オジサンの独り言(生活・酒・ダイエット等の話)

2006/09/08(金)16:13

怠け者は、怠け者。適当な病名で誤魔化すな

家族の風景(136)

  日本小児心身医学会が、中学生の約1割に見られ、不登校の原因にもなっている「起立性調節障害」の診療指針を作成した。同障害は思春期特有の自律神経失調症で、朝は立ちくらみや頭痛で起きられないが、午後には回復することから「怠け病」ととられることも多いという。   私は、怠け者の行動を細分化して、それが病気だからきちんと治療を施すべきだとの見解には反対しない。  でも、怠け者は怠け者なのだから、怠け者には、キチンと、「あんたは病気ということだから仕方ないけど、普通に見れば「怠け者」にしか見えないから、私は、怠け者だと思っている。」といわせてください。   中学生では、不登校だとか「さぼり」で済ますのでしょうが、思春期特有の自律神経失調症だといいながら、そのまま大きくなって、運が悪くて我が職場に配属されたら、回りのスタッフがたまらない。現実に、そのようなスタッフはいる。いろんな理由をつけて、始業時間に出勤できないのだ。   昔の童話や落語のネタでもあるように、朝が弱いお寝坊さんの怠け者は、昔からいるではないか。   そういう「怠け者」の行動所作を細分化して、病気にしてしまうのも、そのテの学会の先生方の仕事というのであれば仕方ないが、社会的には「ダメ」の烙印を押させてほしい。社会に入ったら、責任をもってチームとして働いてほしい。そうでなければ、その怠け者の分まで割を食って働いている多くのスタッフが、やり切れませんから。   怠け者が仕事をするとミスが多くて、その尻拭いをすることになる。そのほうが余計に時間がかかるし、クライアントに迷惑がかかる。   私は、彼に「怠け者」の烙印を押した上で、我がスタッフにいうのである。   「怠け者の彼が抜けて実動の人数は少なくなるけど、ここは一つ、残った私達で、ココ一番の頑張りで、この難局を乗り切ろうではないか。そして、自分達が納得できる仕事を貫徹しようではないか。」 ===== 読売新聞 「起立性障害は怠け病じゃない」心身医学会が診療指針  中学生の約1割に見られ、不登校の原因にもなっている「起立性調節障害」の診療指針を日本小児心身医学会が作成した。  同障害は思春期特有の自律神経失調症で、朝は立ちくらみや頭痛で起きられないが、午後には回復することから「怠け病」ととられることも多い。  学会では「身体疾患であることを教師や親に正しく理解してもらうきっかけになれば」としている。  指針の作成にあたった田中英高・大阪医大助教授によると、起立性調節障害の子供は優等生タイプが多く、親らの要求に応えすぎてストレスをためやすい。ストレスが自律神経の働きを鈍らせ、特に立ち上がった時に脳や身体への血流が低下して「朝起きられない」「脈拍が速くなる」などの症状が現れ、約4割に不登校が見られるという。  指針は一般の小児科医向けに、起立試験(寝ている状態から立ち上がるテスト)の方法を解説。血圧や脈拍の変化の様子によって症状を四つに分け、身体的重症度を3段階で判定する。さらに「学校を休むと症状が軽くなる」など六つの設問(表)で、心理的な要因の関与を判断する。  治療では、まず病気の正しい理解が大事で、日常生活では〈1〉ゆっくり立ち上がる〈2〉早寝早起き〈3〉日中は横にならない〈4〉塩分と水分を多めにとる〈5〉軽い運動をする――などに注意するよう助言している。この指針は8日から東京で開かれる同学会で発表される。 (2006年9月7日14時47分 読売新聞) 人気blogランキングへ ←よければクリック

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