「日本沈没」「復活の日」「さよならジュピター」など壮大なスケールのSF小説で知られる作家、小松左京さんが肺炎のため死去しました。80歳だったそうです。


小松さんの代表作といえば、やはり「日本沈没」ですよね。原作の小説は見ていませんが、東日本大震災を経験した後にリニューアル版を見ましたが、現実と重なり、かなりリアルさが伝わってきました。


地震による火事、津波から逃げ惑う人々、被災地に派遣される自衛隊員、大量の自衛隊車両、福島第一原発事故で活躍したハイパーレスキュー隊、緊急地震速報のような地震探知機・・・どれもこれも自分の目で見たものばかりでした。


そして、自分のことしか考えず、早々に日本から脱出する政治家、官僚たち。逃げはしなくても、自分のことだけを考え、国民を守る気がサラサラ無いのは同じですね。オリジナル版は、子どもの頃見ましたが、リニューアル版の人間愛とは違い、リアルでかなり恐怖した記憶があります。


小松さんは東日本大震災の惨状に胸を痛めていたという。亡くなる直前には、「今は大変な時期かもしれないけれど、この危機は必ず乗り越えられる。この先、日本は必ずユートピアを実現できると思う。日本と日本人を信じている」と、未来への希望を語っていたそうです。小松さんのご冥福をお祈り致します。


放射能汚染とは長い付き合いになることは明白ですが、物質・材料研究機構の元素戦略材料センター 資源循環設計グループは、使用済テレビのブラウン管ガラスの破砕くずが、放射線の遮蔽に有効であることを確認したそうです。


難しいことは分かりませんが、タイミングが良いことに地デジ化で不要になったアナログテレビが大量にあるはずなので、そのブラウン管を利用して、放射線を遮蔽できれば、一石二鳥ですね。


さらに放射線遮蔽板として販売できれば、原発事故現場、学校や自宅などで利用することにより、放射線から人体を守ることができそうです。このような研究開発をどんどん行ってもらい、少しでも原発事故前の生活に戻れるようにしてもらいたいものです。


原発を廃止するか否かで今も議論が行われていますが、原発を止めても、「核のゴミ」はなくなりません。その「最終処分場」には、日本全国、どこの自治体も手をあげていないのですが、当事者たちの知らないところで、候補地選びが進められているそうです。詳しくは、こちらをご覧下さい。


やはり、核廃棄物を処理する「最終処分場」の計画は既にあるようですね。安全対策もままならない全原発に、使用済燃料棒を大量に保管しておくよりも、どこかで集中管理するのが一番安全なのは分かります。


しかし、福島第一原発の事故で、核の恐ろしさを目の当たりにした後で、どこの自治体が受け入れてくれるのでしょうか？核燃料最終処分場の誘致で、雇用1年2800人、30億円の税収があると言われていますが、はたして手を上げる自治体はありますかね。


おそらくですが、モンゴルからも受入を拒否された今、政府が一番の候補地としているのは、福島だと思います。３０ｋｍ圏内の避難区域を解除せず、そのエリア内に「最終処分場」を作ろうとしているような気がしてなりません。


そんなことをしたら、地元福島はもとより、隣県住民も黙ってはいませんが・・・。


ドイツ気象台の放射能拡散予測ですが、本日７月２９日を持って終了予定です。こちらをよく読み、継続の要望依頼をメールするよう、ご協力お願いします。



すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m