ポスティングシステムでの米大リーグ入りを目指す楽天の岩隈投手に対し、マリナーズ、レンジャーズ、アスレチックスの、少なくとも３球団が入札を行ったことが、米メディアで報じられました。


正式な入札金額、最高入札球団は明らかにされていませんが、昨年１月から楽天と業務提携を結ぶアスレチックスが獲得に積極的だったようです。しかし、アスレチックスは先発陣が充実しており、岩隈を野手補強のためのトレード要員として獲得するのでは？との話があります。


つまりアスレチックスは岩隈を獲得したら、岩隈を即他チームの強力打者とのトレード要員として利用するということです。日本では絶対考えられませんが、なんか人買い商売みたいですね・・・。


そんな中、楽天は米大リーグ球団から提示されている入札額を受諾するそうです。入札額が希望額を上回っていたとみられ、球団関係者によると、楽天は８日にも日本野球機構を通じて大リーグ機構に受諾の意思を伝えるそうです。


岩隈本人は「自分は球団が正式に決まるのを待つだけ」と話していますが、あちらのやり方で変なチームに入って、岩隈投手のせっかくの実力が発揮できない結果になるのだけは避けて欲しいです。


ホームＫスタで秋季キャンプ中の星野監督は、「自分のチャレンジだから周囲が止めてはいけない。会社が認めたなら従うしかない」と岩隈流出に複雑な心境を明かしました。その反面、さっそく星野節を披露し、Ｋスタ大改造計画を提案したそうです。


練習中に星野監督が、外野スタンドを指さし「あの緑色の所はなんや？」と指摘しました。外野スタンドの人工芝が敷かれた一角で、通称楽天山と呼ばれている場所です。こちらに席は無く、自由席でシートを敷いて観戦する親子連れなどが多くいます。近くに遊具もあり、じっとしていられない小さなお子様がいる親子には、なかなか良い観戦場所ですよ。


星野監督はその楽天山に対し「山じゃない。楽天ヒルズやろ。ゴールデンヒルズでもいいな」と改名指令を出しました。


さらに「あそこを平らにして、バーベキューをできるようにしたらどうや？子供たちを招待して、誕生日会をやってもらったらいい。俺がケーキを差し入れてな。スクリーンを使って、選手からお祝いのメッセージを流してもいい。いい思い出になるよ。色んな案が出てくるな。って、俺は営業マンか！」と１人でノリつっこみまで披露し、周りを笑いの渦に包んでいたとか（笑）。


楽天山を整備する話は以前からあり、費用対効果の問題で延期されていましたが、星野監督の後押しがあれば、大改築も現実味を増しそうです。「勝った負けただけじゃない。色んな野球の楽しみ方がある」という監督兼営業マン？の星野さんが、来季は盛り上げてくれそうですね。


でも勝つ試合が一番楽しいですよ、星野監督（笑）。


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