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ロシアに来ております。
しかも、初ロシアがハバロフスクという、渋さです。 ハバロフスクとは、ロシアというより、アジア、といっていいほど極東の地にあり、空路は新潟から、小さなロシア製の飛行機で1時間半のフライトで着く近さです。 しかしながら、新潟空港から、この異空間への旅は始まりました。 真っ青な空をさえぎるものの全くない新潟空港のゲートをくぐり、 出発時間を待つあまりにも心細い小さい機体を見たときに、 心のそこから、 ”頼むよ。しっかりしてくれ。” と、飛行機に語りかけ、機内に乗り込むときに出会った整備士さんが日本人だったことに心から安堵して、 ”大丈夫ですよね?” と、聞きそうになり、いざ乗り込むと、待っていたのは想像を絶する風景だったのです。 手に手に雑誌やらを持って、扇ぎつつける乗客たち。 一歩足を踏み入れたとたんの、サウナのようなむっとした空気。 とびかうハエ。 全てが、海外にむかう国際線に対する、私の常識をくつがえすものだったのですから。 道聞かれ顔にだって、にこりともしないスチュワーデスの間を縫って、ようやく席にたどりつき、 座ったときには隣の夫は体中から玉の汗を吹き出し、 気温38度はあろうかと思われる密室の暑さと戦い始めることとなりました。 これは、確かに熱射病の条件を全て満たしている! 今まで感じたことのない、危機感の中で、目をつぶり体力の消耗を防ぐ私。 すでに、通路上で汗をふいたハンカチを絞り始めている夫。 窓につくハエの死骸が気になって仕方ない娘。 どうなる? 道聞かれ顔一家! つづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 20, 2005 09:23:07 PM
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