジネスもファーストもない。 2 全席革張りの椅子。これはけっこう乗り心地いい。 3 全席ディレクトTVの番組が見れる。ただ。 私も何度か乗ったことがある。 運賃がかなり安い。安い時間帯ならば、西海岸(ロスとかサンフランシスコ)から東海岸(ニューヨーク)でも99ドルでチケットが買えることもある。 今から乗る、といっても、安いチケットがある。普通の航空会社なら、今から乗るなら「正規料金しかありません」とかなんとか言って、高い料金のチケットしかないが、JetBlueではそんなことはない。席がある限り、大金を吹っかけられることはない。 私の子供たちはテレビが見られるので、JetBlueが飛んでいるところなら、「JetBlueに絶対に乗りたい!」と言う。 そんな機体でおこった事故。 信じられない事態が事故当時機内で起こっていた、というのは、この事故の様子は、テレビで中継されていたのだが、そのテレビ放送を機内で乗客がみな見ていた、というのだ。 数年前、この会社が創立されて間もないころ、初めてJetBlueに乗ったら、なんと、社長さんと乗り合わせた。 彼は席の前の方に立って、スピーチを始めた。 「本日は、僕の会社の飛行機に乗っていただき、ありがとう!」と。 それから、乗客一人一人と話をした。もちろん、私も話をした。 JALやANAでこんな光景は考えられるだろうか。 きっと社長さんたちは、自分の(会社の)飛行機のファーストクラスでゆっくりされていることだろう。 とにかく、事故でだれも怪我をしなかったのは本当によかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.09.23 06:12:13
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