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みっちャん

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2011年12月14日
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福島県は、福島第一原発事故による福島県民の外部被ばく線量について、1727人のうち、原発作業員ら放射線業務に従事していない一般住民で、最高の被曝線量は14.5ミリシーベルトと発表しました。


御用学者の山下俊一福島県立医科大副学長は「この値からは健康影響はないと考えられる。ただし、放射性ヨウ素の影響はわからず、甲状腺検査など県民の健康を長期間、見守っていくことが大切」と話しています。


「県民の健康を長期間、見守っていくことが大切」ではなく「県民の健康を考えると早期避難が大切」という発言は彼から聞くことはないのでしょうね。この被ばくし続けるのを見守る?スタンスは、いつになったら変わるのでしょうか。


環境省が、除染に携わる自治体や市民向けに、効果的な除染の手順や除染で出た土の保管方法などをまとめたガイドラインを作成したり、除染ボランティアを募集したりしていますが、「河川は住宅地の除染が進んだ段階で検討する」とあるように、除染による河川などへの二次汚染が懸念されます。


除染ガイドラインにもあるように、除染の基本は取り除く、洗い流すです。すでに雨などによって河川には放射性物質が集まり、川底の泥などはかなりの汚染が確認されています。生活圏の除染が最優先とする国の方針は理解できますが、今後汚染された河川をどのように除染するのでしょうか?


山林もそうですが、河川の除染は膨大な費用と労力が必要です。必要と言うよりは現実問題除染が可能かどうかも分かりません。河川の除染が進まなければ、川に住む魚などの生物が汚染され、さらには海に流れ出るため、近海の漁業にも影響するでしょう。


そうなれば、食物連鎖の頂点に立つ我々人間に影響を及ぼす可能性が高まります。家は除染して線量が下がったけど、食べ物から被ばくしては何の意味もありません。


放射性物質は半減期が長い物質が多いので、自然界ではすぐに消えません。ですから昨日も書きましたが、どこかに貯蔵施設などを作って長期的に保管(寄せる)必要があります。しかし、高線量の汚泥を埋め立てに使用したり、セメントの材料にしたりすれば、汚染はさらに拡大する可能性があります。


つまり、寄せる場所、方法を間違えると、さらなる汚染が発生することになるのです。環境庁は河川の汚染を甘く見ていますが、私は逆に長期的な被害が続くと考えます。家は住まなければ、もしくは別の場所に住むことによって被ばくは防げます。


しかし自然は一度壊してしまうと元通りに戻すことは人間でも至難の業です。それは今まで人間が自然を破壊してきた歴史を見れば明らかです。除染すれば帰れるという安易な発想から生まれた除染作業ですが、選択肢は本当に除染だけなのでしょうか?


こちらにニューヨークタイムス誌を一部和訳されているものがあります。当初から福島の除染作業を率先して行っている東京大学アイソトープセンター所長の児玉龍彦氏は「私は福島を救うことは可能だと考えています。ただし、避難した住民の多くは、それが生涯の内には叶わない、ということを受け入れる必要があります。」と語っています。


つまり、本格的な除染を開始したとしても、長い月日が必要となります。政府は短期的な予算は想定しているようですが、そのような考え、覚悟はあるのでしょうか?政府が本当に「はい、家を除染しました。どうぞ戻って住んで下さい。」という考えでいるのであれば、それは間違っているし、そのような中途半端で終わる除染に多大な費用をかける必要はありません。


政府が避難住民を戻そうとする目先の除染で、今後さらなる汚染、被ばくを引き起こさないよう祈るばかりです。


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最終更新日  2012年01月13日 14時10分32秒
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